【バーチャルデート】沖縄で地下アイドル活動後、東京へ ~熱狂ガール06 南風見永花さん

夏。じんわり肌が汗ばむ夕方。まだ日が長いので、早めに仕事を切り上げれば日没まで時間がある、そんな日。仕事終わりの待ち合わせに向かうと、浴衣で迎えてくれたのは南風見永花(はえみえいか)さん(Twitter @haemi_eika)。沖縄県那覇市出身の彼女は、カメラを向けると照れてはにかむ。 沖縄にいた頃は、地下アイドルグループの一員として歌って踊ったり、イベントの司会をしたり。東京に来てからもテレビ出演やラジオパーソナリティとして活動している……とは思えないような、シャイな女性だ。 


浴衣で浅草デート

雷門から浅草寺へ向かう。海外からの観光客らしき人が多く、いろんな言葉が聞こえてくる人混み。永花さんは緊張しているのか、少し距離をとって、こちらを気遣いながらゆっくりと歩く。

雷おこしのつまみ食いをしたり、のんびりとお散歩。

「浅草といえば、揚げまんじゅうですね」とつぶやくので、「じゃあ買おうか」と言うと、瞬時に顔がほころんだ。「やったあ、いいんですか!」。

嬉しそうにかぶりつく。「おまんじゅうが口の端についちゃう……」と、無防備な顔で頬張っている。

笑うと女性の二階堂ふみさんに似ているね、と言うと、「よく言われます」と照れた。そう言えば、二階堂ふみさんも那覇市出身だった。

お参りをして、ちょっと休憩。

下駄で歩いていると、足が疲れないだろうか? 浴衣は夏の彩りだけれど、少し心配になる。しかし永花さんは「大丈夫です!」と笑う。

学生時代はハンドボール部。沖縄はハンドボールの強豪で、永花さんもボールを追いかける日々を送っていたそうだ。ダンスも踊るし、細身の体だが体力はあるのかもしれない。

浅草寺を西へ抜けて、花やしき通りへ。

浅草「花月堂」のジャンボメロンパン、ストリップ劇場「ロック座」、「花やしき」のお化け屋敷、「ホッピー横丁」、人力車、道端の大道芸、似顔絵、スターの手形……。浅草には見所がたくさんある。

夏の間は浴衣で来ると、落語が割引になったりするのでおすすめだ。「ロック座」はストリップ劇場だが、カップル割引もある。ディープスポットが多く、一緒に歩いているだけでワクワクできる大人の街。

「あれなんだろう?」「ちょっと食べ歩きしようか」「見て見て、こんなお店があるよ!」

ひとつ通りを曲がるたびに、発見がある。

ときどき寅さんの顔ハメ看板でポーズを取ったり、お芋屋さんで作り物のサツマイモを手に取り電話機のジェスチャーをしたり。はにかみながらもちょっとお茶目。大人っぽくてシャイな雰囲気の中に、遊び心がたっぷりとある永花さん。

数万円を握りしめ、沖縄を離れてから1年半。今は、実家に仕送りをしながら、新しい東京での生活を楽しんでいる。

最近はじめたのはお笑いコント。"テレビのおかず"という6人グループを組み、紅一点で活動している。そこでの永花さんの名前は『てだこ』。沖縄の言葉で『太陽の子』という意味だ。元気で明るい永花さんのイメージからつけてもらった。

「お笑いコントは初めてだけれど、ひとつの分野だけでなくいろんなことに挑戦して成長したい。10月からはYouTubeなどでも配信していきます。私自身も知らない、新しい自分と出会えそう!」

いずれは、沖縄でやっていたようにイベントの司会の仕事を増やしていきたい。エンタメ系も、真面目なものも、どちらもできる人を目指す。理想はTBS『王様のブランチ』の「買い物の達人」コーナーで10年間レポーターをつとめていた鈴木あきえさん。彼女の、男女ともに愛され、満面の笑顔で盛り上げながら一歩引いた気配りを欠かさない魅力に憧れる。

明るく気のきく永花さんなら、出演者やお客さんなどいろんなところに気を配る司会業は向いてそうだ。

いつの間にか、日が落ちていた。浅草寺に戻ると23時までライトアップされているそうだ。オレンジの光に浮かび上がる本堂と五重塔は、ここが東京の真ん中だということを忘れさせる。京都か奈良か、はたまた幻想的な夢の世界のような非日常。

仕事を忘れて、ゆっくりと夜が更けていく。

南風見永花  
Twitter:@haemi_eika,
 Instagram:@eichamoon


dit & Text=河野桃子 Photograph=田島雄一 Hair & Make-up=三輪昌子 


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