各誌が絶賛! 最高のビキニ女神【マッスル美女49】

健康志向が高まり、身体を鍛える人が増えている昨今の韓国。各地で大小さまざまなボディビル大会や“美ボディコンテスト”が開催され、ここで栄冠を手にした美女はタレント顔負けの知名度を誇っていたりする。そんな健康美をもつ“マッスル美女”たちをシリーズで紹介する。

ボディメイキングに目覚めたきっかけとは?

まさに“フィットネス界のスーパースター”だ。

関係者をそう唸らせるホン・ユジンがその名を知らせたのは、昨年開催された韓国最高峰のフィットネス&ボディビル大会『マッスルマニア』だろう。4月の上半期大会ではミス・ビキニ部門2位を獲得し、続く9月の下半期大会では同部門で見事1位を獲得。世界大会の切符まで手にして一躍注目を集めた。

圧倒的な美ボディから、メディア各紙はホン・ユジンを「2019年最高のビキニ女神」と称賛。現在はパーソナルトレーナーとして活動する彼女だが、韓国のフィットネス専門誌『MAXQ』ではたびたび表紙や特集ページを飾るなど、フィットネス・モデルとしての活躍も目覚ましい。

そんなホン・ユジンだが、もともとはどこにでもいる普通の会社員だったそうだ。彼女がボディメイキングに目覚めたきっかけは、一体なんだったのか。

「学生の頃は陸上部に所属していて、学校の代表選手として多くの大会に出場しました。それがいざ社会人になると、慣れないデスクワークと度重なる会食であちこちに贅肉がついてしまって…変わっていく体型に危機感を感じて、朝の出勤前にジムで有酸素運動と筋トレをすることにしたんです」

スポーツ漬けの学生時代を過ごしただけに、生活環境の変化が与える影響も大きかったのだろう。ジム通いが日課になってからは、見る見るうちに身体が引き締まっていったという。トレーニングにのめりこんでいった彼女は、いつしかフィットネス大会でステージに立つことを夢見るようになった。

「そもそも体育会系なので、努力を形にすることにやりがいを感じるんです(笑)。大会への出場を決めてからはトレーニングメニューを見直して、食事管理も徹底しましたね。間食は一切せず、ファーストフードや夜食は控えて、代わりに野菜や果物を食べました。空腹の状態だと食欲も増すので、なるべく決まった時間に少しずつ食べることを心がけました」

着々と大会に向けて美ボディ作りに励んだホン・ユジンだが、その過程で思わぬ事態も起きたという。身体に異変を感じて病院で検査を受けた結果、“子宮頸がん予備軍”と診断されたのだ。

「大会準備期間に気分が優れない状態が続いて、子宮に腫瘍が見つかったときは目の前が真っ暗になりました。だけど、“『マッスルマニア』に挑戦する”という目標が、ここで絶望するわけにはいかないと思わせてくれたんです。治療を続けながらも自分の身体と相談して、地道なトレーニングを重ねました。

結果的に世界大会にも進出できたので、病気の発覚も当時の自分を奮い立たせた要因になったと感じます。大会後には腫瘍の摘出手術も無事に終わりました。今も6ヵ月ごとの検診が不可欠な身体ではありますが、毎日のトレーニングは間違いなく私の活力になっています」

最近はYouTubeチャンネルを開設し、オンラインで個別レーニングを実施するなど、ホン・ユジンの活躍にはますます拍車がかかる。健康の大切さを痛感した彼女であるだけに、より多くの人々と同じ気持ちを分かち合いたいという。

「自分の身体と向き合って、理想のボディラインを作る。ボディメイキングは、“自分が好きになれる自分”を作る第一歩なんですよね。私はただ強度の高いトレーニングではなく、効率的で安全なトレーニングを伝えられるようなトレーナーになりたいです。一人ひとりの筋肉のつきかたや体調に合わせたメニューを考えて、たくさんの人にトレーニングの楽しさを知ってほしいです」

たゆまぬ努力とチャレンジ精神でフィットネス界のホープとなったホン・ユジン。今後の活躍にも期待が高まるばかりだ。

Text=姜 由奈 Photograph= MAXQ MAGAZINE /s-korea.jp