マッスル美女 FILE05 イ・フィジン

昨今、韓国では健康志向が高まり、身体を鍛える人が増えている。韓国の各地で大小さまざまなボディビル大会や“美ボディ・コンテスト”が開催されており、ここから輩出された“マッスル美女”たちが脚光を浴びている。その筋肉美をもつ女神をシリーズで紹介する。

注目のマッスル美女は、韓国舞踊やバレエも学ぶ舞踊家

今回紹介するイ・フィジンは、昨年9月に行われた韓国最大のフィットネス&ボディビル大会『マッスルマニア』で、初出場にしてフィットネス部門1位、コマーシャルモデル部門1位を受賞。韓国代表としてラスベガスで行われた『マッスルマニア』世界大会にも出場した、注目のマッスル美女だ。

“フィットネス界のビーナス”との別名まで付けられるほどの人気ぶりだが、彼女が関心を集めていることには、その経歴も関係しているだろう。

というのも、イ・フィジンは韓国の名門女子大学である梨花(イファ)女子大学で現代舞踊を専攻し、韓国舞踊やバレエなども学ぶ舞踊家でもあるのだ。

優雅で繊細なイメージのある舞踊家と、アクティブでゴージャスな印象のあるマッスル美女。2つの顔を持ち、なおかつそのギャップが鮮明なことが彼女の魅力であるわけだが、そもそもイ・フィジンがフィットネスに目覚めたきっかけは何だったのか。

イ・フィジンは、「身体を鍛えようと思ったのは、大学2年生の時に大学を休学したころです」と話す。

「自分と向き合いたくて休学したのですが、その時期にスタイルをキープするためにジムに行ったんです。そこでウェイトトレーニングをするうち、しっかりと鍛えた美しい身体をつくりたいと思うようになって。舞踊をしていればボディラインは細くなりますが、筋肉は付きません。一度、綺麗に割れた腹筋を作ってみたくなったんです」

そうして『マッスルマニア』への出場を決意し、本格的に運動をスタートしたイ・フィジン。

細かったボディラインを大きく見せるために肩やヒップを重点的に鍛えるなど、自分の体と向き合いながらトレーニングを積み重ねていったというが、特に食事管理では、彼女ならではの苦労があったという。

「出場者の方々は、身体を絞るために食事の量や品目を減らすことに苦労すると聞きますが、私は逆。舞踊のために細いスタイルを維持するのに慣れていたので、鶏むね肉などたんぱく質をたくさん摂らなければいけなかったのが大変でした。ガムシャラに食べていましたね(笑)」

そんな努力を重ねて迎えた大会で、イ・フィジンは見事に2冠を達成。この受賞を機にメディアでも数多く取り上げられるようになり、フィットネス専門誌の表紙モデルにも抜擢された。

最近は、スポーツ紙で「イ・フィジンの舞踊ストレッチ法」といった特集記事が組まれるなど、舞踊家でもある彼女の特色を生かしたオファーも少なくない。

数年前まで平凡な女子大生に過ぎなかった彼女が、フィットネス界で大注目を浴びているわけだが、イ・フィジン自身も「『マッスルマニア』での受賞によって、がらりと生活が変わりました」と語る。

「オファーをいただくなど生活も変わりましたが、私自身のマインドも考え方も変わりましたね。大会に出る前と後では、違う世界に生きているような感じ。視野も広がり、活動の幅も広がって、今は毎日が充実しています」

舞踊家にしてマッスル美女という唯一無二の個性を発揮し、韓国の美を先導するイ・フィジン。その人気ぶりを見るかぎり、彼女が見ることになる“世界”は今後ますます広がっていきそうだ。“フィットネス界のビーナス”のさらなる成長を楽しみに見守りたい。


文=S-KOREA編集部 写真=KANG MYEONG HO/s-korea.jp


参照記事:“現役女子大生マッスル美女”イ・フィジンのSNSがスゴい!!