70kg超のプヨプヨボディから49kgの美ボディへ!【マッスル美女56】

韓国ではボディビル大会や”美ボディコンテスト"で栄冠を手にした美女が、タレント顔負けの知名度を誇っていたりする。そんな健康美をもつ“マッスル美女”たちをシリーズで紹介する。

挫折からのダイエット成功物語

「努力は決してあなたを裏切らない」。どこかで聞いたことがあるありきたりなキャッチフレーズかもしれないが、今回の主人公ウォン・ジミンのダイエット成功物語もまさにそうだった。

というのも、実は彼女、かつては体重が70kgを超えたこともあったという。彼女は言う。

「実は私、アイドルを目指していて事務所にも所属していたんです。だけど現状は厳しくて、デビューを逃してしまいました。“ああ、私は選ばれなかったんだ。これまでの努力はなんだったんだろう”と思いましたね。どうしようもない挫折感を暴飲暴食で補ううちに、見るに堪えない体型になってしまったんです」

アイドルを目指していたというだけに、もともとビジュアルには気をつかっていたはずだった。ただ、挫折感が邪魔をした。不規則な生活が続き、気が付くと体重だけが増えていったそうだが、幸いなことに彼女は自分の堕落に気づくのも早かった。

しかも、目標が決まればとことん突き進むタイプ。ダイエットの成功だけでなく“フィットネス大会への出場”という大きな目標を掲げたという。それは自分自身を許せなかったからでもあったらしい。

「好きなだけ食べて人にも会わず、無気力になってしまった自分が嫌でした。大会に出場すれば、自信をもって人前に立てる体になれば、何かが変わるんじゃないかと思ったんです。かといって、ダンス以外で体を動かすことなんてなかったから、何から始めればいいのかわからない。藁にもすがる思いでパーソナルジムの門を叩きました」

ただ痩せるだけであれば、自己流のダイエット法でもある程度の結果は出せるだろう。しかし、ウォン・ジミンは「胸を張って人前に出られるようになりたい」という思いから、確実に結果を残せるパーソナルトレーニングを選択した。そこに一切の迷いもなかったらしい。

もっとも、いざトレーニングが始まると、想像を絶する過酷さから何度も逃げ出したくなったという。

曜日ごとにトレーニングの部位が設定され、朝の空腹時とトレーニング後には必ず30分以上の有酸素運動を行うなど、トレーニング初心者にはかなり厳しいメニューがウォン・ジミンに課せられた。なかでも、食事の時間はとくに苦痛だったそうだ。

「食事管理は本当につらかったですね。1日目は玄米とアスパラガス、2日目はサツマイモと鶏むね肉、という風にダイエットメニューが5日間サイクルで設定されて、それが3カ月続きました。2週目にもなると美味しいのかどうかもわからなくなって、私はなんでこんなことしているんだろうって……それでも、痩せてキレイになった自分を想像しながら歯を食いしばって耐えました」

もともとは、音楽業界の中でもかなり競争の激しいアイドルデビューを目指して奮闘してきた彼女だ。フィットネス大会に向けて努力する過程は、アイドルを目指した当時の自分を呼び起こすに十分だった。

地道なトレーニングと過酷な食事制限を経て、ついに20kgのダイエットに成功。気が付くとかつて70kgを超えていたプヨプヨボディは、バランスのとれた49kgの美ボディに変わっていたという。

そして迎えた2019年『マッスルマニア』上半期大会。ウォン・ジミンは韓国最高峰のフィットネス&ボディビル大会『マッスルマニア』初出場ながら、ミズ・ビキニ部門4位を獲得。人間離れした美しいくびれは関係各所から絶賛され、今では人気フィットネス誌『MAXQ』で表紙を飾るほどの存在になった。

「トレーニングは、決してダイエットのためだけにやるものではありません」

たゆまぬ努力と精神力で“フィットネス界期待のスター”となったウォン・ジミンは、ボディメイキングの奥深さに開眼する。

「ボディメイキングの良さは外見を磨くだけに尽きない、健康的な体作りにあると思っています。例えば、ランニングを習慣化するだけでも抵抗力がついて風邪を引きづらくなる。タンパク質や自然食品を取り入れた食生活は、免疫力を高める。決して“体型作り”ではないんですよね」

「自分の体と丁寧に向き合いながら、フィットネス大会への挑戦は続けたい」というウォン・ジミン。目覚ましいスピードでフィットネス界を沸かせた“新たなスター”の活躍に、期待が高まるばかりだ。

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Text=姜 由奈 Photograph= MAXQ MAGAZINE /s-korea.jp