『ペアーズ』の”いいね数”日本一の男に聞く、マッチングアプリ最前線

男性は年収1000万のエグゼクティブばかりで、既婚者も参加OK……。そんな驚きのサービスまで登場中のマッチングアプリの最新事情を、『ペアーズ』で”いいね数”日本一を記録した経験も持つアラサービジネスマン兼マッチングアプリ研究家に聞いた。

既婚者がステータスを生かし、ネットで出会ってこっそり女遊びも可能

SNSを見ていると、頻繁に目に飛び込んでくる『Pairs(ペアーズ)』『Omiai(おみあい)』などのマッチングアプリの広告。ネットでの男女の出会いというと、ガラケー時代の「出会い系サイト」でイメージが止まっており、怖いイメージを持っている人も多いだろう。

しかし近年は、マッチングアプリも多様化と細分化が進行。今までとは異なる層の利用者も増えているという。

「たとえば『東カレデート』はアラサーのアッパー層をターゲットにしたアプリで、男性は『年収1000万円以上はごく普通』というくらいステータスが高い人ばかりです。一方で最近流行中の『Dine(ダイン)』は、相互のメッセージのやりとりもほぼ行わず、プロフィールだけで会う・会わないを判断。アプリでピックアップされているオシャレなお店から行き先を選び、気軽にデートを楽しめます。この2つのアプリは、デートで会うことを重視しているので『デーティング・アプリ』とも言われており、アメリカではこちらのタイプが主流になっています」

そう話すのは、『ペアーズ』で”いいね数”日本一を記録、また1年間で1万人以上の女性とマッチングした経験を持つアラサー会社員であり、マッチングアプリ研究家の藤原氏。


マッチングアプリのほうが合コンより「出会いのコスパ」も高い?

以前の「出会い系」と言われたアプリは、「サクラが多い」「高額な料金を後から請求される」というイメージが強かったが、「ここまで名前を挙げたアプリではそんなことはないですよ」と藤原氏。

「サクラも多少いるかもしれませんが、ほぼいないでしょう。必要な費用も月額3000円程度の会費のみで、アプリによっては有料の追加オプションもありますが、身に覚えがない高額請求をされることはありません。また、実際に会った女性に『何でこのアプリをはじめたの?』と聞くと、『友達にすすめられて』『友達がこのアプリで彼氏を見つけて結婚して』という声が多い。本当にごく普通の女性が多く利用しているんです」

そして、リアルの出会いにはないメリットもあるそうだ。

「『たくさんの候補の中から自分に合うパートナーを探せる』『気軽にデートができる』というのがまずメリットですが、『条件で相手を絞れる』というのも利点の一つ。相手の年齢や職業にこだわりがある人は、その条件で探せますし、『自分は一度離婚をしているから、相手も同じような経験をしている人がいい』と思った人も、その条件で相手を探せる。友達に人を紹介してもらうときに指定しづらい条件、直接相手には聞けない条件も、マッチングアプリでは調べることが可能なんです」

だからこそ藤原氏は「マッチングアプリはリアルの出会いよりコスパも高い」と話す。

「たとえば合コンであれば、2~3時間で4人程度の女性としか話せず、自分が望む条件の相手が来るとも限りませんよね。相手分の食事代も持てば、1回あたり1万円ほどの費用もかかるでしょう。それと比べると、マッチングアプリの3000円程度の月額会費は安いもの。気に入った相手とだけ会うことができますし、先述のようにメッセージのやりとり不要で出会えるアプリもでてきました。だから時間の面でも費用の面でも、リアルな出会いよりもマッチングアプリのほうがコスパは高いと僕は思います」

次回は、そんな藤原氏が伝授するマッチングアプリのテクニックを紹介する。

(※「東カレデート」の記述に関して、事実と異なる情報を記載したことをお詫びし、訂正させていただきます。「東カレデート」は、登録時に交際ステータスを選択しますが、「独身」以外を選択するとご利用いただけない仕様となっています。)


藤原氏
アラサーの会社員。マッチングアプリ『ペアーズ』のいいね!数で全国1位を達成(2016年8~9月、2017年1~2、7~8月)。1年間で1万人以上の女性とマッチングした経験を活かし、マッチングアプリ研究家としても活動。100人以上の指導も行い、全国1位のユーザーを複数排出してきた。Twitterは@in_fujiwara

Text=古澤誠一郎