「星のや軽井沢」にて2022年8月31日までの期間限定で実施されているプログラムが、夏の暑さで疲れた心と身体に活力を取り戻してくれると人気を集めている。医師監修のもと開発された”健幸”プログラムの中身とは一体。
瞑想、指圧、運動と内側から元気になる食事
年々厳しさを増す夏の暑さ。それに伴い、「夏はなんとなくダルい」と身体の不調を覚える人も増えているのが現実だ。この原因は、体温の上昇と体内の水分バランスの乱れとされ、無気力や苛立ち、倦怠感や食欲不振などを引き起こす。
"谷の集落に滞在する"をコンセプトとする「星のや軽井沢」では、この問題に着目し、軽井沢病院副院長で、在宅医療、山岳医療に従事するほか、伝統医療、民間医療にも見識がある医師・稲葉俊郎氏監修のもと「星のや軽井沢 夏の健幸滞在」プログラムを開発。漢方医学の考え方である「心身一如」をテーマに、さまざまな体験を組み込んだ。
チェックインをしたら、まずは宿泊者専用の温泉施設「メディテイションバス」で瞑想入浴をするOnsenマインドワークへ。こころゆくまで心身をリラックスさせたら、指圧鍼灸師による施術で筋肉をほぐす。
浴槽で腹式呼吸を意識しながら瞑想をすることで五感が研ぎ澄まされる。
はじめに、指圧鍼灸師が胸郭の動きと姿勢の状態を確認。施術では、呼吸や運動がしやすいよう全身を調整し、日常生活で凝り固まった背中〜肩まわりの緊張をやわらげる。
「日本料理 嘉助」で、夏野菜を中心とした栄養バランスの良い夕食をとったあとは、再度、メディテイションバスで瞑想入浴。さらに客室で深呼吸ストレッチを行うことで、心と身体を眠る状態へと導く。
翌朝は、星のや軽井沢に隣接する「軽井沢野鳥の森」の森道を、スタッフと共に約1時間かけて歩くことからスタート。自然の中で朝涼ストレッチを行い、全身を使った深い呼吸を意識的に行うことで身体を目覚めさせ、すがすがしい気分で1日を始めよう。
朝食では「一物全体食」の考えをもとに、野菜の皮や根など、通常捨ててしまう部分を含め、野菜を丸ごと使った野菜出汁で仕立てた「山の朝食」を提供。
朝食を済ませた後は、星のや軽井沢からクルマで約30分の場所にある小浅間山にて、スタッフと共に全長15㎞のコースを辿るトレッキングへ。足裏でしっかりと地面を踏んで早足で歩き、鼻から吸って口から吐く呼吸を意識しながら大股で歩くことで、心肺と筋肉に適度に負荷をかけ、身体に心地よい疲れと刺激を与える。
下山後は「星野温泉 トンボの湯」で汗を流し、疲労回復の効果が期待されるビタミンを豊富に含んだ豚肉に、アスパラガスやヤングコーンなどの夏野菜を組み合わせた料理と、さっぱりと食べられる蕎麦をセットにした「豚肉と夏野菜の冷蕎麦」をいただく。入眠前には瞑想入浴とストレッチ、3日目の朝も散歩とストレッチを行い、湯につかってからチェックアウトするという、常に身体と心に向き合うことができる2泊3日となっているのだ。
健康になることで、幸福をもたらす。酷暑を乗り切り、2022年の後半戦へと向かうエネルギーを養うための"健幸"滞在を、ぜひ体験してみてほしい。
星のや軽井沢 夏の健幸滞在
期間：〜2022年8月31日
料金：¥150,000（税・サービス料込）※宿泊料別
含まれるもの：コンサルテーション2回、Onsenマインドワーク1回、疲れた筋肉をほぐす指圧施術1回、早朝の森散歩2回、朝涼ストレッチ2回、小浅間山の夏路を辿るトレッキング1回、瞑想入浴のレクチャー１回、おやすみストレッチ2回、朝食2回、昼食1回、夕食2回
定員：1日1組（2名まで）
予約：公式サイトにて2週間前まで受付
対象：星のや軽井沢宿泊者
※当日の体調や天候により実施内容が変更になる場合があります。
※仕入れ状況やスケジュールにより、食事内容や食材が変更になります。
