軽井沢に復活したオンリーワンの「街の本屋さん」

歴史と伝統に彩られた地でありながら、さらに魅力的な街へと進化を続ける軽井沢。去る5月にオープンした「軽井沢書店」が、軽井沢唯一の街の本屋として、別荘族から圧倒的な支持を受けている。

人と人をつなぐ新時代の本屋さん

軽井沢で唯一の本屋「平安堂」が閉店してから早3年。蔦屋書店を手がけるCCCが運営する「軽井沢書店」が開店。

慣れ親しまれたその建物を活用しつつ、店内は書店としての機能を備え、街に根づいたコミュニティの場となることを強く意識した造りに。長期滞在者向けに、軽井沢ゆかりの作家の作品や文庫の品揃えが豊富で、器や花など、ひとつのテーマに沿って書籍や雑貨を集めるフェア等も展開している。

一角には広々としたカフェスペースが設けられ、購入前の本存在を目指す、新時代の書店に可能。ペットも入店できるので、犬連れの人もいて軽井沢らしい。

さらにユニークな試みが、ワゴン車を利用した移動本屋、KARUMARU。書店が遠い地域に出張し、本や雑貨の楽しさを伝えていくという。人と人をつなぐ存在を目指す、新時代の書店に期待したい。

書店とカフェが融合した店内は大きな窓からは陽光が差しこんで心地よく、壁には地元作家のアート作品を展示予定だ。ワゴン車を利用した移動本屋、KARUMARUも見所のひとつ。
軽井沢書店
TEL:0267・41・1331 
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢大字1323(軽井沢駅北口より徒歩10分)
営業時間:9:00~21:00 
休み:水曜
https://store.tsite.jp/karuizawabooks/


Text=川岸 徹 Photograph=古谷利幸