今さら聞けないパッティングの5つ悩みを解決!【吉田洋一郎コーチレッスンまとめ】

「ゲーテWEB」の人気連載である世界No.1のゴルフコーチ、デビッド・レッドベターの愛弟子・吉田洋一郎による、最新ゴルフレッスンコラム。今回は、パッティングの悩みを解決する注目記事をまとめて紹介する。  


1.パッティンググリップを決める2つのポイント

言わずもがな、手はクラブと接する唯一の場所だ。このジョイント部分が正しく結合されていないと、エネルギーロスが発生したり、クラブを思い通りに操ることはできない。ベン・ホーガンが記したレッスン書の名著『モダンゴルフ』でもその重要性は言及されており、約70年も前から語られている普遍的なテーマと言える。

私自身もレッスンをする際、生徒のレベルに関わらずグリップの指導をとても大切にしている。特にスコアに直結するパッティングのグリップは、初期の段階でチェックすることが多い。

アマチュアは1ラウンドで、30回以上のパッティングを行う。これは14本のクラブの中でもっとも多く、さらに他のクラブに比べてより繊細なタッチが要求される。これらのことから分かるようにパッティングのグリップは、スコアアップを目指すのであれば真っ先に着手すべきポイントなのだ。

続きはこちら

2.80%の人がズレてるパッティングのフェースの向きを正す方法

パッティングでヘッド軌道とフェースの向きのどちらがボールに影響を与えるだろうか。意識のしやすいヘッド軌道の方が影響が強いと思われがちだが、フェースの向きは軌道の4倍ボールの転がりに影響がある。そのため、パッティングにおいてアドレスした時にフェースがどこを向いているのかは非常に重要なことだが、フェースが目標に正確に向いている人は非常に少ない。今まで多くのプロやアマチュアを指導してきたが狙ったところにピッタリとフェースを合わせてアドレスで来ている人は20%ほどしかいなかった。

先日あるアマチュア2人に特殊なレーザー機器を使用して3メートルのパッティングのアドレスの向きをチェックした。

「吉田さん、アドレスのフェースの向きなんて、まっすぐになっているに決まっているじゃないですか!」

最新理論の打ち方ならともかく、今さらフェースの向きをチェックするのかと渋々アドレスに入ったが、一人目はフェースの向きはカップ1.5個分左、二人目はカップ2個分右を向いていた。

続きはこちら

3.90を切るためのパッティングの決めごととは

90を切り80台が出るようになると、スコアが安定し戦略的にもなるので、よりラウンドが楽しいものになる。100を切ったプレーヤーが90を切るには、技術的なレベルアップは特に必要はない。ただし考え方をシャープにしておく必要がある。今回は80台を出すために、パッティングで実践してほしい考え方の話だ。

80台を出すためには、平均パット数を「2以内」に収めたい。毎ホール2パット、あわよくば1パットというペースだ。そこでもっとも重要なのは3パットを避けることである。そのためには「狙う距離」と「寄せる距離」を明確にしておかなければならない。

「自分がカップインを狙える距離」は、50%の確率でカップインをする距離だ。それを知るには、カップから30cmの位置にボールを置き、10球打つ。5球入ればその距離はクリアで、そこから10cmカップから遠ざかりまた10球打つ。まずはこうして50%カップインできる「狙う距離」の把握をしてほしい。今まで5mの距離をカップインのチャンスだと思っていた人は自分のカップインの確率を知って考えを改めるかもしれない。

続きはこちら

4.アマチュアがやりがちなパッティングの2大ミスを解決する方法

正しいパッティングの形を身につける際、その構成要素はアドレスとストロークに分けることができる。「目標に対して正しく立てているか」という点と、「思い通りにクラブを動かせているか」という点はまったく異なる要素なので、別々に考えることで課題をシンプルに分析することが可能だ。

アマチュアのパッティングにおけるミスの要因は、それほど多くない。代表的なものは2つ。アドレスで目標の右を向いてしまうことと、ストローク中に軌道やフェース面の向きが不安定になる事だ。

続きはこちら

5.根気強い練習ではなく、パッティングの再現性を上げる方法

ゴルフは再現性のスポーツといわれるが、パッティングはその最たるものだ。打つ距離は比較的短いためショットほどは変わらず、ライもフェアウェイに比べれば水平に近い。適応力よりは圧倒的に「同じフォームでボールを芯でとらえる」ことが重要になる。力も必要ないため鍛錬のしようによっては、アマチュアがもっともプロに近づける領域といえるだろう。

さてパッティングの再現性を上げる方法だが、実は「スムーズに動くこと」がなによりも重要になってくる。動きに制約を設けガチガチにフォームを固めたほうが、同じ動きになりやすそうと思った人も多いと思う。しかしこれは動かしやすさを度外視しているため、リズムがバラバラになったり意図しない手の動きが出やすいのだ。

アマチュアのアドレスを見ていると、すでに動かしにくそうな構えになっている人がいる。原因はパターの形に合わせて、アドレスを作っているからだ。アマチュアの多くはまずボールに合わせてパターを置き、そこから立ち位置やグリップを作っていく。自分の構えやすさよりも、パターのすわりを優先させているのだ。当然パターの形やライ角、長さによってアドレスが変わってくる。運よく動きやすい姿勢とパターのスペックがマッチすればよいが、雲をつかむような話だ。

続きはこちら