徹底的に"いい音”にこだわった究極のオーディオルーム公開!

オーディオ愛好会「ダブルウーファーズ」で会長を務める永瀬宗重氏は、"いい音”には人生を豊かにする力が宿っていると話す。


オーディオを極めて明日の英気を養う

30畳はあろうかというリスニングルームに足を踏み入れると、4mという天井の高さと機材の量に圧倒される。茨城県守谷市で永瀬内科の院長を務める永瀬宗重氏は、「仕事を終えて夕食をとると、ここに籠もっています」と笑う。

オーディオを真空管アンプにつなぎ、音質を向上させる。

永瀬氏がオーディオに興味を持ったのは医大生の時。ロックバンドを組み、ドラマーを努めていた頃に演奏の録音を担当したのをきっかけに、その深みにはまったという。

「メーカーやモデルによって、同じ音楽でも音の質が変わるのが面白いなと思って。そこからもう40年以上、ずっとオーディオに夢中です(笑)」

日本で4台しか確認されていないという「ゴールドムンドFull Epilogue」。一時は約4500万円まで相場は高騰した。

オーディオに関しては、お金に糸目はつけずに徹底的にこだわる。さらに専門的な知識も独学で学び、さまざまなメーカーのモデルを購入しては自分なりにカスタマイズ。なんと音域によって出力する機器を変えているというから驚きだ。

「とにかく僕は、”いい音”に囲まれて暮らしていきたいんです。きれいな音を聴いていると全身に英気がみなぎってきます。そうすると、ぐっと仕事のモチベーションも高まる。オーディオへの投資こそ、最高の自己投資だと僕は思っています」

ネットワークプレイヤーはアナログも使う。「レコードの音のよさもバカにはできないですよ」

永瀬宗重
永瀬内科 院長 1954年茨城県生まれ。山形大学医学部卒業後、筑波大学医学専門学群の講師を経て’89年に米国アルバートアインスタイン医科大学へ留学。筑波大学で助教授などを務めた後、2007年に永瀬内科を開業した。


Text=サトータケシ Photograph=太田隆生