ビジネスパーソンがこの春押さえておきたい美しいトレンド小物6選

ほんとうのお洒落とは、ちょっと見には平凡で目立たないくせに、どこか人に違って見える人のことをいうのです――白洲正子が綴ったこの言葉は、装うことの本質を意味する。 人との調和が生まれた時、ファッションは初めてひとつの絵として成立し、そして、その出で立ちに溶けこんでゆく。


GIORGIO ARMANIのトートバッグ
リラックス感のある装いには、同じ雰囲気が薫るバッグがふさわしい。それをスタイルとして表現したのが、今シーズンのジョルジオ アルマーニだ。ニュアンスのあるネイビーとベージュのバイカラー仕立てのバッグは、この上なく柔らかくなめされたチェルボレザーを用い、アンコンストラクテッドな手法で作られている。またファブリック製のハンドルで軽やかさを主張しつつ、ブランドのロゴはあえてベージュと同系色にするなど、ディテールで巧みにモード感を上品に取り入れたセンスにも注目したい。

バッグ¥340,000、ジャケット¥350,000、ベスト ¥173,000(すべてジョルジオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパンTEL:03-6274-7070)


BUREGETのコンプリケーションウォッチ
トゥールビヨン特許を取得した”共和暦第 9 年メシドール7日”に由来する名を持つ、グランド・コンプリケーション。2 枚のサファイアディスクを使ったスケルトンムーブメントのトゥールビヨンは、キャリッジも透明で宙に浮いているかのような印象を与える。時計職人の飽くなきチャレンジ精神が感じられる傑作モデルだ。プラチナケース、径40mm、アリゲーターストラップ。

時計「クラシック トゥールビヨン・メシドール 5335」¥18,260,000 (ブレゲ/ブレゲ ブティック銀座TEL:03-6254-7211) ハット¥300,000 (ボルサリーノ/ボルサリーノ ジャパンTEL:03-5413-3954) 眼鏡¥150,000(10 アイヴァン/アイヴァンPRTEL:03-6450-5300) シャツはスタイリスト私物


SANTONIのクロコダイルシューズ
FUJITAKA GALLERYのクロコダイルバッグ
所有欲を満たし、男に貫禄と威厳をもたらすのが、クロコダイルという素材の特性。トウからヒールにかけて、 グレイッシュな美しいグラデーションを描く靴は、サントーニの定番であるダブルバックルのモンクストラップ シューズ。また希少な大判サイズのクロコダイルを使ったスタイリッシュなフォルムのロケットバッグは、ビジネスシーンでスマートにクラス感を物語ってくれるはずだ。

右:靴¥730,000(サントーニ/リエートTEL:03-5413- 5333) 中:バッグ¥1,200,000(フジタカギャラリー/イケテイヴィラトーキョーTEL:03-3861-6276) ジャケット¥280,000、シャツ参考商品、パンツ¥78,000、カフリンクス¥111,800(すべてダンヒルTEL:03-4335-1755)


BERLUTI(右)とJ.M. WESTON(左)のプレーントウシューズ
足元でドレッシーなムードを際立たせてくれるプレーントウシューズ。ブラウンのパティーヌ仕上げの1足は、シグネチャーモチーフの「スカー」を側面に配置。ステッチから美しい陰影と光沢まで、すべてにおいて美が息づく。上質なボックスカーフを用いた黒のプレーントウはホールカット仕立て。アッパーにはパーフォレーションがあしらわれる。

右:靴¥281,000(ベルルッティ/ベルルッティ・インフォメーション・デスクTEL:0120-203- 718) 左:靴¥135,000(ジェイエムウエストン/ジェェイエムウエストン 青山店TEL:03-6805-1691) シャツ¥46,000、ボウタイ¥21,000(ともにイザイア/イザイアナポリ東京ミッドタウンTEL:03-6447-0624) その他はスタイリスト私物


Direction & Styling=島田 明 Text=いとうゆうじ Photograph=中川十内 Hair & Make-up=YAS(MØ)