ボルボに乗って苗場へユーミンに会いに行く旅【吉田由美の世界のクルマ見聞録⑱】

カーライフエッセイスト・吉田由美は、日本列島だけでなく世界中のさまざまな国にひとりで飛び、クルマの最先端を肌で感じ続ける"現場主義者"である。ゲーテWEBでは『吉田由美の世界のクルマ見聞録』と題し、彼女が実際に現地に出向き「見て、聞いて、乗って、感じた」ことを独占レポート。第18回は、新潟・苗場で行われた松任谷由実さんのコンサートに、ボルボの雪道試乗を兼ねて出向いた旅について。

ボルボと、苗場と、ユーミンと♪

毎年2月は年に一度のお楽しみ。松任谷由実さん(ユーミンさん)が苗場で行うコンサートへ雪道試乗を兼ねて車で出かけます。

ユーミンさんが苗場でコンサートを開催するのは今年で40周年。記念すべきこの年はさすがに外すわけにはいきません!

私が初めてユーミンさんの苗場でのコンサートを見に来たのは、おそらく30年ぐらい前。

ユーミンさんと仕事でご一緒の方が誘ってくれたのが最初です。当時、「SURF&SNOW」のコンサートは、夏に神奈川県・逗子マリーナで 「SURF」 、冬に苗場で 「SNOW」が開催 。逗子マリーナではプールサイドで行われ、プールを使った演出ではオリンピックに出場したことがあるシンクロの選手などが出演したり、華やかでした。逗子マリーナのコンサートは当初は毎年でしたが、その後、隔年開催となり、やがて残念ながら終了。確か野外コンサートなので、音の問題で近隣から苦情が出たため、という話を以前聞いたことがあります。

そして残ったのが「SNOW」の苗場。

今年、苗場のコンサートはアニバーサリーイヤーのため、コンサートの席もホテルの部屋も取るのはなかなか厳しかったとのこと。席はお願いした時点ですでに最終日は完売だったので、最終日の前日に行くことに。当初は、例年通りホテルも予約していましたが、行くメンバーの中の一人が仕事の都合で日帰りするというので、仲良く全員で日帰りすることに。

そして苗場といえば恒例、月夜野インター近くにあるお洒落カツレツのお店『銀の月』にて腹ごしらえ。このお店はいつもはコンサートが終わって翌日のランチで帰京ついでに行きますが、今回は日帰りのため夜に。

「SURF&SNOW in Naeba 40周年記念限定コース」

ユーミンさんも訪れるというこのお店では、今年はコンサート期間中に「SURF&SNOW in Naeba 40周年記念限定コース」というスペシャルなお料理が特別メニューで用意されていました。そして自慢の紅茶は、鎌倉 歐林洞とユーミンさんとのコラボ紅茶「スペシャルブレンドティー」。

こちらを購入しようと思ったら、コンサート会場のグッズコーナーで販売されているとのこと。もちろん記念に購入しました!

鎌倉 王林洞とユーミンさんとのコラボ紅茶「スペシャルブレンドティー」

そして今年の雪道試乗車はボルボXC60のディーゼルエンジン車。もちろんスタッドレスタイヤ「ミシュラン X-ICE3+」装着車。サイズは235/55R19。デーゼルターボエンジンで航続距離は1000㎞、燃費は15.3㎞/ℓ。2ℓ直列4気筒ディーゼルターボエンジン(最高出力190PS/最大トルク400Nm)の「D4」。走行モードに合わせて車両特性と車高が変化するエアサスペンションを搭載しています。

「ミシュラン X-ICE3+」

走行モードはノーマル/エコ/ダイナミック/。ディーゼルエンジンは常用域で最大トルクを発揮するため、どんな速度でも扱いやすく、しかも軽快な走り。アイドリング時の振動も無く、とにかく静か。2トン弱の車重をもちながら、軽すぎないけど軽快な身のこなし。前日まで苗場は雪が無かったとのことでしたが、夕食を終えて苗場に向かう途中、三国峠に差し掛かったあたりから小雪がちらほら舞いはじめ、苗場に入ってからもうっすら雪が道路にかかっているぐらい。スタッドレスタイヤの効果は実感できませんが、滑ることも無く安定して走行ができます。

コンサートは、オープニングから苗場らしいナンバーが流れ、会場は総立ち、ボルテージはいきなりMAX。

このコンサートは夜9時から始まり、終わるのは夜11時半過ぎ。都内から仕事終わりでも間に合い、泊って翌日帰る、というのが通常のプログラム。しかしこの日はダブルアンコールで最後まで目が離せない。ちなみに苗場でのコンサートが人気なのは、会場がコンパクトので、お客様とステージが近いことです。苗場恒例リクエスト大会があり、ユーミンさんが客席で気になる人をステージに呼び、エピソードなどと共にマニアックなリクエスト曲を即興で歌うというもの。もちろん打ち合わせなしの出たとこ勝負のため、どんな人かはその場にならなきゃわからないスリリング企画。おそらくやっているユーミンさんが一番ドキドキだとは思いますが。

ライブ後は、松任谷さんがアップルパイをおすそ分けしてくれて、2種類のアップルパイを食べ比べ。その後、打ち上げに少し顔を出し、軽くご挨拶をしてそのままとんぼ返り。その時には既に道路の雪も無くなっていました。

私が横浜の自宅に戻ったのは朝5時ぐらい。長い長い一日が終わりました。私の苗場も終了!

早くも、来年を心待ちにしています!

Yumi Yoshida
岩手県生まれ。カーライフ・エッセイスト。自動車評論家(日本自動車ジャーナリスト協会理事)。短大時代からモデルを始め、国産メーカーのセーフティドライビングのインストラクター経て「カーライフ・エッセイスト」に転身。クルマまわりのエトセトラについて独自の視点で自動車雑誌を中心に、テレビ、ラジオ、web、女性誌など広く活動中。3つのブログを展開し、中でも「なんちゃってセレブなカーライフ」は、ピーク時で1日約20万アクセスを誇る。持っている資格は、普通自動車免許、小型船舶1級、国内A級ライセンス、秘書検定、ECO検定、カラーセラピー。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)理事。日本ボートオブザイヤー選考委員。