ラグジュアリーを極めたホテル「モーフィアス」で実現! 選ばれし者だけのマカオ旅【滞在編】

「モーフィアスに滞在したか?」。世界の富裕層が囁ささやく 話題のホテル、そのなかでも最上級の滞在プランを メルコリゾーツのフレデリック・ウィンクラー氏が明かす!


伝説的建築家による前衛的デザインに世界が注目

ラスベガスの5倍の収益を誇るマカオには、世界の5スターホテルやミシュランレストランが続々と誕生している。

特に、エンターテインメント性でも話題を集めているのがコタイ地区。その中でもメルコリゾーツ&エンターテインメントが開発・運営する統合型リゾート「シティ・オブ・ドリームス(以下COD)」は、進化し続ける最注目エリアだ。2018年6月に開業したホテル「モーフィアス」は、伝説的建築家、故ザハ・ハディドが設計した世界初の自由造形による外骨格鉄骨構造。柱がなく、ご覧のように外骨格が支える高層建築なのだ。

マカオの統合型リゾート「シティ・オブ・ドリームス マカオ」に誕生した「モーフィアス」は伝説的建築家である故ザハ・ハディトによる設計。

ロビーに足を踏み入れると、そこは近未来。

外骨格鉄筋構造ならではの吹き抜けの天井に圧巻され、思わず口を開けて天井を見上げていると、キラキラと輝くボディコンシャスなドレスに身を包んだ女性が笑顔で近づいてきた。なんと、彼女はゲストリレーションズだという。

エントランスの両脇には計12基の高速エレベーターがひっきりなしに昇り降り、まるでブレードランナーの世界に迷い込んだような気分。チェックイン前から、そのエンターテインメント性に胸が高鳴る思いだ。

モデルと見まごうゲストリレーションズの女性。そのとびきりの笑顔で迎えるられるだけでも、マカオに来た甲斐があるというもの。

メルコリゾーツ&エンターテインメントのフレデリック・ウィンクラー氏はこう語る。

「CODのなかでも『モーフィアス』は最高峰のフォーブス5スターを獲得し、ミシュランスターを持つレストランも備えた、オールインワンのホテルです」

世界中からカジノやエンターテインメントを求めて集まる富裕層をもてなすため、5スターのサービスを提供する中でも食の充実度は最重要。幅広いコラボレーション展開の中には、ミシュランから異なる国で3つ星を獲得した世界初のシェフ、アラン・デュカスによるアジア初のレストランや、パティスリー界の雄、ピエール・エルメとコラボしたラウンジがある。

「開業前にデュカス氏、エルメ氏、ザハ氏が打ち合わせをするという、夢のような競演が実現されたんですよ」

最上階の限定ヴィラでは、すべてが至れり尽くせり

客室は著名なインテリアデザイナー、ピーター・レメディオスが設計・監修した、ゴージャスを内に秘めた上質な空間に仕上がっている。すべての動線が機能的であり、ベッドサイドのタブレットですべての操作が叶い、しかもモダンなデザインも融合しているのだ。

インテリアは世界各地から極上のものだけを集めている。温かみのある心地よさが感じられるのは、さすが世界中のホテルを手がけるピーター・レメディオス氏ならでは。

客室は全772室。その特徴的な存在が、限定6室のみのVIP用ヴィラである。この部屋は総面積約582m2のデュプレックスタイプで、ゲーミングルームも併設されている。24時間専用バトラーが対応しているうえ、食事、マッサージ、トレーニング、スパトリートメント、さらにカラオケルームまでも備え、すべてをオーダーすることができる。

つまり好きなときに起きて、好きな時に眠り、あとはバトラーに命じるだけ。部屋から一歩もでなくても、要望はすべて叶うので、滞在中はひたすらゲームに興じることもできる。窓際に立って眼下に広がるマカオ空港を見下せば、まるで街のすべてを掌握したような気分だ。

滞在中は美容とウェルネスも極上のオーダーメイドで

モーフィアスの極上のホスピタリティは、インディペンデントな空間のみならず。滞在中、ぜひ足を運んで欲しいのが「モーフィアス スパ」だ。部屋まで迎えに来てくれるスパバトラーに案内されてスパへ行くと、まずはレセプションでコンサルテーション。その後、人工雪を敷き詰めたスノーガーデンを歩き、その先にあるスチームルームやサウナへ。時間がある限り、ここで体を温め、適度にほぐれた状態でトリートメントを受けるのがおすすめだ。

スパで使用するのはマカオではモーフィアスだけで使う、モナコ発祥のスパブランド「MARGY’S MONTE CARLO」とオーストラリアのオーガニック&アーユルヴェーダのフィロソフィーを持つ「Subtle Energies」。セラピストが肌の状態や希望のトリートメントに合わせてプロダクトをチョイスしてくれる。ウェルビーイングなメニューがお好みなら「Ascendence,For Him」(150分・2,680HKD)を。筋肉をリラックスさせて体をデトックス、顔にはたっぷりの保湿で、明日への活力を漲らせてくれる。

「疲れが溜まった体には「Morpheus Awakening」(105分・1,980HKD)を。顔とボディをオイルマッサージしたのち、ローズクオーツなどの石を使い、アーユルヴェーダに基づくヒーリング効果で、とにかく施術後はよく眠れます」とウィンクラー氏。

その技術とサービスは、マカオ初のアジアスパアワードを受賞した実力。深夜0時までオープンしているスパなので、頭と心のクールダウンにも最適だ。

アジアスパアワードを受賞した実力を堪能あれ。セラピストは触っただけで体の弱点や疲れを見抜き、その人に最適なトリートメントを組み立ててくれる。

滞在中、ずっとゲームやお酒、食事ばかり堪能し続けているだけでは、ちょっと体が心配という人も多いはず。そんな気になるウェルネス面をサポートしてくれるのが、フィットネスクラブの存在だ。テクノジムの最新機器を揃えたジムには、2名のパーソナルトレーナーが常駐し、栄養管理から運動プログラムまで親身になって相談に乗ってくれる。

希望の時間を予約してパーソナルトレーニング(60分・450HKD)も受けられるので、旅先での体重や体調管理なども万全だ。

ショッピング、エンタメ、アート、すべてを満たすCOD

シティ・オブ・ドリームスは、大型カジノを中心に4つのホテルとそれをつなぐショッピングモール、レストラン、シアターなどが連なる、複合エンターテインメント施設。そのあちこちにアートスペースが設けられ、単なる観光や買い物にとどまらない五感を刺激する場所になっている。そしてマカオへの旅が決まったら、必ず事前に予約しておきたいのが大人気のショー「The House of Dancing Water」だ。

「2010年から続くそのショーは、シルク・ドゥ・ソレイユの舞台美術監督で知られるフランコ・ドラゴーヌ氏が手がけた水を使ったスペクタクルな舞台です」。

直径50m、深さ8mの巨大なプールがその姿を次々と変え、時に水をたたえた大海原、時に波打ち際の砂浜、そして昔の中国の水田などに変化しながら、高さ数十mからキャストがアクロバティックにダイブしたり、ダンスを見せたり、空中ブランコのように宙を舞う姿は圧巻。

シートの前方には水しぶきがかかるほど、大胆な演技の連続で息を飲む「The House of Dancing Water」のショー。※2019年2月12日〜4月24日までメンテナンスのために休演。

また、同じくメルコリゾーツが運営する複合施設「スタジオ・シティ」では電気自転車や電動バイクのショー「Elekron」も開幕。こちらにもぜひ足を運びたい。

ショーやゲームの合間には、ホテルをつなぐ回廊でブティックをのぞく楽しみも。ファッション、コスメ、ジュエリー、ウォッチなど、エクスクルーシブなハイブランドからお土産を探せるスーベニアショップまで、大人から子供まで楽しめるバラエティ豊かな店が並んでいる。またCODで目に入ってくるのが、天井や壁面などを彩るさまざまなアートの展示だ。気をわずとも、買い物をしながらアートも堪能。そんな気軽さもマカオならでは。期間限定のアート展示なども開催されるので、旅程を決める時にはそこもチェックを。

現在、CODではフェラーリとの提携によって実現した「フェラーリ:アンダー・ザ・スキン」展が開催中(2019年6月16日まで)。1947年の初代フェラーリ登場以来発展を続ける軌跡をたどる。

ザハ建築の荘厳な外観でまず圧倒される「モーフィアス」。ラスベガスや今までのマカオにはなかった、近未来的ラグジュアリーホテルは、その5つ星ホテルの水準を超えるホスピタリティと機能性で、ゲーミング目的のゲストだけでなく、あらゆる極上を体験してきたプレミアム層をも満足させる。その極上の滞在をぜひ一度体験してみはいかがだろう。

MORPHEUS
住所:Estrada do Istmo, Cotai, Macau 
電話:+853・8868・8888
料金:プレミアキングルーム 2,698HKD~ ※変動あり


Frederic Winkler
メルコリゾーツ&エンターテインメント・リミテッド上席副社長・統括本部長 マーケティング&ブランディング。ラグジュアリーブランドでのトップマネージメントの経験を活かし、ブランドの総責任者を務める。

Text=今井 恵 Photograph=木寺紀雄