ユニクロの本気! 今季のハンティングジャケットは間違いなくマストバイ!!【MB】

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ユニクロ、本気出してきた感ある。

バブアーをモチーフにしたハンティングジャケット。ユニクロ新作のこちらですがどこからどうみてもユニクロに見えない超クオリティに仕上がっています。

英国老舗のバブアー、オールドアウトドアスタイルの代表格であるハンティングジャケットは元々オイル加工されたものが主流でした。ゴアテックスなどの機能素材がまだまだ開発されていない時代、オイルワックスをコットンに染み込ませて撥水性を高めたのがバブアー。天候不順の港湾労働者に愛され支持されたのが150年前の話。その後、ハンティング用のカントリーテイストのジャケットが英国王室御用達となりブランド化され現在に至るわけです。

当時のワックスドコットンの風合いは独特で美しいものだけれど、反面保管が難しくまたオイルのベタつきがインナーウェアなどに付いて汚れてしまうなど難点もありました。そこで昨今はバブアーも合繊を採用し、より機能的なモダンハンティングジャケットを提案。ユニクロの今回のモデルもそんなモダン・ハンティングウェアに属する化学繊維を使ったものです。オイルを使ったものではありません。

この手のナイロンやポリを使ったハンティングジャケットを量販店が作ると、まあペラペラ&テカテカでとても見れたものじゃない。安っぽい風合いで大人が着るのには到底耐えられないようなものばかり、○○や○○○○(ブランド名は自主規制w)などはそんなアイテムが今でも多いしユニクロも過去はそうでした。

ところが今回のユニクロのハンティングジャケットはまるでBEAMSに並んでいる最新モデルのバブアーの如く、化学繊維ながらしっかり重厚感があり、とても5000円台には見えない!

襟のコーデュロイ切り替えは厚みもしっかりあり、高級感あるツヤも。裏地は色味を抑えた大人なチェック柄を使っており英国調のディテールもしっかり再現。また本家バブアーは両サイドのポケットが絶妙に手を入れにくい構造になっていますが、ユニクロでは改善されており手を入れやすく使いやすい形状に改良。スナップボタンはカラーマッチでカーキにはカーキボタン、ブラウンにはブラウンボタンを配してあり細やかな配慮も忘れていない。

肉感のある表地と裏地のおかげで防寒性や防風性もそれなりに高く、中にインナーダウンを着こめば冬までイケる。これで5000円台ってどう考えてもおかしいでしょ……。

もちろんバブアー本家にはこれを上回る高級感、たたずまいがあります。細かなパーツ・シルエット・素材など微細な違いが積み重なり価値を感じるモノになっています。ただいきなり数万円を出してバブアーを買うのも勇気が必要。5990円のユニクロからスタートして、気に入ったらバブアー、というのも悪くないんじゃないでしょうか。

ハンティングジャケットの入門編として、これ以上なくおすすめできるアイテム。量販品と侮ることなかれ、2,3万してもおかしくないクオリティ。ユニクロの本気です。

MB
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ファッションバイヤー/ファッションアドバイザー/ファッションブロガー/作家。誰もが理解できる「オシャレの教科書」KnowerMagを運営。ブログ「最も早くオシャレになる方法KnowerMag」を運営。発行する有料メルマガは個人配信者としては日本一の規模を誇る(配信メディアまぐまぐにて)。書籍『最速でおしゃれに見せる方法』、漫画『服を着るならこんなふうに』など多数。関連書籍累計100万部突破。
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