ナオト・インティライミはどこまで行くのか? ~野村雅夫のラジオな日々 vol.19

現在、大阪のFM802を中心に、ラジオDJや翻訳家などさまざまな領域で活躍する野村雅夫さん。この連載は、野村さんのラジオというメディアでDJをすることの醍醐味や、ラジオで出会ったアーティストとのエピソードを披露してもらう。今回は、野村さんを「ピッツァ」(?)と呼ぶナオト・インティライミだ。


デビュー前から共に歩んできたラテンなふたり

野村さん、雅夫さん、マチャオ、雅夫ちゃん、などなど。人によっていろんな呼び方をされるけれど、僕のことを「ピッツァ」と呼ぶのは、ナオト・インティライミだけだ。初めて会った時に「ミドルネームはないのかと」聞かれたから「野村雅夫しかないんだよ」と答えると、「じゃあピッツァにしよう」と提案され、「それは食べ物だから」とツッコんだのもむなしく、すっかり野村PIZZA雅夫が定着してしまった。それから9年。何度も話をしてきたけれど、新番組Ciao Amici!に出てもらうのはすっかり遅くなってしまった。とはいえ、彼はスペイン語がよくできるし、互いにラテンのスピリットが騒いで、会っていなかった時間など、すぐに埋まってしまう。気心知れた僕らのやり取りを楽しんでほしい。

ナオト オラ! コメ・スタ? ソイ、ナオト・インティライミ

雅夫 チャオ! ソノ・イーオ・マサオ コメ・ヴァ?

ナオト スィ、ムイ・ビエン。エ・トゥ?

雅夫 スト・ベーネって、今、一瞬、スペイン語に引きずられそうになったわ!

ナオト でも、すごいね。

雅夫 ナオトのスペイン語と、僕のイタリア語で、打合せなんてしなくても、「元気?」みたいなことを何となく話せてしまう、通じてしまうという。

ナオト そうなんだよね。言葉が近いんだよね。

雅夫 それにしても、ナオトをまだ迎えていなかったのか、このCiao Amici!(チャオ・アミーチ)という番組は!

ナオト こっちは、いつ呼んでくれるんやろうって。ず〜〜〜っとスケジュール空けてたのにさ。月木でずっと空けてたもの。

雅夫 ハハハ! 嘘つけ! 知ってんで、忙しかったことは。

ナオト いやいや、やめてくださいよ。

雅夫 ナオトは多忙を極める中、今年もFM802にがっつり関わってくれました。夏はMEET THE WORLD BEAT(万博記念公園でリスナー1万4000名を無料招待する日本最大級の野外フリーコンサート)への出演。

ナオト 楽しかった〜

雅夫 そして、これはそのちょっと前になりますが、7月10日、「ナオトの日」には大阪城ホールでワンマンライブをやりましたね。これは嬉しいですよ。ナオトの日ってのは、1年で1日しかないわけだから、そこに大阪での公演をぶつけてくれるという。

ナオト 初めてやしね。

雅夫 僕も行っておりまして。

ナオト ありがとうございます。

雅夫 お客さんの数もいっぱいでしたけど、関係者も多かったよ。802のDJや社員なんかも、中島ヒロト先輩を先頭に、楽屋挨拶で行列を成してたからね。

ナオト 嬉しかったな。びっくりした、あれは。

雅夫 「ナオトに一言、挨拶をさせてくれ」という行列ですよ。フフフ。

ナオト フフフ。そうやね。でも、なんでやろうと思って、嬉しかったですよ。

雅夫 そのタイミングで、我々ほんのひとときの再会となったわけですが、その時に僕が一言伝えたのはね、こんな内容。「僕の新番組では、ナオトの曲はもちろんのこと、『パスワード シンドローム』がほぼヘビーローテーション状態だから」って言ったの。

ナオト (高らかに口笛を一吹きしてから…)MASASHI SADA!!

雅夫 その通り! ちょうど番組であのライブの前にさださんを迎える機会があってさ、当然ながら、あなたとさださんのコラボレーションの話にもなったわけですよ。『パスワード シンドローム』って曲を一緒に作ってますからね。で、さださんにお伝えしたわけです。ナオトとは昔から仲良くしておりまして、と。なんといっても、ナオトは僕がFM802で初めて迎えたゲストですからね。

ナオト そうなんでしょ? ナオト・インティライミは、野村PIZZA雅夫が802で初めて迎えたゲストだと。何年前だっけ?

雅夫 それが9年ほど前ですね。

ナオト え、嘘やん!? 9年? 俺、まだデビューして8年やで?

雅夫 そうですよ。だから、あなたがまだ……

ナオト デビュー前か!?

雅夫 デビュー前よ!

ナオト 僕がまだMr.Childrenのコーラスをしていて、インディーズで、『ウルトラC』っていうミニ・アルバムを出した時か。

雅夫 『マワセ マワセ』と言い始めた頃ですよ。

ナオト ほんまや……

雅夫 ハハハ! 

ナオト 深夜かなんかの番組?

雅夫 ど深夜ですよ。

ナオト やろな〜

雅夫 なんなら、ほぼ明け方ですよ。

2人 ハハハハ!

ナオト もう翌日やん

雅夫 翌日よ。27時スタートとか、最初は意味がわからへんかったもん。

ナオト それがこんなゴールデンの生放送を……帯で……

雅夫 いやいや、そう言ってる間に、それこそナオトはもう大阪城ホールでって話ですから。

ナオト そう考えると、嬉しいな、また。

雅夫 共に歩んできたということですよ。

ナオト 年もひとつ違いだしね。

雅夫 そうですよ。僕らはとっくの昔からアミーチ(友達)だったと。で、話を少し戻して、さだまさしさんがいらっしゃった時に、僕とナオトの関係性を少しお話したわけです。とにかく、もうあの『パスワード シンドローム』は傑作ですから。この間、ふっとテレビを付けたら、NHKでちょうど「今夜も生でさだまさし」をやってたんだけど、あれでかかるんだね、『パスワード シンドローム』が。僕はもう「やったやった、テレビから聞こえてきた」とひとり大騒ぎでしたよ。

ナオト そんなに思い入れあるんだ。

雅夫 めちゃめちゃあるよ。

雅夫 そんなこんなで、ようやくナオトをCiao Amici! に迎えることができました。今回来てくれたのは、7枚目となるニューアルバム、タイトルはずばり『7』(なな)。一応、オリジナル・アルバムとしての前作は『Sixth Sense』だから2年ぶりってことになるんだけど、その間に旅のコンセプト・アルバム『旅歌ダイアリー2』もあったりして、もちろんシングルも出しつつですから、ナオトが本当に忙しくしてるなってのは傍から見てました。で、今回の『7』ですが、またぐるりと世界を巡って、ちょっと休みを入れてからの、ナオト・インティライミとしてのメイン・ストリームの1枚になるわけですから、かなり気合が入ったと思います。どうですかね、僕の感想は一旦置いておいて、ご本人の手応えのほどは?

ナオト いやいや、感想を教えてよ。だって、ほら、俺が感想を言うと引きずられちゃうでしょ?

雅夫 引きずられないよ。

ナオト お! 俺はブレねえってことですか?

雅夫 人を風見鶏呼ばわりするんじゃねえよ。

ナオト ヒヒヒヒヒ! どうせ、みんなの顔色うかがってるんでしょ?

雅夫 言うことは言うぜ。

ナオト お、いいねいいね。かっこいいね。

雅夫 じゃ、先に言っちゃおうか。7月10日の大阪城ホールでもちょっとしたビデオ演出があって、そこでも僕らは垣間見えたわけだけど、海外に行ってる間に向こうのミュージシャンたちとまた交流があったでしょ? ナオトは僕が思うに、日本の要素だけではなくて、世界あちこちの音をちゃんと日本に持ち込んで、なおかつ評価されるってことを目指すべきであると。そこにこそ、収録曲になぞらえて言えば『夢のありか』があるはずだと。

ナオト ほほう……

雅夫 1曲目の『Shake! Shake! Shake!』から『Start To Rain』にかけて、いきなりトロピカル・ハウス的なものも入れながら、リズムも色々入れながら、今までのナオトと、トロピカルな新しいナオトを早速見せてきているわけですよ。で、たぶん使うのはこれが初めてだと思うんだけど、『Shake! Shake! Shake!』で鍵になってる楽器、あれは何ですか?

ナオト バンジョーかな?

雅夫 バンジョー! これまで入れたことあったっけ?

ナオト 入れてないね。

雅夫 でしょ? いろいろ楽器はこれまで使ってきたけど、初めての音色(おんしょく)もここで入れながら、旅の成果も出していく、そんな7枚目ですよってことを堂々とやってのけた1枚じゃないでしょうか。なおかつ、憧れの方とね… 僕が初めて会った頃はコンサートに帯同し、ステージで背中を見ていた桜井さんにも加わっていただけるようになったわけですよ。結論として、やっぱり自信たっぷりじゃなかろうかと。どうですか?

ナオト もう……おっしゃる通りですね。

雅夫 そうすか?

ナオト ハハハ!

雅夫 じゃ、終わり!

ナオト ありがとうございました! 今日のゲストはナオト・インティライミでしたって、こらこら!

雅夫 フフフ

ナオト 追い出すな。

雅夫 これは802でもかかりまくった曲ですが、トラック2の『Start To Rain』ね。編曲もナオトじゃないですか。嬉しいね、ラジオ的な演出を入れてもらって。

ナオト あ、そうね、最初ね。

雅夫 一度、生放送で曲紹介の時に言ったのよ。パーティーとかで、よくBGMにFMをかけたりするじゃない。そういうのって、盛り上げの一環だから、全部はほら、聴いてなかったりするわけよ。でも、ふと肉を焼こうかと思った瞬間に、「おい、ちょっと待って! 何これ?」ってなる。

ナオト 「この曲、何?」

雅夫 「はい、ボリューム・アップ!」みたいなね。あるよね。たとえば、パーティーをしてる時に、FM802が流れてるかもしれない。そういう時に、「マチャオのお喋りはまあいいや」って感じでラジオをかけてんだけど、不意に「なんだ今のいい曲は!?」ってところで『Start To Rain』ですよ。その感じをアルバムの中でも、『Shake! Shake! Shake!』っていうパーティー・ライクな曲からつなげて入ってくるようにしてあるとか… ナオト、わかってるなぁぁぁぁ!

ナオト ハハハ でも、今言ってくれたようなこともね、実はやろうと思ってはやってないのよ。これはLAで録ってきてるんだけど、一緒に作業してるアメリカ人と遊びながらやってるから、なんにも狙ってないというか。すごい自然。

雅夫 そういう演出じゃなくって、まさにそういうシチュエーションの渦中にいるような、ってことか。ある種ね。

ナオト そうだね。

雅夫 桜井さんとの話をする前に、コミカルな曲にも触れておきたい!『My Great Days』から『同窓会』への流れね。

ナオト いいね。知ってるね。聴いてくれてるね。

雅夫 アルバムの半ばの結構大事なところに、コミカルなラインを入れてきたね〜 『My Great Days』は、「まぐれでいいから」っていうフレーズを積み上げていく曲です。たとえば、この時期なら、まぐれでいいから年末ジャンボを当ててみたいなんて、みんな思いますよ。そんな「まぐれでいいから」だけで押し通したのが『My Great Days』でございます。

ナオト フフフ そうね。まぐれでいいから、ホームランを打ってみたいとかね。

雅夫 ひとつね、僕がね……

ナオト 引っかかったの?

雅夫 まぐれでいいから、アラブで石油王とか、ここは、まあ、あるあるじゃないですか?

ナオト そうだね。なになに? 面白いよ。

雅夫 あと、紅白レコ大ってワードは、年末感もありまして。

ナオト 「まぐれでいいから 紅白レコ大 ポロリの運動会」

雅夫 そこですよ! この3つ目! ポロリの運動会。

ナオト 世代でしょ? 

雅夫 世代ですよ、僕らの。

ナオト 今はもう、コンプラなんちゃらイアンスやら何やらで、なかなかポロリは出ないけど……

雅夫 昔は平気でポロリしてましたからね。

ナオト ポロリ出てましたから。

雅夫 そうですよ。でも、冷静に考えてみよう。「紅白レコ大」はナオトがシンガー・ソングライターなんだから、目指すのはわかるよ。そこに普通に並べて「ポロリの運動会」を入れるところが……ヒヒヒ……笑っちゃうわけです。

ナオト そりゃあ、まぐれでいいから、出たいでしょ。司会か何か、ってか、何でもいいけど、出たいもの。で、その次の歌詞は「まぐれでいいから 見切れただけでも グラミー アカデミー」

雅夫 この辺しっかり韻も踏みながらね。「グラミー アカデミー」はいいよ。あなたはエンターテイナーですから。何度も言うけど、ポロリはね(笑)

ナオト なるほど~、でも、あなた、PIZZAだったら、石油王の後、気になるとこあるでしょ?「まぐれでいいから あちこちパーツが イタリア&メキシコ人」

雅夫 僕はもうまぐれで入ってるからね。

ナオト ハハハハハ!

雅夫 もう出ちゃってるから、まぐれが。

ナオト そういう意味では、イタリアの血が入った人に、この曲を作った後に初めて会ったから、一番感じてもらえるし、俺も改めて、まぐれでいいから、そのパーツほしいもん。

雅夫 僕は確かに顔のパーツはイタリアがまぐれで入ってますよ。でも、あなたの場合には、顔じゃなくて、コラソンが……

ナオト コラソン、ハートね。

雅夫 コラソンがもう入ってるでしょ。

ナオト 心がね。

雅夫 ともかく、この『My Great Days』で懐かしワードを出しておいてからの『同窓会』という流れがいいんですよ。

ナオト さすがです!

雅夫 これからまさに同窓会シーズンに入りますから。この曲を聴いて予行演習をして臨んでいただければってかんじだね。

ナオト 同窓会ソングってあまりないからね。

雅夫 意外とないよね。

ナオト ザ・同窓会ってものを作ってみた。

雅夫 バラされちゃったりするわけよ。「お前、あれだろ? 〇〇ちゃんのことがさ……」みたいなね。

ナオト 「お前、好きやったやろ?」「いやいやいや」って会話ね。

雅夫 「ちょっとお前、本人に聞こえるやろ」ですよ。

ナオト それ入ってたでしょ? サビ前に。

雅夫 このくだり、入っております。ハハハ! 

雅夫 さ、そして、『Amor y sol』(アモール・イ・ソル)の話をしておきましょう。「with 桜井和寿」ですよ! フィーチャリングじゃないんだもの。こうやって迎えるってのは、ひとつの目標だったと思いますけど、やっぱり親しい関係ではあったわけだから、いつどんな形でってのは、結構探ってたでしょ?

ナオト 探るも何もね……

雅夫 何?

ナオト たとえば、デビューしてすぐとかに、「桜井さん、一緒に曲を作りましょう」とか、「歌ってほしいんですけど」なんていうのは、そんなことできるはずがないわけですよ。

雅夫 そりゃそうだ。

ナオト 敬意が足りないってことになるでしょ? そんな人たちじゃないから。とんでもない人たちだから。だって、10年越しで初めてふたりでご飯に行ったんですから。

雅夫 え!?  あ、そう?

ナオト 去年、初めてふたりで行った。

雅夫 なんかもう、サクサク行ってんのかと思ってた。

ナオト 桜井さんだけに?

雅夫 あ!(←本人はダジャレを言ったつもりなし) う、うん、まあね。

ナオト こういうのが、最近あなたが到達した40の壁ですか?

雅夫 ハハハハハ! まいったなぁ。OK。40代の貫禄として、僕がやっぱり引っ張っていきますから。

ナオト お、かっこいい。

雅夫 やめなさい。

ナオト 桜井さんとふたりでご飯に行った時に、「最近書いてるのはどんな曲だよ? 聴かせてみなよ」みたいな感じで、未発表の曲たちを聴いていただいたんです。で、僕としては、この曲は海外マーケット向けのものとして考えたのよ。

雅夫 『Amor y sol』ってタイトルだし。

ナオト スペイン語で「愛と太陽」っていう意味だけど、歌詞もね、もとはスペイン語で歌ってたの。それを桜井さんが聴いてくださった時に、「これは日本でもウケるよ」みたいな。

雅夫 おやまぁ

ナオト ただ、英語とかスペイン語で歌われてるものを日本語の歌詞にした時点で、急にダサくなるやつあるじゃん?

雅夫 あるよ。

ナオト いなたくなっちゃうやつ。「俺の作詞能力では、この曲のポテンシャルのままキープできないんです」って言ったら、「手伝うよ」なんて言ってくださって。ええええええええ! ほんとに? 「真に受けていいんですか?」っていうところから、2、3週間後にまた会って、一緒に歌詞を書き始めて。

雅夫 「キャッチボールが終わって 夕闇が押し迫って」なんてフレーズもありますけど、まさに桜井さんとミュージシャンならではのキャッチボールをできたわけですよ。

ナオト ほんとだね。嬉しかったです。そういう意味では、大人の戦略だなんだってのは一切なく、本当に自然発生でふたりの関係値から生まれていったんです。光栄です。

雅夫 今年は47都道府県弾き語りツアーをやっておりました。ステージに上がる機会は相当多かったわけですが、そんな今年のライブ納めが近づいてまいりました。年末です。「ナオト・インティライミ ドーム公演2018〜4万人でオマットゥリ!年の瀬、みんなで、しゃっちほこ!@ナゴヤドーム〜」。12月29日、土曜日。今日話したアルバム『7』の曲も肝にはなってくると想像します。そして、ナオトもキャリアが長くなってくる中で、このライブにファンの同窓会気分で臨む人もいるだろうし、これがお初って人もどんどん迎えていきたいし。

ナオト ほんとそうなのよ。ナオト・インティライミのライブは、ティライミの曲をひとつも知らない方でも楽しんでいただけるような内容です。キッズから若者はもちろんのこと、中高年の皆さままで楽しんでいただけるような1日にしたいなと思ってますね。

雅夫 ぜひ、詰めかけていただければと思います。名古屋は関西からも近いし。新大阪からなら、新幹線で50分くらいでしょ。

ナオト しかも、29日って、前日の金曜日にだいたい仕事が納まるでしょ?

雅夫 仕事納めからのライブ納めでしょ?

ナオト 間違いないでしょ。30日以降はゆっくりしたいでしょ、皆さん? 年末もう深いから。さらに、29日土曜日の昼3時からだから。関西からなら、ポンって行って、ポンって帰ってきて、おうちで飲めばいいんです。

雅夫 ハハハハハ! また来年も話がしたい男、ナオト・インティライミが今日はスタジオにやって来てくれました。ナオト、ありがとうね!

ナオト グラシアス!

雅夫 グラッツィエ!

ナオト グラッツィアスって、今度は俺が引っ張られたよ。


はじめの方で、「9年前に出会ったデビュー前のナオトが今や大阪城ホールですよ」ってくだりがあるけれど、年末にはナゴヤドームに4万人を集めようという魂胆なのだ。まことに頼もしい。そして、彼の気持ちは常に世界にも開かれている。持ち前のラテン的明るさと音楽的な好奇心を携えて、今後どこまで行くのやら。これからも、ちょくちょく報告に来てもらうことにしよう。

今年2月に始まったこの連載も、2018年の更新はこれが最後。どなたも素敵なクリスマスと年末年始をお過ごしくださいね。では、また次は元日に!

vol.20に続く

野村雅夫
野村雅夫
ラジオDJ/翻訳家。1978年、イタリア生まれ、京都在住。大人のためのミュージック・ステーションとして人気を博すFM COCOLOで、モーニングショーCIAO 765(mon-thurs. 6:00-11:00)を担当するほか、イタリア文化を紹介する京都ドーナッツクラブの代表を務め、映画や小説の翻訳を行う。訳書や映画評、エッセイなど多数。
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