死ぬ前に一度は行きたい世界のクルーズ13

船旅の醍醐味を存分に味わうには最低1~2週間が必要だ。 贅沢な旅だからこそ目指すべきは、人生一度は行っておくべきエリアだろう。 最新事情に精通する『クルーズトラベラー』編集部が監修する、 世界を代表するクルーズエリア13ヵ所と、そのベストシーズンとは?


北極/ここでしかない出合えない風景を求めて

シロクマなどの特別な動物や景観に出合うのが魅力の北極圏。より大きな感動を手に入れたいのなら熟練したガイドが乗船している船を選ぶのが正解。長年コースを設定している船会社なら安心度が高く、最近では日本人ガイド乗船を売りにしている客船も。

カリブ/仕事からの逃避行なら地球の裏側カリブへ

人気クルーズエリアのひとつ。ヨーロッパの旧宗主国のカラーを色濃く残す街並み散策も楽しいが、「ロイヤルカリビアン・インターナショナル」などの客船会社が所有するプライベートアイランドで〝何もしない時間を過ごす〞のが実は正しいカリブの楽しみ方。

アラスカ/あくまでスローな航海ならイチ推し

バンクーバーやシアトルなどの都会から出航、日を追うごとに山々の緑が深まり、その先にある氷河は白銀の世界。デッキから見た風景の移り変わりにともに心も身体もリラックスできるクルーズ。環境保護の視点から規制強化の流れもあり、行くなら今かも。

ガラパゴス/動植物の宝庫には感動が待っている

絶海の孤島、ガラパゴスも快適クルーズで楽しめる時代。ダーウィン気取りで島に上陸後は、ガラパゴスゾウガメなど固有の動植物たちとの出合いが待っている。進化に取り残された場所に最新の客船で立ち寄るという、ちょっと不思議な体験は虜になる。

ソシエテ諸島/ゴーギャンが愛した風景を豪華客船で巡る

その名もずばり「ポール・ゴーギャン」という船でタヒチ、ボラボラ、モーレアなど南太平洋に点在するフランス領の島々を巡るクルーズ。数あま多た の巨匠たちを虜にした風景や文化を豪華客船に乗りながら味わうのは船旅ならでは。世界のダイビング愛好家にも人気。

日本の離島/世界で大注目日本の世界遺産の島

小笠原と屋久島。ともに世界遺産に登録されるふたつの島だが、実は、海外からのクルーズトラベラーに人気が高く、ある日の港はフランス人ばかりという光景も。スモール・ラグジュアリーシップが多く寄航しているため、選択肢が豊富なところもお薦めポイント。

エキゾチックアジア/これからはその先のアジアに注目

シンガポールや香港から、マレーシア、ベトナムなどを巡るクルーズが人気だが、最旬は「アクア・エクスペディションズ」が始めたインドネシアのスパイス諸島クルーズ。世界でここにしかない大自然を超小型ラグジュアリー船で巡る、贅沢な探検へ。

北欧・ノルウェイ沿岸/ノルディックスタイルが心地よいヒーリングクルーズ

美しいフィヨルドに魅了された英国貴族たちが、夏のバケーション先として訪れたのがノルウェークルーズの始まり。近年では冬のオーロラ観賞の人気が急上昇。深く北欧スタイルを味わうなら現地の人の生活の足、「フッティルーテン」の定期航路がお薦めだ。

地中海/目指すべきはフランス&イタリアの小さな港町

定番の地中海。敢えて小型船でしか行けない小さな港街を訪れてみては。代表的な船は「シードリームヨットクラブ」。古い港には必ずある城塞を散策した後は、市場を覗いてカフェへ。街を歩いていると、古いヨーロッパ映画の世界に迷いこんだ気分が味わえる。

カナリアアイランド/大西洋に浮かぶ

未知なる7つの島へアフリカ大陸の北西に浮かぶスペイン領。7 つの火山島からなり、常春の島とも呼ばれる。スペイン風の洒落た港街あり、むきだしの溶岩や砂漠あり、紺碧の海あり、と毎日違った風景に出合うクルーズが楽しめる。「ブルマントゥール」が有名な船だ。

南アフリカ/クルーズ&サファリという新しい楽しみ方も

喜望峰で有名なケープタウンを起点に、南アフリカの港街を周遊するクルーズが人気。世界一の動物保護区、クルーガー国立公園で感動のサファリ体験が。ポートエリザベスという港に行けばオーシャンサファリも楽しめる。船では「オーシャニアクルーズ」が有名。

南極/極地探検もガマン不要の時代

探検クルーズの最高峰、南極クルーズにおいても昨今はラグジュアリー化が進行中。「シルバーシー・クルーズ」などファイブスターシップが続々と参入を開始。船外は氷の世界、船中はシャンパンと本格フレンチというスタイルに世界のハイエンドトラベラーが絶賛。


Edit & Text=CRUISE Traveller Illustration=エイドリアン・ホーガン


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