国内保有台数10万台越え! 今、キャンピングカーが人気沸騰している理由とは?

次なる景色を求めて心赴くままに移動する。 そんなロマン溢れる旅をともにするキャンピングカーの魅力と2018年注目モデルをご紹介。


男の秘密基地=キャンピングカー

ロードムービーのような放浪旅は男のロマンだ。大人になった今でもその憧憬を捨てられないのであれば、邸宅並みの快適さを誇るキャンピングカーを相棒にしてはどうだろう。

一昨年、キャンピングカーの国内総保有台数が10万台を突破。2018年は特に、高級仕様モデルの盛り上がりが目立つが、なかでも異色の魅力を放つのがエアストリームである。

「キャンピングカーは自走式とトレーラーに大別されますが、エアストリームは後者。牽引するヘッド車と切り離せるのも大きなメリットです」

そう話すのは、日本ではじめてエアストリームを走らせた先駆けである田中孝一氏。ともに正規代理店を営む息子の清貴氏も生っ粋のアウトドアマンだ。

「昔から変わらないアルミボディの未来的なスタイルはもちろん、家の延長と考えられた室内はとにかく豪華。アメリカでは90年近くも続く名門中の名門で、トレーラーのロールスロイスみたいな存在。こんなクルマ、ほかにはありません」(清貴氏)

空力を考慮したボディラインは航空技術から流用され、高い走行性能を誇る。また、耐久性の高い屈強な造りは3世代にわたって使われるほど。世界中にファンが多いことも頷ける。

「別荘は同じ景色しか見られないけど、キャンピングカーは窓がキャンバスになり、さまざまな景色を映しだしてくれる。最高の贅沢ですよ」(孝一氏)

別荘として購入する人も多く、国内では約3 割が定置のモーターハウスとして使用。「クラシック30RB」価格は要問い合わせ。(エアストリームジャパンTEL:048-481-6462)。ちなみに清貴氏の愛車は、アパレルブランドのエディー・バウアーとコラボした「エディー・バウアー27Ft」。


2018年注目のキャンピングカー

HYMER ML-I620
60年の歴史を誇るドイツの老舗ブランド・ハイマーは、圧倒的な存在感と欧州最上位の造りが特徴。ML-Iは同社のハイエンドに位置し、ベース車輌にメルセデス・ベンツを採用したことで移動時も安全かつ快適に過ごせる。家具類など、すべてに贅を感じる。

全長7,800mm×全幅2,220mm×全高2,900mm、乗車定員:5 名/就寝人数:6 名 ¥16,524,000~(HYMER PREMIUM SHOP RVランドTEL:0297-27-6767)


Dethleffs GLOBETROTTER XLI I7850-2EB
デスレフの国内最長クラスとなる約9mのロングボディ。後輪に2 軸、前後にエアサスペンションを搭載し乗り心地も上品。曲線を活かした美しい室内は、間接照明により大人の雰囲気。寝室にはツインベッドが並ぶ、プレミアムモデルに恥じない豪華さと優雅さを兼ねた1台。

全長8,720mm×全幅2,330mm×全高3,040mm、乗車定員:5 名/就寝人数:4 名 ¥23,760,000~(東和モータースTEL:03-3303-1146)


ADRIA SONIC SUPREME 810SC 
スロベニアに本拠を構えるアドリア社は1965年に創業し、欧州ではその名を知られたスタイリッシュなブランド。フラッグシップモデルであるスプリームの名に恥じない、豪華な装備と高級ホテルのようなモダンなインテリアが魅力。

全長8,800mm×全幅2,320mm×全高2,980mm、乗車定員:5 名/就寝人数:4 名 ¥17,906,400~(デルタリンクTEL:086-429-3337)


HYMER ERIBA Nova S620
1957年にスタートした、ハイマーのエリバシリーズ。ハイエンドモデルとなる「ノヴァS620」は最後部にツインベッドを配し、前方には広々としたリビングをレイアウト。細部まで高級感にこだわった欧州最上級トレーラーにふさわしい装備と造りこみを誇る。

全長8,280mm×全幅2,400mm×全高2,750mm、就寝人数:4 名 ¥7,236,000~(HYMER PREMIUM SHOP RVランドTEL:0297-27-6767)


Text=伴 隆之 Photograph=池本史彦