最高のロマネ・コンティは何年? ペトリュスは? 【ワインのヴィンテージチャート】

記念日やお祝い事など、大切な人へのギフトにワインを贈るなら、いっそのことその人と同じ年月を歩んだワインを選びたい。ゲーテは、ボルドー5大シャトー、ロマネ・コンティ、ペトリュスについて独自にヴィンテージチャートを作成。ワインを選ぶ際の参考にしてほしい。


VINTAGE CHART


シャトー・マルゴー

作家・渡辺淳一の『失楽園』の影響によって、日本で一番人気があるとも言われるシャトー・マルゴー。5大シャトーのなかでも、最もエレガントなワインが生みだされる。1960年代、'70年代のマルゴーは基本的に触らぬが吉だが、'78年にオーナーが代わって奇跡の復活を遂げた。


シャトー・オー・ブリオン

5大シャトー唯一のグラーヴ地区産で、他のシャトーに比べ当たり年、外れ年の差が大きい。'98年はオー・ブリオンが大当たり。メルローの比率が高く、他シャトーよりも飲み頃を迎えるのが早い傾向がある。


シャトー・ラフィット/シャトー・ラトゥール/シャトー・ムートン

ポイヤック産のこのトリオは同じ地区にあるので出来具合も同じかと思えば、シャトーごとの差が大きい年も。皆一般にカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高く、堅牢な印象。毎年ラベルの絵が変わるムートンは、アート好きのあの方へ。


ロマネ・コンティ

昨年のオークションで、1945年物に一本6000万円の値がついたロマネ・コンティ。入手の難しさは5大シャトーの非ではなく、末端価格は最低200万円。一生に一度は飲んでみたいワインだが、フェイクワインには要注意だ。


ペトリュス

メルローの最高傑作。熟成したペトリュスは、まさに黒トリュフのごとき妖艶な香りをもつが、当たりを引くタイミングの見極めが実に難しいワイン。今なら'89年、'90年が飲み頃か。ロマネ・コンティと同様に、フェイクワインが多いので要注意である。


Composition=柳忠之