【特集IR】キャピタル&イノベーション小池隆由「IR誘致成功の鍵は地元企業の活躍」

来たるIR時代に求められるものはいったい何なのだろうか。スポーツ、食、エンタメ、投資、街づくり、イベンター、観光、ホテル。各界のトップランナーによる分析が明かすのは、IR には日本をさらなるステージへと導く力を秘めているということだ。 キャピタル&イノベーション代表取締役で、情報メディア「カジノIRジャパン」を運営する小池隆由に聞いた。

IR誘致は、地元企業の活躍が要!

大阪と横浜市をはじめ、現在9つの都道府県・政令市が IR 誘致申請を決定、または検討中だ。国内に建設可能な IR 施設は政府の方針で最大3つ。選ばれるには何が必要か。

「国土交通省観光庁は、日本型 IR の特徴に『日本の魅力を伝える施設』であること、『送客施設』として優れていることを重視しています。IR 施設はコンシェルジュ機能を持ち、全国各地への旅行サービスの手配などを行える機能を持つ必要がある。そのためには、観光のハブになり得る都市でなければなりません。大阪と横浜市が一歩リードしている状況ですが、大都市に近く、交通の要所である宮城県と北九州市もダークホースではないでしょうか」と小池隆由氏。

もちろん、地元の活性化も IR誘致成功の大きな鍵だ。大阪ではオリックスなど、横浜市では京急や東急不動産などの事業挑戦が見こまれている。

「地域の特性を知り、地元の信頼の厚い企業の参入は、IR誘致を成功させる大切な要素です。この点でも大阪と横浜市が有利ですが、宮城県にも注目。IR施設ができれば、震災復興がよりスピーディに進み、地元企業も元気になるはず。どの自治体が選ばれるのか、最後までわかりませんね」

TAKAYOSHI KOIKE
キャピタル&イノベーション代表取締役、カジノIRジャパン運営。山一證券、ドイツ証券、ゴールドマン・サックス証券を経て、2013年にキャピタル&イノベーションを設立。情報メディア「カジノIRジャパン」を運営し、IR 事業コンソーシアム組成を展開。

Text=川岸 徹 Photograph=鈴木拓也IR