移住して分かった! ファションセンスを正しく褒める4つのフレーズ【英語レッスン】

35歳・英語力ゼロなのに、会社を辞めていきなり渡英した元編集者。「その英語力でよく来たね(笑)」と日本人含め各国人からお叱りを受けつつ、覚えたフレーズの数々。下手でもいいじゃない、やろうと決めたんだもの。「人のEnglishを笑うな」第44回!    

学校では習わなかった!? 未来系の言い方その2

たまに抜き打ちチェックのように、アパートの大家が部屋にやってきます。先日も、もより駅で大家さんをみかけたので声をかけたら、「ちょっと近くまで来たから様子を見ようと思って」と言ったあと“ I was just about to call you”とおっしゃいました。ちょっと何言ってるかわからなかったので、いつものように「今日天気いいっすね〜」という簡単な話題に切り替えました。

 I was just about to call you=今ちょうど君に電話しようとしてたんだよ

ということだったそうです。

be about to V(動詞)」という表現は「今これからまさに〜する」というすごく直近の未来を話す時に使うのだそうです。

いわゆる義務教育でならった未来系といえば“will” か“be going to”だったかと思いますが、それに加えてこのような表現があるのは知りませんでした(習ったのかもしれませんがまったく思い出せませんでした)。

以前も少し触れましたが、他にも近い未来を表すには、現在進行形の形の「be+ Ving」を使う方法もあります。この”be about to”はその感覚に近いかと思います。まとめるとこういうことかと思います。

will=少し遠い未来

be going to=具体的な計画

be +Ving / be about to V=今まさにしようとしていること

「今まさに」ということなので、“I am about to do it in 5 minutes”「5分以内にします」などというように具体的な時間設定がある場合には使えないそうです。

映画館で開始ギリギリなのに売店でポップコーンのフレーバーに悩んでいる友人に

hurry up! the film is about to start(急いで!映画が始まるよ)”

待ち合わせの10分前に「今どこにいるの?」と電話がかかってきて

I am about to leave my house(今家を出ます)“なんて時に使えます。

相手のファッションセンスを褒めるためのフレーズ4選

ロンドンには世界各国からさまざまな人が集まってくるので、そのファッションもいろいろです。会話のいいきっかけにもなるので「素敵なファッションだな」と思ったら、なるべくそれを本人に伝えようと心がけています。「あら、本当? 実はこれ、ロンドンに着いてすぐ買っちゃったの、こういうの私の国では高いから」とか「これは自分の国で買ったの。この色が今流行なの」とか相手の国の文化を知ることにもつながります。簡単で言いやすい、ファッションの褒め方をここまにまとめておきます。

① That dress looks good on you / Your dress suits you
2つとも「そのドレス似合ってますね」ということです

「〜に似合う」は“look good on 〜”、または動詞の“suit”が使えます。

ちなみに目上の人に伝えたい時は、このようにこの言い方をすごく丁寧にします。

I hope you don’t mind me saying but that dress really suits you.
(こんなことを言ってお気を悪くしないでいただきたいのですが、そのドレス、本当にお似合いですね)

確かにファッションセンスを褒めると人によっては「お前なんかに言われたくない」と思う場合もあるかもしれないので、このくらい言ってもいいのかもしれません。

② I love your outfit!
「そのお洋服、わたし大好き!」

イギリス人英語教師が以前「実に無難な褒め方だが、これを言われて嫌な気はしない」と言っていました。無難にして完璧な褒めフレーズのようです。

③ Your outfit is on point
「あなたのお召し物、すごくスタイリッシュですね!」

on point”は「すごくお洒落」「トレンディ・スタイリッシュ」という意味で使われているのだそうです。

④ How do you always come up with such amazing outfits
「いつもどうやってそんな素敵なスタイルを思いついてるの?」

come up with〜”で「〜を思いつく」ということになります。このフレーズは、 女性ファッション紙で「おせじに聞こえないファッションセンスの褒め方」という記事で紹介されていました。難易度の高い言い方ではありますが、個性的なファッションを積極的に取り入れている人なんかにはいいかもしれません。

番外編:“fit”は褒め言葉には使わない!

私は“suit”と同義語のつもりで“fit”を使ってしまっていたことがあったのですが、“fit”の場合は「サイズが合う」ということになってしまうので、センスを褒めていることにはならないそうです。

ちなみに“fit”の場合はこのように使います。

This suit doesn’t fit you(そのスーツ、サイズあってないよ)

  先日ロンドンのとある洋服屋さんで、こんなジャケットが売られているのを発見しました。  


MOMOKO YASUI
ロンドン在住編集・ライター。1983年生まれ。男性ライフスタイル誌、美術誌、映画誌で計13年の編集職を経て2018年渡英。英語のプレスリリースを読むのに膨大な時間がかかって現在、仕事が非効率。  

Illustration=Norio