最新湘南ライフ。 厳選! 湘南レンタル邸宅

湘南の空気やライフスタイルは、実際に住んでみてこそ感じられるもの。セカンドハウスを建てなくても、"湘南住民"になれる方法を教えます。

リゾート気分に浸るオーシャンビュー

全室オーシャンビューのまるで海に浮かぶ家

2階リビングの大きな一枚窓から、江の島や富士山、伊豆半島が見渡せる。ダイニングの奥には船首のような造りのウッドデッキが続く。

逗子や葉山よりさらに南に下り、国道134号線を海側に入った佐島は、小さな漁港と小さなマリーナを擁する由緒ある別荘地。夏場のハイシーズンでも喧騒とは無縁の落ち着いたエリアだ。その海沿いの一角に建つのは、ウィークリーレンタルの一軒家。ホテルと違いスタッフが常駐しているわけではないので、我が家同然のオーナー感覚で利用できる。

Nowhere but Sajima
住所:神奈川県横須賀市佐島3-10-8
TEL:03-5785-2320
料金:1週間あたり¥243,800~/棟(税込。別途8%の管理費)
http://www.nowhereresort.com

白を基調とした3階建ての建物は、海に面する部分を大きく取り、各部屋には大きな窓が設けられている。どの部屋にいても手が届きそうなほど近くに海があり、まるで海の上を突き進む客船に乗っているよう(実際、海が荒れた日には波しぶきがかかることも!)。また12個ある窓はすべてデザインが異なる。周囲の壁や床の色も敢えてバラバラにしてあり、時間や場所によって違ったランドスケープが楽しめるという心憎い仕かけだ。

3階の書斎スペース。もちろんWi-Fiも完備され、仕事もできる。

専有面積は約170平方メートル。2ベッドルーム+LDKという暮らしやすさを重視した間取り。都心での生活に疲れたら、1週間ほど海沿いの"我が家"でリセットするのも悪くない。

同じく3階にあるバスルーム。大きく足を伸ばせるバスタブからも海が一望のもとに。

SHONAN COLUMN
徒歩5分ほどの場所には佐島漁港があり、目の前の鮮魚店には水揚げされたばかりの魚貝類が並ぶ。『丸吉商店』ではお造りやBBQセットといったリクエストにも応じてくれる。

丸吉商店 
住所:神奈川県横須賀市佐島2-14-7 
TEL:046-857-2727

蒼海を見渡す白亜の空間。1日2組限定プライベート邸宅

「ザ・スイーテストハウス」のベッドルーム。世界的に有名なギリシャ・サントリーニ島の夕景にも負けず劣らず美しいサンセットが待っている。

葉山で人気のレンタル邸宅「ザ・ハウス」が新しく真名瀬海岸にオープンした1軒。名前のとおり、ビーチのすぐ上に建つ3階建ての邸宅は、1~2階の「ザ・スイーテストハウス」と3階の「ザ・ペントハウス」というふたつの空間に分かれる。ギリシャ・サントリーニ島の建物をイメージしたという白亜の空間は、ブルーの海とのコントラストも美しく、東京から約1時間の距離とは思えないトリップ気分を味わえる。

THE HOUSE on the beach
住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内1055-6
TEL:非公開
料金:1日あたり4名1組での利用で¥70,000~(別途¥10,000の清掃料)
http://www.thehousehayama.com/

SHONAN COLUMN
徒歩5分ほどの距離にある、森戸海岸の入口にあるレストラン&バー『エスメラルダ』。ステーキやアヒージョから梅しそチャーハンまで、豊富なメニューが人気。

エスメラルダ 
住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内997-20 
TEL:046-874-8477

さざなみの音色に酔う、吉村順三設計の名建築

「湘南秋谷の家」として知られる有名建築。もともと2家族のために設計され、そのまま「West side Villa」と「South side Villa」の2棟に分かれる。

日本のモダニズム建築を牽引してきた吉村順三による名作別荘が、昨年末にバケーションハウスとして生まれ変わった。低いプロポーションや海との一体感を感じさせる美しいフォルムは往時のまま。ジェットバスをはじめ、宿泊施設としての機能がモダンにアップデートされた。1日2組限定にもかかわらず、バトラーサービスも高級ホテル並みに充実。ホテルと貸別荘の"いいとこ取り"をした注目のステイ先だ。

HAYAMA Funny house
住所:神奈川県横須賀市秋谷5296
TEL:046-874-9991
料金:1日あたり¥22,500~/棟(税込。4名利用時の1名様料金。朝食つき)
http://hayama.funnyfunny.jp

SHONAN COLUMN
「葉山ファニーハウス」にはフレンチ鉄板ダイニングが併設されるが、それとは別に近所には地元野菜をたっぷり使ったスープカレーの有名店『南葉亭』もある。テイクアウトも可能。

南葉亭 
住所:神奈川県横須賀市秋谷5290-1 
TEL:046-855-0670

木の温もりが心地よい古民家

古都の涼風を感じながら縁側で読書にふける

藁(わら)を編み込んで作られた円柱型の椅子「どんげ」。オーナーが京都に住んでいる時に廃れつつあることを知り、自らが手で作り上げたという。

紫陽花で有名な鎌倉・明月院のすぐ近くに構える古民家別荘。昭和12年に建てられた昔ながらの日本家屋でのステイは、外国人ゲストはもちろん、時に静けさを求める人たちにも人気だという。

どんげ庵 北鎌倉
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内(※番地非公開)
TEL:03-3490-9611
料金:1週間あたり¥97,200~/棟(税込)
http://www.staycation.jp/

8畳と6畳の和室に台所と決して広くはないものの、襖(ふすま)や障子戸を開ければダイニングから縁側までがひと続きとなり、風通しもよく広く感じられる。何より畳の匂いや木の温もりが心地いい。築80年近いとはいえ、水回りや耐震改修を含め丁寧なリノベーションが施されている。

古民家の醍醐味ともいえる縁側。簾(すだれ)とガラス戸、風鈴の音が涼感を呼ぶ。

縁側に並べられるのは、京都洛北に伝わる藁(わら)の椅子「どんげ」。やわらかな風合いのどんげに座り、日がな一日読書に興じれば、気分はもう小津安二郎の映画の世界だ。所々に配されたアンティークの家具や縁側から見える小さな石庭、清々しい香りの檜風呂など、すべてが古民家の暮らしに溶け込んでいる。

台所横に配されたアンティークのテーブル&チェア。家具や小物はオーナーが京都や金沢で買いつけてきたもの。

北鎌倉駅までは徒歩5分。ということは、都内に通うことも、気軽にゲストを呼ぶことも可能だ。日々忙しいからこそ、時には畳で寝ころび、思索にふける時間が必要かもしれない。

SHONAN COLUMN
近所でお薦めの1軒は、日本家屋を改装した古民家イタリアン『タケル クインディチ』。和の空間でいただくピザやカルパッチョは絶品。人気店ゆえに必ず予約を。

タケル クインディチ 
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内1384 
TEL:0467-23-7355

御用邸隣に佇む、築90年の和モダン古民家

造りは和風木造建築2階建て。専有面積165平方メートル。1階は茶室や縁側を備えた和の空間、2階はベッドルームや屋外ジェットバスがある洋のスペースとなっている。

葉山御用邸のすぐ隣にある築90年の日本家屋は、宮内庁の敷地だったそう。竹枠や硝子戸などは当時のままだが、ベッドルームや屋外ジェットバスを備え、和の雰囲気とモダンリビングの快適性がほどよく調和する。1階の縁側の外には、手入れの行き届いた庭が広がり、四季折々の美しい風情を楽しませてくれる。落ち着いた佇まいながら、実は海まで歩いて30秒ほど。大人の夏休みにはこんな古民家がよく似合う。

Nowhere but Hayama
住所:神奈川県三浦郡葉山町一色2112
TEL:03-5785-2320
料金:1週間あたり¥269,000~/棟(税込。別途8%の管理費)
http://www.nowhereresort.com

SHONAN COLUMN
葉山・逗子のレストランやカフェに豆を卸している『ファイブビーンズ』。徒歩2分のショップではマイカップを持っていけばその場で淹れてくれる。

ファイブビーンズ 
住所:神奈川県三浦郡葉山町一色2037 
TEL:046-876-1269

名所、鎌倉宮近く、静寂の時が流れる和空間

和室とひと続きになったリビング。オーナーが元インテリア関係の仕事をしていただけに、イームズのビンテージ家具をはじめセンスのいい小物が並ぶ。

古都鎌倉の中でも特に歴史が古いとされる二階堂は、観光客も少なく、素顔の鎌倉に出会えるエリアだ。鎌倉宮の参道近くに構えるこちらの邸宅は、敷地面積約290平方メートル。5LDKで12人まで利用可と、グループや複数家族でのステイにもってこい。実際、日本在住の外国人が来日した友人を招いて利用するケースが多いのだとか。鎌倉の親戚の家に遊びに行くような感覚で、何度でもリピートしたくなる古民家だ。

Fine stay Kamakura
住所:神奈川県鎌倉市二階堂(※番地と電話番号は非公開)
料金:1週間あたり¥168,000~/棟(別途¥6,001の清掃料)
※お問合せはメールにて(finestay.kamakura@gmail.com)

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お薦めの店は、創業1848年の老舗酒店『鎌倉山田屋』。湘南の地酒「天青」や湘南ビール、かまくら梅酒などを買い込み、庭を眺めながらゆるりと酒盛りを楽しみたい。

鎌倉山田屋 
住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下3-8-29 
TEL:0467-22-0338

Text=真下武久 Photograph=千葉圭子(Nacása & Partners/P1-2、P5-8)

*本記事の内容は16年7月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)

2016.9.12