温もりを感じさせるルイ・ヴィトンのダブルフェイス地の新作ブルゾン

メリノウールのリブ袖、レザーでコーティングしたボタンを備え、ラウンドしたニットカラーは1920年代のA-1ジャケットを思わせる。ルイ・ヴィトンの新作ブルゾンは、厚手のコート地を使ったダブルフェイスに、内側には"モノグラム"をジャカード織で。ゆったりとしたサイジングが現代的だ。


異なるテイストの融合

旅とは、先人の経験をトレースするに過ぎないともいう。かつて読んだ旅行記や写真集、今ならスマホのトラベルガイドか。それでも旅が人を惹きつけてやまないのは、異文化との出会いがあるからだ。そんな旅の真髄を知るルイ・ヴィトンの象徴が"モノグラム"である。1896年に考案された模様の由来は、中世美術や家紋など諸説あるが、それは当時の、世界に開かれた好奇心の融合といっていい。だからこそ1世紀以上を経た今も心躍る。

新作のブルゾンは、この"モノグラム"をダブルフェイスに配し、旅への誘いを内に秘める。初期のフライトジャケットを思わせるデザインに、ウールカシミアの上質が薫る。これも異なるテイストの融合だ。軽やかな着心地は心も解放し、TRAVELIN’LIGHTが味わえる。

ブルゾン¥307,000、ニット¥137,000、パンツ¥95,000(すべてルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービス TEL:0120・00・1854


Direction=島田 明 Text=柴田 充 Photograph=前田 晃(人物)、隈田一郎(静物) Styling=久保コウヘイ Hair & Make-up=MASAYUKI(The VOICE)