【極上リゾート】なぜ、今バリなのか? プールヴィラに籠る楽園の休日

ハワイと並び、日本人に圧倒的な人気を誇るリゾート地、バリ。なぜバリはこれほどの人気を集めるのか。その答えをプール付きの一軒家ヴィラに見た。


プールヴィラこそバリのスタンダード

神々の島と称されるバリ島は、年間約565万人の外国人観光客が訪れる世界屈指のリゾート地(2017年、インドネシア中央統計局調べ)。一時期、テロや火山の噴火の影響で客足が遠のいたこともあったが、その数は完全に回復。毎年、確実に増やしている。

なぜ、バリはこれほどまでに人気なのか。南国ならではの気候と大自然、神々の棲むといわれる神秘性、ヒンドゥー教に根ざした独自の文化、人々の温かいおもてなし……、その理由は数あるが、世界の他のリゾートと違うスタイルを持っていることが大きい。

そのスタイルとは、プライベート感溢れるプール付きヴィラにある。バリに来たら、ホテルではなくヴィラに籠る――これこそバリが世界のリゾートをリードする理由であり、いまやバリのスタンダードだ。

そんなバリのプールヴィラといっても、高級リゾートホテルの敷地の中にあるものや、個人が所有する一軒家を貸し出しているもの。1ベッドルームのコンパクトなヴィラや、複数のベッドルームがある豪邸。トラディショナルなものからアーティスティックなものまで、さまざまなタイプが存在する。

なかでも今回紹介するのが「Villa Kamehameha(ヴィラ・カメハメハ)。広さ約900㎡、4つのベッドルームを持つ一軒家の豪華プール付きヴィラだ。

開放感抜群のヴィラ・カメハメハ。コンテンポラリーなインテリアが特徴

完璧なプライベートステイを約束する「ヴィラ・カメハメハ」

デンパサール空港からクルマで約40分、バリ島南端のスミニャック。このエリアにあるレストランやショッピングスポットが並ぶメイン通りから少し路地を入ったところにあるのが「ヴィラ・カメハメハ」だ。門をくぐり、アプローチを抜けると、目の前に広がるのは、瀟洒な邸宅と、緑の芝生がきれいに整えられた庭、そして全長20メートルあろうかというプールだ。そのプールサイドにはデッキチェアが並び、奥にはバースペースとデイベッドを配置したパレ(東屋)がある。

このヴィラには、いわゆる玄関がない。吹き抜けのひとつの大空間となっているリビングとダイニングとキッチンは、庭に面し開け放たれ、つまり内と外が一体化、その開放感は半端ない。ダイニング横の階段を上っていくと、そこはフリースペース。バリのトラディショナルなアートと、センス良いモダンアートが飾られる。1階の大空間の両サイドと、2階フリースペースの両サイドには、浴室を併設した計4つのベッドルームを配置。天蓋付きのベッドは、清潔感十分で極上の眠りを約束してくれる。

以前、住居だった建物をリノベーションしたこのヴィラは、いわゆるバリの超高級ホテルのプールヴィラとは異なっている。トラディショナルすぎず豪華すぎず。ましてや斬新なデザインが施されているわけでもない。とにかく快適で、長く滞在しても飽きない、気持ちよさに溢れているのだ。まさにオーナーになったかのように、暮らすように泊まれるのである。

さらに「ヴィラ・カメハメハ」の魅力は、その快適な設えだけではない。5名のスタッフが常駐し、王様のように手厚くもてなしてくれるのだ。例えば、朝。ベッドから起き上がり、ダイニングに行くと、スタッフがつくってくれたトロピカルジュースが目を覚まさせてくれる。朝食も、パンを焼くところからはじめ、盛りだくさんの美しく彩られた料理を提供。リクエストを言えば、バリ風にもしてくれる。スタッフはゲストが外出中に部屋をキレイにし、ゲストが帰宅するやいなや冷たいドリンクを用意する。また、マッサージをお願いすれば、本当に腕のいいマッサージ師を手配。こういったコンシェルジュ的なことも含めて、すべて宿泊代に含まれているのだ。もちろん、夕食や庭でのBBQの相談も可能(材料費のみ別料金)。

専属シェフをはじめ5名のスタッフは、常駐といっても常に近くにいるのではない。いてほしい時に、いつの間にかいる、そんなつかず離れずの具合が絶妙だ。

この完全プライベート仕様の空間と、いたれりつくせりのもてなしがあって、宿泊費が日本円で1泊6~7万円(シーズンにより変動)というから驚き。これぞバリのマジックといえよう。

極上のプールヴィラの過ごし方

もし、パートナーとふたりっきりでここを訪れたなら、ぜひ裸でプールにダイブしたい(深さも十分!)。もちろん、誰かに水がかかって嫌がられるわけはない。側には愛する人がいるだけ。すべてを解放して、ただただ日常から離れる。そう、ここに水着はいらないのだ。

もし、家族でここを訪れたなら、思う存分、小さな子供とじゃれあいたい。ここなら、人の目を気にすることなく、どんなに騒いでも構わない。一生、忘れられない時間を共有できるはずだ。もちろんグループでの滞在も可能。ベッドルームが4つもあるから、思い思いのスタイルで楽しみたい。

パレから見たプール。長さ20メートル、深さは深いところで1m60cmほど。

プールサイドのデッキチェアで本を読み、ときにはウトウト微睡む。目が覚めたらプールに飛び込んでもいいし、近くのビーチに出かけてもいい。また、バレのデイベッドでマッサージを受けて過ごすのもいい。

プールヴィラで過ごす楽園の休日、それはただただリラックスすること。ディナーの前に「今日、何をしてたっけ? よく寝てたし、ダラダラしてたな~」と思えれば最高の時間を過ごしたということだ。

「次の休みも、またここに来よう」と決めたら、すっかりバリのマジックにかかった証拠。きっとバリの神々に選ばれたのは間違いない。


Villa Kamehameha
4ベッドルーム(8人まで宿泊可)
住所:Jalan Petitenget, Gang Telaga Waja, 80361  Seminyak Bali, Indonesia
チェックイン:15:00 チェックアウト:11:00
※全室WiFI完備、レンタル自転車あり、宿泊者以外のゲストを招いてのパーティ&イベントはNG
問い合わせ:Asa Property https://www.asa-property-jp.com/
予約:https://ja.airbnb.com/rooms/20486985
https://www.booking.com/hotel/id/4-bdrm-luxury-villa-kamehameha.ja.html


Text=八木基之(ゲーテWEB編集部)