間違えると印象ガタ落ち! ブラウンの革靴を選ぶポイント【MB】

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茶色で気を抜くな!!

何の話か? そう、「靴」の話です。男子たるものONでもOFFでも高級感を演出できる革靴を愛用しているかと思います。スニーカーももちろん素敵ですが、クリスマスデートなどのフォーマルな装いが求められる場ではジーンズにスニーカーでなくジーンズに「革靴」などが好ましい。

そして革靴はひと昔前まで「3万円以下はゴミしかない」ような状態でした。合皮の素材がまだまだ発展途上で1,2万の革靴はビニールのような風合いのものばかり、とてもみられたものではありませんでした。しかし、最近ではGUを始めとした「どうみても本革にしか見えない」ようなリアルなフェイクレザーが台頭。馴染みにくい合皮だからこそタイトシルエットの靴を作るのが難しい、というデメリットも最近では解消されつつあり……2990円のGUの革靴も着用していると「それどこの? 高そうだね」と言われるほどにまで進化しました。

しかしながらそんなGUなどの優れた合皮シューズにも、まだまだイマイチな面があります。それは「茶靴」。明るめカラーの茶色の革靴はまだまだフェイク感が強すぎて大人が使うには少々抵抗がある。

なぜ黒に比べて茶色の革靴がダメなのか? それは色の明暗に原因があります。黒という色はこの世で最も暗い色、だからこそ素材の風合いが潰れてしまい目立たないので「合皮特有の質感をある程度ごまかせる」のですね。ところがブラウンカラーなど明るめになればなるほどどうしても素材の風合いが目立つようになります。黒のように誤魔化すことができずありのままの合皮感が見えてしまう。

GUの茶靴を見てください、こんだけ格好良く撮った写真からもそこはかとなく「安っぽさ」が伝わるでしょう? このへんはまだまだ合皮には限界があります。

なので黒靴はGUで全く問題ありませんが、茶靴だけは是非高級品を意識して選びましょう。

私が愛用しているのはJ.M.WESTONのロシアンカーフを使ったローファー。フランスの老舗ブランドだけにフォルムも質感も洗練されています。イタ靴のような色気はありませんが、美しいツヤ感と無駄のない細美のフォルムで高級感をきちんと主張してくれる。値段はそれなりに高いですが、どうせそんなに頻繁に買い換えるものではない。5年以上使うことを想定すればそこまで高い買い物でもないかなと自分を納得させています(笑)。

ブランドのアイコンともいえるローファーは、実は基本的な形はなんと70年以上も変えていない。「定番品」は数あれど形をここまで長年変えておらずトレンドに左右されないアイテムも珍しい。

またJ.M.WESTONのレザーはフランスの名門タンナー「デュプイ社」のもの。革製品の王者であるエルメスのレザーを手がけることで有名なこちらのレザーは存在感も抜群。茶色の風合いを美しく見せるならばここほど適した素材メーカーはないでしょう。

全身ユニクロの着こなしでさえ高級感を足してくれるJ.M.WESTONのローファー。茶色の靴を買うなら思い切ってここまで投資しても良いかと思います。

色が明るくなればなるほどどうしても素材の担保が必要。特に靴は体の先端部分にあたるためどうしても視線が集まりやすいのです。ここで気を抜いてしまうと一気にコーディネートが台無しになるもの。茶靴だけは気を抜いてはいけません。是非参考に、そして安物の茶色靴は本当に要注意ですよ!

MB
ファッションバイヤー/ファッションアドバイザー/ファッションブロガー/作家。誰もが理解できる「オシャレの教科書」KnowerMagを運営。ブログ「最も早くオシャレになる方法KnowerMag」を運営。発行する有料メルマガは個人配信者としては日本一の規模を誇る(配信メディアまぐまぐにて)。書籍『最速でおしゃれに見せる方法』、漫画『服を着るならこんなふうに』など多数。関連書籍累計100万部突破。


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