NONA REEVESの西寺郷太がグラミー賞を占う<前編>~野村雅夫のラジオな日々vol.40

現在、関西のFM COCOLOを中心に、DJや翻訳家などさまざまな領域で活躍する野村雅夫さん。この連載は、野村さんのラジオというメディアでDJをすることの醍醐味や、ラジオで出会ったアーティストとのエピソードを披露してもらう。今回はミュージシャンで音楽プロデューサー、脚本家やMC、そしてマイケル・ジャクソン研究家としての顔をもつ NONA REEVESの西寺郷太さん だ。


最優秀楽曲賞、最優秀新人賞は?  

大人のためのミュージック・ステーション、FM COCOLOに移籍して3ヶ月が経ち、これまで以上に楽しみになってきたのが、グラミー賞。古今の洋楽を日々電波に乗せて鳴らしていることもあり、アメリカのその年を象徴する音楽がますます興味深く感じられるようになったのだ。授賞式は、日本時間だと27日(月)の午前、僕の番組CIAO765の生放送中に始まるのだが、断言しておきたいのは、その結果以上に、あ〜でもない、こ〜でもないと、予想をすること自体が楽しいのだということ。旅行に行く前の計画や準備が、下手すりゃ旅行そのものよりも楽しいのに似ているような。

こうした賞レースは、僕たちリスナーにとっては、普段触れていなかったものを聴いたり、好きな人をより好きになったり応援したりする「きっかけ」だと思う。ラジオを通して、そのきっかけを絶好の機会に変えるべく、番組にお招きしたのは、NONA REEVESの西寺郷太さん。『伝わるノートマジック』というノート術の本が好評販売中だが、とにかくよく調べて、整理して、面白おかしくわかりやすく話してくれる。そんな「郷太さんに主要4部門の予想を聴いてみよう!」。これが、1月13日、成人の日にFM COCCOLO HOLIDAY FEATUREとして丸1日グラミー尽くしで各番組を構成した際の、僕の番組の企画だった。

放送すると、嬉しいことにかなり評判を呼んだので、こうしてGOETHE読者にも文字で楽しんでいただけるようにした。これを読めば、今年のグラミー賞と最新のアメリカ音楽シーンが面白く感じられるのではないだろうか。

――野村雅夫がFM COCOLOからお送りしていますCIAO 765。今日は一日、HOLIDAY FEATURE GRAMMY AWADS PAST/PRESENTと題しまして、62回目を迎えますグラミー賞の行方を占っていこうということで、今日はこの時間ゲストを迎えました。自己紹介いただけますか。

Nona Reeves 西寺郷太です。

――郷太さん、チャオ!!

チャオチャオチャオ!まちゃおチャオ~。ということで、、、

――あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

――よろしくお願いします!

よろしくお願いします!

――いや、もう、心強い!

いやいやいや。

――郷太さんがいるから、この企画がこの番組では成り立つわけですよ!

いや、そんなことないですよ。ね、もう、野村雅夫くんはもう本当に何回も言っていますけど、うちのバンドのギターの奥田健介の、、、ともだちの、、、

――奥田のお兄ちゃんね、はい、幼馴染でございます。

ねぇ、という縁もあって。

――そう、だって、ノーナかけるたびに、

その話してる?

――その話がツイートでいろんなリスナーから飛んくるから、それを補足して、ツイートしてって、ていうそういう流れもありますけど、やっぱり、ノーナももちろんですけど、「洋楽の伝道師」としてもね、郷太さん、もうご活躍ということで。

そこは否定しないですけど。

――否定はしない! そらそうです!

ずっとやってきましたから。はい、嬉しいです、また呼んでいただいて。

――で、ですね。主要4部門についてまとめて聞くと、話がごっちゃになるかなということで、前後半に分けて、2部門ずつ紹介したいと思います。まずは、最優秀楽曲賞(Song of the Year)と最優秀新人賞(Best New Artist)からまいりましょうか。

これ、最優秀レコード賞(Record of the Year)と、最優秀楽曲賞(Song of the Year)の違いっていうのは、もう説明されているんですか?

――これはね、まだです。してください! 郷太さん。

いいですか?

――お願いします。

これ、4部門っていうんですけど、僕も実はここしか見ていないぐらい、この、生まれて洋楽好きになって、マイケル・ジャクソンとかがいっぱい獲ったっていうのが1983年ですね。実際は84年の初頭なんですけども、83年度の『スリラー』っていうマイケルのアルバムがいっぱい獲った! っていう、最多受賞した! みたいなところから僕は好きになって、そっからずっと気になってたんですけど、Record of the Yearっていうのは、まさにレコードとしての、シングル楽曲の録音物としてのナンバーワンを決めよう、と。

――はい。

例えば、ギターソロがいい、とか。最初のイントロの演奏がいい、とか、全部。その、ドラムがいい、ベースがいい、そこに入っているすべて。録音物としての良さを競うのが、「最優秀レコード賞」。

――はい。

で、Song of the Year、「最優秀楽曲賞」っていうのは、誰が歌っているとか、誰が演奏しているとか、まったく関係ない。楽譜でポンって置いてあって、作詞と作曲が譜面で渡されたときに、みんなが同じ曲を弾けたり歌ったりできるわけじゃないですか。

――えぇえぇえぇ。

その、そもそもの曲の良さを競争しようっていうのが、「最優秀楽曲賞」なんですよ。

――あ、じゃあSong of the Yearの方は、言ってみれば、その演奏者のテクニックとかよりも曲そのもの。

そう、作詞家・作曲家の賞なんです。

――そっか。あ、じゃあ、こう整理すると、全然違いますね。

全然違うんです。だから、例えば、ま、古い例ですけど、少年隊として『仮面舞踏会』。筒美京平さんが作曲してるんですけど、その、最優秀楽曲賞は、Song of the Yearがもし『仮面舞踏会』だった場合、ちあき哲也さん作詞と、筒美京平さん作曲に与えられる賞なんです。

――少年隊に、じゃないんだ。

少年隊に、じゃないんですよ。そう思うと、なんか、曲の良さ。だから割とラップとかが獲りづらいっていうのもそこにもあるんですよね。

――そっか、そうですね、確かに。歌だから。

そう、ラッパーっていうのは、やっぱり、その人が歌ってなんぼってとこもあるじゃないですか。

――そうですね。

そのサウンド含めての音楽っていうところもあるんで、意外にエド・シーランとかがやっぱり獲りやすかったりするんですよね。

――歌い手のパーソナリティにラップっていうものは紐づいてますからね。

そうなんですよ。「俺は誰々だ」みたいな、「俺はどこどこ出身だ」とか、だからやっぱりね、そこはちょっと損なんですよ。ま、最優秀レコードはそういう意味では、ラップとか、ヒップホップとかでも…

――獲りやすい?

断然、獲りやすいな、と。

――じゃ、話が出たんで、まずはSong of the Yearを占おうと思います。ノミネーションこちらです!

【 Song Of The Year 】

放送では、それぞれの曲を軽く聴きながらふたりで話しています。

Always Remember Us This Way/Lady Gaga(レディー・ガガ)

――レディー・ガガですね。

うん、アリー?

――はい。『アリー スター誕生』。アリーはなんか長く話題になっていますね。

うん、僕、あんまり好きじゃなかったんですけどね。アリーは。

――(笑)映画そのものは。

映画そのものは。レディー・ガガは、デビュー当時、すごい好きでしたね。


Bad Guy/Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ)

――でました。。。

これ、FM COCOLOで今日何回かかるんでしょうね。

――ほんまですよ。

ビリー・アイリッシュ。

――ぼくらももう、何回イントロのったんか、わからないですよ、もう。

でもね、この曲自体は、ビリー・アイリッシュの中では、意外と普通の曲ですよね。

――中ではね。

ポスト・マローンもそういうとこあるんですけど、すごく過激なイメージもありつつ、この『バッド・ガイ』自体は超普通の歌だな、っていうのが僕の印象ですね。


Bring My Flowers Now/Tanya Tucker(タニヤ・タッカー)

――さぁ、きました。グラミーはアメリカの音楽賞ですけどもね。

うん。

――やっぱりちょっとカントリーの匂いのするものっていうのは、引き続き人気はありますよね。

そうですよね。今回のポイントは、やっぱりLil Nas X の時に話そうと思いますけど、「カントリーをどう捉えるか」というところですね。

――興味深い!


Hard Place/H.E.R.(ハー)

――そして、司会のアリシア・キーズも認めた、という枕詞がよく付く人、 H.E.R.(ハー)ですね。これなんか、グラミー受けする感じだなぁ、と思うんですけど。

まぁ、そうですね。グラミー賞っていうのは、基本的に、こういう言い方するとあれですけど、極端に言えば、白人のおじさんたちが選ぶ賞なんで、まぁ、伝わりやすいタイプですよね。

――ですよね。

Lover/Taylor Swift(テイラー・スウィフト)

――そして、まぁ、きました。ビッグ・ヒット! アルバムも出ましたが。

はい。テイラーももともとは、カントリーのところから、ポップにきたという。

――ですね。僕はこの『LOVER』かな、と勝手に予想しています。願望込みでね。


Norman F***ing Rockwell/Lana Del Rey(ラナ・デル・レイ)

――僕の大好きなラナ・デル・レイですよ。

はい、これは素晴らしいですね。

――素晴らしいですよね。ただね、向こうの曲紹介、どうなっているのかなと思うんですけどね。「ノーマン・ファ………ロックウェル」(笑)

(笑)

――星マークというか、アステリスクが間に入るという。。。

まぁ、あの、なんというか、「良心的な」という言い方するとあれですけどね、ラナ・デル・レイはすごい素敵ですよね。

Someone You Loved/Lewis Capaldi(ルイス・キャパルディ)

――で、UKからルイス・キャパルディ。もう超ロングヒットになった『Someone You Loved』。これ、だって2018年の暮れのリリースですからね。

はい。スコットランド出身なんですよね。この方ね、ルイス・キャパルディ。こういうパターンの曲ってありますよね。つねに。

――あります、あります。

Truth Hurts/Lizzo(リゾ)

――そして、リゾだ。

はい。

――「プラスサイズ」なんていうことで、話題を呼びました。

これ2年前のリリースなんですね。実は。

――そうそう、そうなんですよね。てところで、出揃いました、最優秀楽曲賞Song of The Yearのノミネート。

そっか、はいはいはい。

――さっきの話を踏まえると、「曲の良さ」に絞って、誰が歌っているかよりも、その、曲の良さって考えたときに郷太さんはどれだと思います?

あのね、曲の良さプラス、やっぱりその、その曲のある種の成り立ちといいますか、これ2019年度で、2020年に賞が与えられますけど、その時の時代性みたいなのも、実はSong Of The Yearって関係しているのかなっと思っていて…

――はい。

ま、あの、それでいうと、僕はリゾ。

――お!

『Truth Hurts』

――はい。

なぜかというと、このリゾのこの曲に一般人のミーナ・ライオネスさんっていう人が、ツイッターかなんかSNSで「DNA検査したら、私は100パーセント、ビッチ」って書いてたらしいんですよ。

――うん。

それが多分、面白い!っ てことで、このリゾの『Truth Hurts』は、振られてもまたすぐに私… 振られた男に対して、新しい彼氏はミネソタバイキングや!とか、強がりもあるんでしょうし、本当にそう思っているっていうのもあるんでしょう。「なぜ男は自分が偉いと勘違いする前までしか偉くないんだろう」だから、自分が偉いと思ったらしょぼくなるっていうようなことを、ちょっと痛烈に批判してたり…… ま、リゾが豊満な感じで…

――はい。

それを、なんていうのかな。「素敵でしょ、私」、って感じでやるんで、ほんとに素敵なんですけど。

――はい。

それでいて、作詞家に、さっきの話でいうと、ただの一般人のツイッターで書いたツイート。インスタグラムかもわかりませんけど、とにかくSNSで書いたって人が、もしかしたら、グラミー賞の共作者になるかもしれないわけです。ミーナ・ライオネスさんが。

――はぁ~!!

だから、もしかしたら、どこのだれでも、日本人であっても…

――そうですね、市井の人が。

もしかしたら、そのツイートみたいにSNSに書いたことで、「面白いな」って思って、そういう人いるじゃないですか、一般の人でもむちゃくちゃ面白いこと書く人。その人達の一節を誰かが面白いな、と思って使って、グラミー獲れるかもっていう時代なんですよ。その時代性って意味でも、え?作詞家でもない、作曲家でもない、ましてやロックスターでもポップスターでも、ヒップホッパーでもない。ただ書いたのにグラミー、っていうのが、結構面白いなと思って。

――これは面白い。

Song of The Yearは『Bad Guy』か『Truth Hurts』じゃないかと思うんですが、ビリー・アイリッシュはさっき言ったように、イメージもいいですし、すごい人だと思うんですけど、曲としては、大人が期待する、一般の人が喜ぶ不良感というか。

――うんうんうん、なるほどね。

やっぱり、『Bad Guy』という曲に関しては、いわば、歌謡曲っぽくあるというか、日本でいうと。

――確かに、確かに。

というわけで、ビリー・アイリッシュがいっぱい獲ることを前提に、リゾかな。

――なるほど。じゃ、今の話を踏まえると、新人アーティストがどうなるのか、というところですが、まずはノミネーションを見渡しましょう。

【 Best New Artist 】新人アーティストに授与

Black Pumas(ブラック・ピューマズ)

――はい、ブラック・ピューマズです。テキサスのソウル・デュオですね。かかっているのは『Colors』。

はい。

――日本でそこまでかかってないかな…。という感じも否めないですけど。

そうですか、やっぱり。FM COCOLOでかかってない?

――(笑)。

さほど。

――さほどね。相対的に。

Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ)

――あ、またビリーの『Bad Guy』がきた。

またきた。

――や、僕はBest New Artistはビリー・アイリッシュがかたいのかなぁと思いますが、どうでしょ?

いや、もう、ここで言っちゃうのもあれですけど、そうでしょうね。

――(笑)。

これ以外だったら、怒る人いるんじゃないですか。

――一応、どうなんだろ。対抗馬としては…。あ、対抗馬って、今、奇しくも言いましたけど。

はい。

Lil Nas X(リル・ナズ・X)

――次のやっぱ、馬のジャケットでおなじみの、この曲が、っていう、この方がっていう人もいるんじゃないですか。『Old Town Road』のLil Nas X。

これは「最優秀レコード賞」の時に、ちょっと詳しく話したいんで。

――あ、わかりました。でも、Best New Artistではないんじゃないかという、郷太さんの見立て。

そう思ってますね。やっぱり、この曲一発、っていう威力があるんで。ビリー・アイリッシュはやっぱり、いろんな意味で現象になったのと、アルバムも素晴らしいんでね。

――そうですね。

Lizzo(リゾ)

――あ、またリゾ出てきました。もちろん、Best New Artistにもノミネート。『Truth Hurts』を聴いています。

ただ、このリゾって人、7年目なんですね。キャリアね。だから、リゾが獲ったら、え? ってなる。

――そうですよね。

ま、実際、あの、イチロー選手がアメリカに行けば、

――新人ね。

シアトル・マリナーズで新人みたいな。別にそう言われてみれば、そうだけど。アメリカの賞だしっていう。

――M-1みたいに何回とかあるんですか? 何回目までは新人みたいな。

あ、確かね、3回まではいいんじゃないかな。新人って。うん、だから、そういう意味ではそうなんですけど、やっぱり、ビリー・アイリッシュ、強すぎですよね。

――確かにね。

Maggie Rogers(マギー・ロジャース)

僕、マギー・ロジャース好きなんですよ。この『Light On』なんてたまりません。予想はもちろん、ビリー・アイリッシュですけど、好きなんはマギー・ロジャースっていう(笑)

それ、大事じゃないですか?

――まあね。

こういうの、やっぱり好きってはっきり言うのが、グラミーの面白さですよ。

――そう、予想ですから。

Rolsalía(ロザリア)

――スペインのロザリア。彼女はアーバン・フラメンコなんて言われていますが、エレクトロの要素もあって、スペイン語圏以外でも評判を呼んで、あれよあれよとグラミーにノミネート。多様性を象徴するひとりじゃないでしょうか。曲は『Malamente』です。


Tank and the Bangas(タンク・アンド・ザ・バンガス)

――続いて、タンク・アンド・ザ・バンガスです。

かっこいいっすね。

――かっこいいっすねぇ。これは『Hot Air Balloons』という曲です。

90年代の、いわゆるニュークラシックソウルみたいな感じですね。

――うんうん。

ちょっとドラムがよれたように聞こえるというかね、マックスウェルとか、ああいう時代の。


Yola(ヨラ)

――そして、ヨラ。『Faraway Look』をチョイスしています。

なんか、セリーヌ・ディオンが始まったのかと思いましたね。

――(笑)開けた感じがしますね。

なんかダーン!ってね。さ、これで新人賞もノミネートが出揃いましたよ。

――まぁ、こう、聞いてみると、ビリー・アイリッシュなのかな。

曲もまぁ、さっき「普通や」って言いましたけど、めちゃくちゃポップで、すごいですね。

――この前半では、Song of the Yearと、Best New Artistの部門を占いまして、郷太さんの見立てでは、Song of the Yearがリゾの『Truth Hurts』、そして、新人アーティストBest New Artistがビリー・アイリッシュでなかろうか、ということでございました。

2001年12月18日生まれで若いビリー・アイリッシュさんですけど、お母さんとお父さんが俳優・女優という芸能一家で、お兄ちゃんも「Glee」に出るような俳優もやってたってこともあるんで、根っこにエンターテインメントのなにかがあるんでしょうね。だから、こんなポップな曲が作れるんでしょうね。もちろん、ひきこもり的なところがあったり、不良的なところがあったり、アウトローに見えるけど、それでもね。

――なるほど。ま、末恐ろしい存在であることは間違いないですね。

はい。

――では、このあと、10時台にAlbum the Year、Record of the Yearについてお話を伺うんですが、じゃ、やっぱ、ここはリゾ「Truth Hurts」聴いておきましょうかね。

はい、そうしましょう。

後編に続く


>>>連載【野村雅夫のラジオな日々】

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野村雅夫
野村雅夫
ラジオDJ/翻訳家。1978年、イタリア生まれ、京都在住。大人のためのミュージック・ステーションとして人気を博すFM COCOLOで、モーニングショーCIAO 765(mon-thurs. 6:00-11:00)を担当するほか、イタリア文化を紹介する京都ドーナッツクラブの代表を務め、映画や小説の翻訳を行う。訳書や映画評、エッセイなど多数。
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