日本はハッカーにとっておいしい標的 『サイバー犯罪入門 国もマネーも乗っ取られる衝撃の現実』 足立照嘉 著


最高峰頭脳集団が、世界を揺るがす!

『サイバー犯罪入門国も マネーも乗っ取られる衝撃の現実』 足立照嘉 著 幻冬舎刊 ¥800

インターネットを使う生活が当たり前になった昨今、「セキュリティーと言ったら?」という問いに「セコム?」と答えてしまう私は、著者がこの本で「目を覚ませ!」と叱咤するダメな中小企業経営者の典型でありましょう。本書は、世界的に見てサイバーセキュリティーに対する意識が低い我々日本人に警鐘を鳴らしてくれる1冊。現代におけるハッキング行為は、世界でも最高峰の頭脳により洗練、組織化され行われているそうです。なぜなら犯罪ビジネスとして割がよく優秀な人材が集まりやすいから。そのなかで日本は、インターネット普及率が高く、利用料が安く、セキュリティーが甘いという、ハッカーたちにとってゴールドラッシュな標的なのだとか。敵を知るにはその心理をまず知るべきとサイバー犯罪の技やハッカーのスキルも紹介されており、読んでいると脳内に「ミッション:インポッシブルのテーマ」が流れイーサン・ハント気分を味わえたりします。が、読後は青ざめて自社のセキュリティーシステムやスマホのデータをチェックしてしまうでしょう。被害者にも加害者にも簡単になれるサイバー空間に、これからはもっと脇をしめて臨みたい。押忍!