古閑美保の常時100切りレッスン  ~コースマネジメントのコツ【ラウンド編③】

常にスコア100をオーバーしないように! ツアー通算12勝を誇り、2008年賞金女王に輝いた、 あの古閑美保プロに聞いてきた。ツアープロとしての豊富な経験に加えて、 引退したからこそ見えてきたアマチュアが上達しない原因を、 シチュエーション別に披露。 "コガミホ流"を会得し、常に100は叩かないようにしたい。ラウンド編3回目!


ゴルフは許しながらプレーするスポーツ

コースをどう攻略するか。コースマネジメントのことを考えるだけでスコアは簡単にアップすると言われるが、そもそもどのようなマネジメントが必要なのか? 古閑流のアマチュアにこそ役立つマネジメント術を教えてもらった!

古閑 以前も話しましたが、技術は練習でしかどうにもならないものなので、コースに出たらとにかくいつもようにスイングすることです。よくコースで力まないようにと心がけている人がいると思いますが、大事なことは自分がどういうタイプかということです。

編集部 自分のタイプですか?

古閑 そう。力まない方がいいのかと言えばそうは言いきれないということです。力んでスイングすることで真っすぐ飛ばせる人もいますし、力まずにリラックスすることでいつもスイングできる人もいるんです。

編集部 なるほど。では古閑プロは何を重視しているのですか?

古閑 いかにいつも通りに振るかです。アマチュアの方に言いたいのは「曲げたくない、曲げたくない」と考えすぎるよりもコースって思っているよりも広いんです。自分にとってのマックスのミスよりも少しだけ内側に飛んでくれればOK。そう考えてプレーしてもらいたいですね。ゴルフってミスを許しながらプレーするものですから。それはプロも一緒ですからね。

編集部 コースで心がけるべきことは?

古閑 私の場合はとにかくリズムです。これもタイプによって分かれるんですけど、私の場合は子どもの頃から考えずに体でスイングを覚えてきたので、プレー中にスイングのことを考えると体が逆に動かなくなるんです。でも、小さい頃から考えるやり方で教わってきたプロとか、レッスンを最初から受けてきたアマチュアの方なんかは、考えながらやるのもいいと思います。だから(小平)智なんかはこういう球が出たのはなぜかをすぐに説明できるんですけど、私はできないタイプなんです。だから私はコースではスイングのことは考えません

前回はこちら

Direction&Text/出島正登 Photograph/小林 司



古閑美保
古閑美保
1982年熊本県生まれ。プロ転向は2001年で、ツアー通算12勝を上げている。’08年には賞金女王に輝くなどツアーの中心選手として活躍していたが、’11年に突然の引退表明。現在はバラエティ番組に出演するなど、多方面で活躍している。’17年に男子プロゴルファーの小平智選手と結婚し、妻として夫を支える。今でも女子ゴルフ界の姉さん的存在。
気になる方はこちらをチェック