死ぬまでに欲しいインテリアカタログ  トップメゾンの家具は、もはや現代アートだ

心地いい邸宅の最後は、インテリアによって完成する。そばに置くべきは、本物のプロダクト。何十年もの間培われてきたラグジュアリーさを紡ぐメゾンの職人技が踏襲された家具なら、際立つスタイルを創造してくれるだろう。さらに、各設備にも気を配りたい。最先端の機能と卓越したデザインを併せ持った最新機器を極めてこそ、自分の拠点作りは完遂する。

(C)François Lacour

エルメスがミラノサローネに正式出展したのは2011年。以降、回を重ねるごとにそのクオリティーと、製作や表現へのアプローチの評価は高まっている。今までにアントニオ・チッテリオやエンツォ・マーリなどの有名デザイナーたちともコラボレーション。卓越したアルチザンの精神を忠実に再現し、機能性と快適さという価値を追求することで、家具においてもエルメスらしい品格がある。チッテリオがデザインしたソファ¥4,020,000、ミケーレ・デ・ルッキがデザインしたフロアランプ「パントグラフ」¥2,680,000、ネストテーブル¥976,000~(ともにエルメスジャポン TEL:03-3569-3300)

ルイ・ヴィトンは旅をテーマに、インテリア界のスターデザイナーとコラボレーションした持ち運び可能な家具を「オブジェ・ノマド コレクション」として発表している。今年新たにインディア・マダヴィや吉岡徳仁が参加。そのどれもが独創的でチャーミングだ。奥右:マルセルワンダースによる「Lounge Chair」¥3,560,000、奥中:「Diamond Screen」¥3,250,000、手前:「Lune Chair」¥2,620,000 ※表参道店での取扱い。受注生産のため、すべて参考価格(すべてルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービス フリーダイヤル:0120-00-1854)

(C)Davide Lovatti

完璧主義者として知られるジョルジオ・アルマーニ氏が、その哲学のすべてを注ぎ、自身の理想の家、夢の居住空間を表現した。今年4月に大きな旗艦店をミラノにオープンし、記念アイテムを発表。過去と現在という要素の融合をテーマに、クラシカルなスタイルに現代的な要素を加えた。ラグジュアリーとアルマーニの美学、独自のこだわりが魅力だ。JOLIEのレザートップ デスク¥2,366,000、MADDALENAのチェア¥634,000、JAIMEのテーブルランプ¥1,083,000、MUSAの組み立て式本棚¥4,658,000(予価)(すべてアルマーニ/カーザ TEL:03-6274-7003)


Text=近沢晋治

*本記事の内容は17年7月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)