愛猫コマオー×古坂大魔王「猫には神秘的な一面がある。だから溺愛しちゃうんでしょう」

新型コロナウイルスによる不安な空気はいまだ続いている。さまざまなニューノーマルが生まれる中、知らず知らずのうちに心身には疲労が蓄積していることも。こんな時は生きる原点に立ち返りたい。犬や猫という全力で生きるかけがえのない存在が教えてくれることは、ただただ懸命に生きるーー。そんな相棒の姿こそ、今を生きる指針となるのではないだろうか。「生涯、最愛の相棒」を再録。

「ふたりでいるとこの子、人間になるんです」

世界を席巻したあの曲を作った時も、彼は輪の中心にいた。

「僕が製作をしていると必ず寄ってくるんです。『PPAP』を作った時も僕と作家とピコ太郎がいて(笑)、その真ん中にコマオーがいました。邪魔だけど、邪魔にならない絶妙の立ち位置をキープしてくれます」

6年前、芸人であり音楽プロデューサーである古坂大魔王氏は、爆笑問題の田中裕二氏の仲介で子猫を引き取った。大魔王の相棒だから小魔王で「コマオー」と名づけられる。

「本当は一日中一緒にいたいくらい好きなんです。でも、それじゃ仕事に行けませんので(笑)、気持ちを自制しています。いなくなったらどうしようもなくなるので、たまに『どうせ猫だし、そのうち死んじゃうし』と自分に言い聞かせている。でもそんなことを考えると、いつの間にか泣いちゃってるんですけどね」

普段は我儘なのに、古坂氏の体調が悪かったりすると、やって来て顔をなめてくれる。

「人が来た時など、大勢が周りにいる時は"ただの猫"なのに、ふたりきりでいると人間になって寄り添ってくる。猫にはそんな神秘的な一面がある。だから溺愛しちゃうんでしょうね」

Kosaka Daimao
1973年青森県生まれ。大ヒットしたピコ太郎「PPAP」のプロデューサー。コマオーの特技は、喋ること。「おかえり」「ごはん」くらいは余裕で発音できるそう!?(コマオー・ミックス・オス・7歳)

Text=川上康介 Photograph=七咲友梨 Styling=塚本隆文 Hair & Make-up=三輪昌子


※記事は2018年2月号より再録。2017年12月22日現在のものとなります。