この夏、大阪をアツくする! ルイ・ヴィトンの歴史を振り返るホットな展覧会

ルイ・ヴィトンの歴史を通じて、その革新的な技術やデザインの軌跡を振り返る「TIME CAPSULE」展が大阪・阪急うめだ本店9階にて始まった(8月1日まで)。この展覧会は 香港、ロサンゼルス、メルボルンなど世界の都市を巡回。大阪が10ヵ所目となる開催地だ。


創業から最新コレクションまで、進化の過程を追う

伝統と革新ーーよく耳にするフレーズではあるが、その融合を実践できているブランドは多くない。まず、伝統と呼べるだけの歴史を刻んでいることが絶対条件であり、成功体験の歴史があるほど革新への挑戦が難しくなるからだ。

ただしルイ・ヴィトンは別格。挑戦してきた軌跡こそ歴史であり、伝統が革新を内包。1854年の創業以来、旅のスタイルが進化するのに合わせ、創意工夫でさまざまな新製品をを生み出し続けている。

この展覧会は、アーカイヴの中から厳選された歴史ある稀少な製品やオブジェ約130点と共に、創業当時から現在までルイ・ヴィトンの旅の真髄(こころ)を伝えるもの。ルイ・ヴィトンの物語を紡ぐうえで重要となる「The key to the codes――メゾンの象徴」、「Journeys around the World――世界を巡る旅」、「Elegance in Motion――旅するエレガンス」、「Icons of the House――メゾンの多彩なアイコン」といった4つのテーマを、視覚的なイメージと共に紹介していく。歴史的な名品や最先端のプロダクトを見るだけでも壮観だ。

ブランドの進化の歴史をデジタルコンテンツを使って使って紹介。

展示されるもののなかには、板垣退助が所有した日本で現存するルイ・ヴィトン最古のトランク、故・市川團十郎が息子・海老蔵のために特注した着物ケース、19世紀にデザインされた「ホテルオークラ」や「奈良ホテル」などのラベルなど、日本と馴染み深いものもあり、日本にストアが誕生して40年という節目に相応しい回顧展ともなっている。

また、フランスのアトリエから来日した職人が、今も変わらぬ伝統的な革製造技術の実演を披露するほか、ルイ・ヴィトンが出版する旅やファッション、アート、建築等にまつわる書籍他、ギフトティング・コレクションなどの小物類を展開するブックストアを併設する。

アートステージに併設されたブックストア。

会場に一歩足を踏み入れると、そこは百貨店のギャラリーとは想像できない近未来的な空間。ブランドの歩みを圧倒的なスケールで、しかも無料で見せる心意気には、ただただ感心させられる。

世の中のリクエストに対し、常にその期待以上の答えを用意してきたルイ・ヴィトン。この展覧会には自分たちの技術と歴史に対する確固たる自信、そしてゆるぎない信念がある。


TIME CAPSULE
開催期間: 7月14日(土) ~8 月1日(水)
会場:阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー、アートステージ (ブックストア)
時間:10:00~20:00( 金曜・土曜~21:00 最終入場は閉場30分前まで)
料金:無料
※混雑状況によってご入場いただけない場合もあり


問い合せ先:
ルイ・ヴィトン クライアントサービス TEL0120-00-1854

Text=八木基之(ゲーテWEB編集部) Photograph=LOUIS VUITTON / DAICI ANO