1億円超え! 世界限定50台のモンスターGT-R【NAVIGOETHE】

日産とイタルデザインが提携し、誕生50周年を記念した特別なGT-Rを50台限定で生産する。日産GT-Rをベースに、 外観やエンジンなどを一新。経営のトップが逮捕という逆風が吹いた中でも、こだわり抜いたデザインと技術で生産へと結びつけた脱・コスト絶対主義の1台を紹介する。


Nissan GT-R50 by Italdesign

美しきモンスターだ。日産とイタリアの名門カロッツェリア(デザイン工房)イタルデザインがコラボして、日本が世界に誇るスーパースポーツ「GT‐R」に新しい世界観を与えた。

エンジンはベース車の600psから720psに強化。超高速の領域での安定性確保のためにルーフを5㎝以上も低くし、可変式リアウィングを開発した。

デザインは日産、開発と生産がイタルデザイン。逆ではないかと思ったが、イタルデザインは特別なモデルを少量生産する術に長けているのだという。

丸いテールランプなど、GT-Rのアイコンをちりばめた。カーボン製の空力パーツがすごみを与える。€990,000~[約¥125,000,000~]

"GT-R神話"が生まれたのは、1964年の第2回日本グランプリ。GT-Rの祖先とも言うべきスカイラインGTが、本格的なレーシングマシンであるポルシェ904を追い抜いた瞬間だ。以来、欧米の伝統的な名車にチャレンジする精神がGT -RのDNAとなった。この特別なGT-Rもスクエアでソリッド。欧米産スポーツカーのフォルムとは一線を画す。

今後、日産がどう舵を切るかはわからない。ただし、自動運転やEVだけでなく、ファンから愛されるカリスマが必要であるのは間違いない。こんな状況だからこそ、作品と呼びたくなるこのモデルに意味がある。

邦貨で1 億円を超すだけに、内装の素材や外装色とのコーディネイトなどはオーダーを受けつける。


Text=サトータケシ

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