山崎まさよしDIYは作曲の代償行為


自分で作った包丁スタンド 水に強いチーク製。木材に切り目を入れ接合釘をいっさい使わず作りあげた。製作期間1日。出刃包丁、牛刀、ペティナイフなど5本が収まる。内部は包丁類が安定するように工夫されている。手前部分は調理用のはさみや頻繁に使う調味料を収めるためのもの。

「DIYでモノを生み出すのは、作曲の代償行為なんです」
「こんなんできへんの?」妻がパソコン画面を眺めて訊く。山崎まさよし氏が覗くと、彼女が見ているのはネットオークションのサイト。包丁スタンドが出品されていた。

「こんなん、簡単やがな」

ちょっと強がって、包丁スタンドを作ることになった。

「廃材を手に入れ、1日で完成させました。DIYのきっかけは音楽です。ギターを直し、パーカッションを作ったりしているうちにコツを摑んで、道具も増えました」

心の安定にも役立っている。

「作詞作曲に煮詰まると何か作ります。音楽と違い、木工は手がければほぼ確実に完成し達成感を味わえるからです」

Masayoshi Yamazaki
1971年滋賀県生まれ。シンガーソングライター。95年デビュー。福耳5年ぶりとなる作品「ブライト/ Swing Swing Sing」が発売中。


Text=神舘和典、川岸 徹 Photograph=滝川一真

*本記事の内容は17年10月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)