今、シャツはもうユニクロで買うべき理由【MB厳選】

発行する有料メルマガは個人配信者として日本一の規模を誇り、出版する書籍は累計100万部を突破するカリスマファッションアドバイザーMB。彼にビジネスパーソンのための、 いま投資すべきファッションアイテムやテクニックをシリーズで教えてもらう。 

ユニクロの名品シャツ

バルバにオリアン、トーマスメイソンにカンクリーニ。

挙げればキリがないほど高級シャツブランド・高級シャツテキスタイルメーカーは溢れています。1着2万円も3万円もする白シャツ、確かに光沢感にも着心地にも疑う余地はありません、満足度も高い。しかしながらシャツは脆いもの。素材は細い糸で作られた薄い布が多くハネ汚れなどを簡単に拾ってしまい、シミのついたシャツで過ごす時間も少なくない。それに加えてシャツは耐久性も決して高くない。多くのシャツはシワがつきやすく、また袖先や襟裏はすり減ることも。白シャツであれば特に顕著で、洗濯機での洗いを重ねるごとに黄ばみが生まれてしまい(水に原因がある場合も多い)、輝きを1年未満で失うことも珍しくはない。

「消耗品」であるシャツにどれだけお金をかけるのか。冷静に考えてみればなんという贅沢品だろうと驚きます。そこで私がおすすめしたいのがユニクロのシャツ。

正直、ユニクロのシャツはもう上述の1着2〜3万円のブランドと比較しても「著しく見劣りする」なんてことはありません。もちろんブランドやモデルによりけりですが……少なくとも「1万円クラスのシャツ」とのクオリティに差はほとんどなくなりました。モデルによっては、2万円出しても良いと思うほどにユニクロのシャツは優れています。

例えば、ユニクロカジュアルシャツの主力品「エクストラファインコットンブロードシャツ」シリーズは超長綿100%使用。超長綿とは繊維長が長い綿のことですが、誤解を恐れずにわかりやすく説明するなら「細い糸の美しい素材」というのが理解しやすいと思います。世界の綿生産量の数パーセントしか流通しない希少素材であり、普通のブランドなら「超長綿100%」で1万円を切るものはほぼありません。高級ブランドでも「超長綿30%」くらいのものも多い。もちろんそれだけで価格が決まるわけではありませんがユニクロ製品のクオリティの一つの証左となるでしょう。

触ればすぐに理解出来るくらいに、風合いが豊かでツヤ感が潤沢。とても1990円などの価格には見えません。白シャツは消耗品でありコロコロ買い換える必要があるもの。だったらユニクロでいいんじゃないか? とも正直思います。シルエットも素材感もかなりのクオリティ。一張羅にはなり得ないかもしれないけど、十分な満足度を得られます。シャツはユニクロで、替えの効かない靴などにその分投資する方が個人的には賢いんじゃないかと思っています。

このシリーズの人気のためなのか、最近は色やデザインのバリエーションが豊富に。チェック柄やノーカラーなども登場しており、選ぶ楽しみも増えています。

さらにおすすめしたいのが「リネンシャツ」。これからの時期におすすめです。使っている素材はフレンチリネン。リネンにもアイリッシュリネンなどいろいろありますが、ツヤのあるシャツ用リネンならフレンチリネンが断然いい。柔らかく薄手の風合いで、しっかりとリネン特有の高級感もあるフレンチリネンを100%使用した、ユニクロのリネンシャツは確かに高級感がたっぷり。

1万円前後で売っているブランドのリネンシャツと比べても、明らかにユニクロの風合いが優れています。ユニクロの場合、ボタンなどは天然貝ではなくプラスチックなのでいささか気になるところもありますが、それを補ってあまりある風合いの良さ。

シルエットも腰のくびれをつけて体を美しく見せるなどイタリアンシャツを彷彿とさせるデザインになっており本当に綺麗。これ毎年「値段安すぎだよなあ……」と感心してついつい買ってしまいます。

他に、「オックスフォード」もおすすめ。

無印良品のオックスフォードシャツは短めの着丈が多いですが、J.クルーやブルックスブラザーズなどアメリカントラッドなオックスフォードシャツの元祖は大概着丈が長い。短いものは途中でブツ切れさせた様に見えてフォーマルな印象を削ってしまいます。ユニクロは着丈の長いオリジナルデザインを採用しており、シルエットはクラシカルで良い感じ。着丈はあまり長くしすぎるとそれはそれでバランスを逸してしまうものなので、サイズ選びが肝心ではありますが……海外の高級ブランドをユニクロが強く意識しているのがわかります。

この時期、気候的にシャツが必要となるでしょうが、ぜひユニクロのシャツに注目です。すべてオンラインで購入できます。

MB
ファッションバイヤー/ファッションアドバイザー/ファッションブロガー/作家。誰もが理解できる「オシャレの教科書」KnowerMagを運営。ブログ「最も早くオシャレになる方法KnowerMag」を運営。発行する有料メルマガは個人配信者としては日本一の規模を誇る(配信メディアまぐまぐにて)。書籍『最速でおしゃれに見せる方法』、漫画『服を着るならこんなふうに』など多数。関連書籍累計100万部突破。