簡単にこなれて見える! 冬アウターを着こなす3つのルール【MB】

発行する有料メルマガは個人配信者として日本一の規模を誇り、出版する書籍は累計100万部を突破するカリスマファッションアドバイザーMB。彼にビジネスパーソンのための、 いま投資すべきファッションアイテムやテクニックをシリーズで教えてもらう。そろそろ冬アウターを着出すシーズン。今回は簡単に理解できるアウターの種類別着こなし法をお伝えします。


1.ダウンジャケットはドレスライクなアイテムと

まず日本人が大好きダウンジャケット。

ヨーロッパほどの寒冷地ではないはずなのに日本人はダウンが大好き。コートよりもブルゾンよりもダウンを好み、また高価なものでも「ダウンだけは一生モノ」と10万円クラスのものでも躊躇なく手にする人が多い。街を歩いていてもびっくりするほど高級ダウンを見かけます。カナダグースにデュベティカにタトラスにモンクレールと、靴もバッグもコートもお金をかけないのにダウンだけは治外法権とばかりに投資する人が多い。

そんな高級ダウンですが、残念ながら活かしきれていない人も多い。スウェットパンツにスニーカーなどを合わせたりと近所のヤンキーと区別がつかない場合も……。

ここで是非覚えてください。ダウンジャケットはスラックスや革靴などのフォーマルライクなアイテムと合わせるのがまずは簡単にサマになります。そもそもダウンジャケットはアウトドアから派生してきたアイテム。モコモコのダウンや機能性を意識した作りなど、いかに高級ブランドであってもカジュアルな印象があるはずです。カジュアルなアウターに同じようにスウェットやスニーカーなどのカジュアルなアイテムを合わせてしまえば、気が抜け「過ぎ」た子供っぽいヤンチャな印象になるでしょう。カジュアルなアウターにはドレスライクなアイテムを合わせてバランスを取るのがコーディネートのセオリー。ぜひスラックスや革靴を合わせてみてください。

上の写真の通り、黒系のダウンならば黒スラックスも良いですが...こんなふうにクラシカルなチェック柄のスラックスがおすすめ。黒ダウンの重苦しい印象はシンプルに合わせすぎると地味になるもの。柄スラックスを合わせて少しアクセントをつけると良いでしょう。バランスをとりながら、かつ地味にならないように気を付ける。こんな着こなしがダウンにはおすすめです。

2.チェスターコートはあえて明るい色を

チェスターコートにスラックスや革靴などを合わせるコーディネートももちろんありますが、慣れていないと「仕事帰り」の様な印象にもなりがちです。最初はメリハリをつけてドレスライクなアウターにはカジュアルライクなアイテムをくっつけるようにすると良いでしょう。程よく抜けた印象になり、海外ファッションスナップのようにこなれて見えるはず。もちろんキメキメのスタイルで望みたいデートやパーティーなど特別な場では別ですが、普段着としてはこうしてバランス感を持って合わせるのがおすすめです。

また、冬は重苦しい印象の黒やダークトーンがとにかく多くなるもの。特にメンズは黒かネイビーが大好き、お店で売れる色も大概はこの2色です。なので他の人よりおしゃれに差別化して見せたければ少し明るめの色をあえて選んでみましょう。

ただし明るめの色を選ぶときは「素材」に注意。明るい色は暗い色に比べて素材の粗が見えやすいもの。想像すれば理解できると思いますが、黒系の色は暗くて潰れて見えるため素材の粗に気づかれにくい。だからファストファッションで服を選ぶときは暗めがおすすめです。粗悪なものでも「それっぽく」見えるからですね。一方で明るい色を選ぶときは起毛感や風合いが潰れずに目立ってしまいます。そのため、明るい色のアウターを選ぶときは少し意識して「高級素材」を手にしてみましょう。例えば上の写真のコートはカシミア混のもの。ツヤのある風合いなどを選ぶことで色物でも安っぽく見えなくなります。ここだけは注意してみてください。

3.暗めのロングコートなら地味にならないように立体感を

黒系のロングコートなどの場合、どうしても地味な印象になりがちです。大概の男性は黒コートに黒系のパンツを合わせるのでどうしても地味でのっぺりした印象に。全身黒系などでも良いのですが……その場合は少しでも地味な印象がなくなるように「素材に変化をつける」ことを意識してください。

例えば、アウターはウール、ボトムスはデニム、インナーはナイロン、靴はレザーの様に素材を切り替えてあげると同じ黒でも似たような表情になりにくい。「のっぺりとした地味な印象」はアウターもボトムスも同じような風合いで同じような素材だからそうなるのです。だったら素材を切り替えてあげれば同じ黒色でも多少は変化がつきます。

特にインナーにナイロン系を持ってくるのはおすすめ。ウールの風合いと真逆になる化学繊維ですから、素材感に変化が生まれ立体的な印象になります。黒系のロングコートを着ている人は少し意識してみると良いでしょう。

以上、コートの時期は合わせるインナーに巻物にとアイテムも多く悩ましいとは思いますが、ルールを知れば簡単におしゃれになれます。上記を参考に冬のコーディネートを組み立ててみてください。

MB
ファッションバイヤー/ファッションアドバイザー/ファッションブロガー/作家。誰もが理解できる「オシャレの教科書」KnowerMagを運営。ブログ「最も早くオシャレになる方法KnowerMag」を運営。発行する有料メルマガは個人配信者としては日本一の規模を誇る(配信メディアまぐまぐにて)。書籍『最速でおしゃれに見せる方法』、漫画『服を着るならこんなふうに』など多数。関連書籍累計100万部突破。


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