今すぐに着たい春コート① バルカラー&ベルテッド

シンプル ゆえオン・オフ問わない定番のバルカラーコートが、今季改めて注目されている。また、コートのシルエットがワイドになりつつある昨今。その流れに合わせ、トレンドに浮上したのがベルテッドコートだ。颯爽と男らしく着こなしたい。

定番バルカラーはモダンな2トーンコーディネイトで

AZABU TAILOR
季節や装いを問わないコートの価値
〝タイムレスコート〞というコンセプトの下、真夏と真冬を除く年間を通し、オン・オフで着こなすことを想定した新作。軽快なウールコットン混のサマーツイードを用い、芯地類を省略することで多彩な着こなしに対応。ネイビー×ブラウンの2トーンが洒脱だ。

コート¥90,000、スーツ¥82,500、シャツ¥10,000、タイ¥9,500(すべて麻布テーラー/麻布テーラープレスルームTEL:03・3401・5788) 靴¥92,000(ジャコメッティ/ラ ガゼッタ 1987 青山店TEL:03・5468・5330)


HEVO
陰影ある光沢が装いをよりモダンに
独特の艶を湛えるイタリア製ナイロン使用のベーシックな1 着。非常に軽快な着心地だ。

コート¥69,000(イーヴォ/トヨダトレーディング プレスルーム TEL:03・5350・5567) スーツ¥105,000(タリアトーレ/トレメッツォ TEL:03・5464・1158) シャツ¥36,000(ボリエッロ/伊勢丹新宿店 TEL:03・3352・1111)タイ¥15,000(ハケット ロンドン/ハケット ロンドン 銀座 TEL:03・6264・5362) 靴¥145,000(ジェイエムウエストン/ジェイエムウエストン 青山店 TEL:03・6805・1691)


ISAIA(右) & ETRO(左)

オンタイムにモダンな軽快感を添えるコートたち
右:イザイアの定番バルカラーコート「サンジェンナーロ」。撥水加工を施したポリエステル素材で非常に軽量ながら、肩まわりなどの立体的な仕立てにより、凛とした雰囲気で着こなせる。繊細な艶を湛えたブラウンカラーも春には新鮮だ。左:ネイビーのトーン・オン・トーンでペイズリー柄を凝らしたバルカラーコート。凹凸感のあるジャカード織りで高級感があり、目立ちすぎないのでオン・オフ双方で活躍する。鮮やかなトランプ柄シルクライニングで遊び心も。

右:コート¥210,000、スーツ¥360,000、シャツ¥49,000、タイ¥29,000(すべてイザイア/イザイアナポリ 東京ミッドタウン TEL:03・6447・0624) 眼鏡¥43,000(フォーナインズ TEL:03・5797・2249)バッグは私物 左:コート¥270,000、スーツ¥280,000、シャツ¥46,000、タイ¥23,000、ベルト¥46,000(すべてエトロ/エトロ ジャパン TEL:03・3406・2655)


VALSTAR
着まわしやすい絶妙な雰囲気が秀逸
クラシックなブルゾンで名高いブランドが提案する、ベーシックなバルカラーコート。コットンナイロンのポプリン素材を用い、ミディアム丈と相まって軽やかに着こなせる。シンプルでカジュアルダウンしやすい1着といえるだろう。

コート¥63,000(バルスター)、靴¥43,000(ロトゥセ/ともに伊勢丹新宿店TEL:03・3352・1111) ジャケット¥59,000、パンツ¥29,000、セーター¥27,000(すべてチルコロ 1901/トヨダトレーディング プレスルーム TEL:03・5350・5567)

 
ASPESI
着慣れた相棒のような表情が魅力
製品染めに適した新開発のポリエステルナイロン生地により、シーム部のシワ感やヴィンテージテイストの風合いが楽しめるモデル。一枚仕立てでとても軽く、着まわしやすい1着だ。

コート¥69,000(アスペジ/ラガゼッタ 1987 青山店 TEL:03・5468・5330) ポロシャツ¥32,000(グランサッソ/エスディーアイTEL:03・6721・1070) パンツ¥31,000(ジャブス アルキヴィオ/ビームス ハウス 丸の内 TEL:03・5220・8686) 靴¥92,000(サントーニ/伊勢丹新宿店 TEL:03・3352・1111)


HERNO
大人らしさが際立つ端正な面持ち
撥水加工を施したコットンボンディング生地を用い、レーザーカットと随所のシームレス仕様ですっきりとした雰囲気に。ハリのある素材感も相まって、休日も凛々しく大人らしい佇まいを演出してくれる。旬のオリーブカラーも男らしい。

コート¥95,000(ヘルノ/ヘルノ・ジャパン TEL:03・6427・3424) シャツ¥27,000、パンツ¥31,000(ともにカラー ビーコン/カラー TEL:03・6427・6226) スニーカー¥59,000(ピエール アルディ/ピエール アルディ 東京 TEL:03・6712・6809)


DUNHILL

リラックスして着こなせる洗練のモダンクラシック
無駄のないクラシックなカーコートをモダナイズしたモデル。柔軟でハリのあるウールナイロンのダブルフェイス素材を用いており、芯地類を省いたアンコン仕立てにより、軽やかな着心地を堪能できる。ややゆとりのあるシルエットによるリラックスした雰囲気も魅力であり、ジーンズからスーツにまで洒脱に合わせられる。

コート¥380,000、セーター¥60,000、スカーフ¥38,000、ジーンズ¥45,000(すべてダンヒル TEL:03・4335・1755)

ゆとりある身頃を絞って着こなすベルテッドコート

GIORGIO ARMANI
素材とシルエット、細部が生みだす芸術的ドレープ
ガンフラップやフラップポケットなどを装備する本格派のトレンチコートは、ネイビーのキュプラ素材を使用。キャプラならではのなめらかな素材感とゆったりとしたシルエット、さらにベルテッド仕様により、美しい流れるようなドレープ感を堪能できる。一枚仕立てなので非常に軽やかで、羽織るような着心地も秀逸だ。

コート¥380,000、シャツ¥47,000、タイ¥20,000、パンツ¥153,000(すべてジョルジオ アルマーニ/ジョルジオアルマーニ ジャパン TEL:03・6274・7070)

FENDI(右)&RALPH LAUREN PURPLE LABEL(左)
メリハリのあるシルエットが体現する粋な男らしさ

右:シンプルなベルテッド仕様のステンカラーコート。襟のみフェンディのシグネチャーである「FF」ロゴが凝らされており、さり気なく個性を主張できる。またゆったりとしたシルエットになっており、ベルトで絞ることでグラマラスなフォルムを描きだす。左:ミリタリーを出自とするオーセンティックなトレンチコートのディテールをすべて踏襲しつつ、軽快な7 分丈のレングスやスマートなシルエットでモダンにアレンジ。軽量かつやわらかなイタリア製のコットンツイルをはじめ、ボタンや金具類までオールブラックで統一されているのも、都会的な雰囲気を醸(かも)すポイントだ。

右:コート¥344,000、シャツ¥80,000、パンツ¥86,000、サングラス¥50,000(すべてフェンディ/フェンディ ジャパン TEL:03・3514・6187) 左:コート¥287,000、セーター¥172,000、パンツ¥65,000(すべてラルフ ローレン パープル レーベル/ラルフ ローレン TEL:0120・3274・20)


ERMENEGILDO ZEGNA
若々しさと落ち着きを兼備
撥水加工済みコットン素材のシンプルなシングルコートは、深みのあるビキューナカラーが落ち着いたエレガンスを演出。ヒップ丈のミドルレングスなので、春らしく軽やかに羽織れるはず。襟裏やチンストラップにダークブラウンのヌバックレザーがあしらわれ、ラグジュアリーなアクセントに。また襟がやや小ぶりなので立てやすく、颯爽とした若々しい雰囲気を醸しだせる。

コート¥330,000、スーツ¥440,000、シャツ¥39,000、タイ¥23,000、靴¥95,000(すべてエルメネジルド ゼニア/ゼニア カスタマーサービス TEL:03・5114・5300)


STILE LATINO
クラシコモダンで春を実感
クラシックなトレンチコートをコットンリネンデニムで現代的に刷新。三越伊勢丹限定モデルは、あえてタイドアップしドレッシーな着こなしに。

コート¥270,000(スティレ ラティーノ/伊勢丹新宿店 TEL:03・3352・1111) シャツ¥27,000(マリオ ムスカリエッロ/インテレプレ TEL:03・6804・3861) タイ¥15,000(ジエレ/エスディーアイ TEL:03・6721・1070) パンツ¥25,000(ジェルマーノ/バインドピーアール TEL:03・6416・0441) 靴¥157,000(ジェイエムウエストン/ジェイエムウエストン 青山店 TEL:03・6805・1691)


BARBOUR
新鮮なカントリートレンチ
アーカイブモデルを旬のオーバーサイズにアレンジしたトレンチコート「ウィットレイ」。ディテールはクラシックながら、襟まわりにコーデュロイを配することで、上品で落ち着きのあるブリティッシュカントリーテイストに仕上がった。

コート¥59,000(バブアー/バブアー 銀座店 TEL:03・6264・5569) ブルゾン¥33,000(マッキア ジェー/チンクエ ステッレ TEL:03・6721・0970) パンツ¥28,000(ジェルマーノ/バインド ピーアール TEL:03・6416・0441) 靴¥110,000(ジェイエムウエストン/ジェイエムウエストン 青山店 TEL:03・6805・1691)


BALLY
端正ながら個性が引き立つ
トレンドであるオーバーサイズシルエットを採り入れたシングルブレストのトレンチコート。キャメルカラーの生地は、やや厚みのあるナイロンコットンで非常に柔軟であり、ゆとりのあるシルエットと相まって、リラックスした雰囲気で羽織れる。また無駄のないデザインながら、インパクトのあるワイドラペルやポケットのステッチなど、さり気なく個性を演出するディテールがちりばめられている。

コート¥260,000、セーター¥94,000、パンツ¥94,000、スニーカー¥42,000(すべてバリー/バリー銀座店 TEL:03・6264・5471)


Direction=島田 明 Text=竹石安宏(シティライツ) Photograph=滝川一真(人物)、隈田一郎(静物) Styling=久保コウヘイHair & Make-up=MASAYUKI (The VOICE) Cooperation=オーバカナル 銀座