靴下から全身のコーディネイトを考える 人生を愉しむ竜儀 Vol.22 買物手帖 靴下


お洒落は足元からといわれ、靴にこだわる方は沢山います。それも大切ですが、僕は併(あわ)せて靴下にもこだわります。靴と靴下とパンツのバランス。それが重要なんです。

もちろんフォーマルには無地のネイビーか黒の靴下しか履きませんが、カジュアルな時には少し遊びがあったほうがいい。そこで靴下の色や柄がちょこっと出るようにする。そんな風に履きこなしている人を見ると「センスあるなぁ」と感心します。

冒険もできるんですよ。ちょっと派手だけど履いてみようかって。そんなに目立つものではないから気軽に試せるし、靴下から全身のコーディネイトを考えることもあります。

それに靴下探しが結構楽しいんです。1足3000円と聞くと高い!と感じるかもしれませんが、1足あることでお洒落の幅が広がります。気に入った靴下を少しずつ買い足していけばいい。本当に気に入ったものと出会う機会は少なく、まさに一期一会ですが、見つけた瞬間がなおさら嬉しいんです。

中央のストライプはお気に入り。「要(かなめ)になる色が丁度足首に出るんですよ。そのバランスが絶妙。究極の1足で同じものを2足持ってます」(左から)Happy Socks、ALTEA、Happy Socks、Gallo(2足)、BARNEYS NEW YORK(2足)。

靴下というのはライフスタイルのメリハリをつけるには一番効果的だし、流行にとらわれず、気軽に自分の好みの色や柄で選べる。それこそ大人の男性が靴下でお洒落をするなんてとてもチャーミングだと思います。

足元から自分の個性を表現する。それはまさに地に足がついた、お洒落なんです。