老いていく過程も愛おしいHONZ代表 成毛 眞氏


インスパイア取締役ファウンダー・HONZ代表 主人:成毛 眞・愛犬:ピピン

「老いていく過程も愛おしい」


マイクロソフトの社長時代に部下から譲り受けた子犬は、両親がチャンピオン犬というトイ・プードル。『ロード・オブ・ザ・リング』が好きだった奥様が、愛嬌がありイタズラ好きなピピンというキャラクターから名づけたという。

投資コンサルティング会社、インスパイアの創業者で書評サイト「HONZ」代表の成毛 眞氏の仕事場は自宅。「家族みんなにべったり」というピピンも、仕事の邪魔をすることはない。自室にやってきても、鳴くこともなく部屋の前で静かに待っている。

「犬は口がきけないから、どこか痛いのかな、散歩したいのかな、とこちらが気持ちを忖度(そんたく)しなければいけない。子育てにも役に立つと思うんですよ」

そんなピピンも、もう14歳。散歩の時間が減ったり、耳や目の不調を感じるという。

「最近は音が聴こえづらいようで、出迎えの頻度は減りました。それと、ピピンが骨折した際に手術をしましたが、本当に辛そうで。高齢になっての大手術はやめたほうがいいなと痛感しましたね。彼を見ていると、静かに老いていく過程を見つめられる。子供が祖父母から生き方を学ぶように、今の私は犬から『老い』を学んでいます」

Makoto Naruke
1955年北海道生まれ。書評サイト「HONZ」代表も務める。スルガ銀行社外取締役。早稲田大学ビジネススクール客員教授。著書に『面白い本』、『大人げない大人になれ! 』などがある。(ピピン・トイプードル・オス・14歳)

Text=坂口さゆり Photograph=有高唯之

*本記事の内容は17年12月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)