「いつかはクラウン」は今や昔…。国産セダンの王様が挑む戦いとは?【NAVIGOETHE】

「いつかはクラウン」というキャッチコピーも今は昔。ユーザーの平均年齢は 66歳を超え、30〜40代のクルマ好きはドイツ御三家など輸入車に流れてしまう。 「このままではクラウンがなくなる!」という危機感から、開発陣は背水の陣で新型「クラウン」に取り組んだという。

新型「クラウン」が打ち出した3つの策

斜め前方から眺めると、新しいデザインの特徴がよくわかる。どっしりとした風格よりも、流れるように美しいラインを狙っている。「ロイヤル」「アスリート」「マジェスタ」という3つのラインを「クラウン」に一本化して6 月26日に発売。2ℓターボ、2.5ℓと3.5ℓのハイブリッドと、動力源は3種類。¥4,606,200~[税込]

生き残りをかけた戦いで「クラウン」が勝利を収めるために出した策は3つ。まず、デザインを変えた。これまでが肩にパッドの入ったがっしりしたスーツだったとすれば、新型クラウンは細身でエレガントなスーツだ。

次に、走りを変えた。乗ると驚く。自分の手足のように自在に動く操縦性と乗り心地のよさを、高いレベルで両立したのだ。

3つめは、コネクティッド機能を搭載したこと。車載通信機DCMを標準装備することで、「クラウン」はさまざまな情報とつながる。たとえば渋滞情報のアドバイスがすぐに手に入り、オペレーターを通じてホテルやレストランの予約もできる。

1955年に初代がデビューして以来、15代目となる「クラウン」。60年以上の歴史を踏まえつつ、現代のエグゼクティブにふさわしい新たな高級車像にチャレンジしている。ピンチをチャンスに変える挑戦だ。

コネクティッド機能によって、車両のコンディションやドライブ診断などをスマートフォンで確認できる。


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Text=サトータケシ