【京都】1泊100万円で世界文化遺産を体験! あの仁和寺に宿泊できるって知ってた?

平安時代・仁和4年の創建以来、約千年にわたって皇室出身者が門跡を務めた格式高い寺院・仁和寺。総務部長の鴨井智峯氏が語る、荘厳な時間が流れる一夜とは?


国宝や文化財を堪能する

壮大な歴史旅を経験できる宿が、2018年京都に開業した。

世界文化遺産にも登録される仁和寺境内の「松林庵」だ。ここに宿泊すれば、通常は非公開の国宝など文化財を観られ、御殿の一夜を独り占めできる。

毎朝、修行僧が諸堂を巡る勤行が行われる。真摯な姿を見られるのも寺内での宿泊ゆえ。

「歴史ある建築や美術品、修行の一端にも触れていただきたい」と鴨井氏がいうように、例えば午後に仁和寺に到着し、国宝「金堂」や重要文化財「五重塔」の内部を拝観する。

閉門後は、広々とした御殿に客を招いてディナーを愉しんだり、演奏会を催したり。コンシェルジュ的なサービスもあり雅楽や舞の手配も可能。翌朝は朝の勤行に参加し心を静めるなど、寺院ならではの修行体験もできる。

京都三大門のひとつ、国宝の仁王門。金剛力士像がお出迎え。

「松林庵」は、大正時代の町家をリノベーションした和モダンな建物で宿泊は5名まで。

一見、高額だが、千年を遡さかのぼる経験は願ってもかなうものではない。

仁和寺「松林庵」
住所:京都市右京区御室大内33 仁和寺
TEL:075-461-1155
ウエフトホスピタリティ info@weft-hospitality.com


Chihou Kamoi
総本山仁和寺執行。「松林庵」の宿泊体験は日本財団の〝いろはにほん〞プロジェクトの文化プログラムのひとつ。



Text=中井シノブ Photograph=大道雪代