空港やホテルで使う! 覚えておくべき最低限の8つのフレーズ【英語力ゼロレッスン】

35歳・英語力ゼロなのに、会社を辞めていきなり渡英した元編集者。「その英語力でよく来たね(笑)」と日本人含め各国人からお叱りを受けつつ、覚えたフレーズの数々。下手でもいいじゃない、やろうと決めたんだもの。「人のEnglishを笑うな」第44回! 

英語力ゼロでも海外出張をなんとかこなすために覚えるべきフレーズ

英語力がゼロなのに、突然入った海外出張。行きの飛行機の中で必死に単語帳をめくるなんてことはよくあるでしょう。仕事自体はなんとかなっても、ドギマギするのは現地での一人時間。出張先のホテルと空港で、簡単なのに意外と「これなんだっけ?」となりがちな言い回し、単語を以下にまとめました。

1.Complimentary”と書かれた水を飲んでもいいのか

ホテルの部屋に入ると、“Complimentary”と書かれたカードとともに飲み物がおいてあることがあります。私は「無料なのか、そうでないのか」よくわからずそのまま触らないようにしていた時期がありますが、これは「無料」ということです。

それがわかって以来、ベッドサイドにある飲み物は無料なんだと思いこみカードをよく見ないで飲んでいました。しかし一度実は飲んでしまった水に“Complimentary”ではなく“€5”と書かれていたことがあったのです。ホテルの隣のスーパーでまったく同じ水が€1だったので購入、その日のうちにさしかえて飲まなかったことにしました。


2.
Continental breakfast”はbreakfast”とどう違うのか

突然入った出張、数日前にバタバタと適当なwebサイトからホテルを予約したので、朝食がついているかどうか曖昧。そんな時はチェックイン時に

“Is breakfast included?(朝食は含まれていますか?)”

と聞きます。

“Yes it’s a continental breakfast”

と言われて「コンティネンタル朝食とはなんだろう?」と思ったことがありますが、まぁ、朝食はあるらしいと納得はしました。

continental breakfast=簡単な朝食

ということらしく、主にパンとジャム、フルーツなどが用意された簡易ビュッフェスタイルの朝食となります。オムレツや目玉焼きなど火を通したような料理は、基本的にはないそうです。ゲストをお連れするような出張の場合は、温かい朝食があった方がいいかもしれませんので、“continental breakfast”にオプションが付けられるのかどうか、確認した方がいいかもしれません。


3.“confirmation” ホテルで「予約入ってませんが」と言われた時の切り札

ホテルのチェックインは名前を伝えればすぐにできますから、英語力ゼロでも問題はありません。しかし安いホテルだと、日本とは違ってわりと「そんな名前で予約は入っていない」と言われることがよくあります。そんな時は、大抵予約時にもらったEmailを見せるかと思いますが、無言でスマホ画面を押し付けるのもスマートではないので、私はこのように言ってから渡しています。

I have a confirmation, would that help?(確認書がありますが見てもらえますか)


4.“unacceptable” 苦情を丁寧に伝えたい時に

部屋が信じられないほど汚い、水が出ない、など、ホテル側の問題でどうしても部屋を変えてもらいたい時。怒りを伝えるべきだけれど、叫んだりはもちろんしたくない、そんな時には、こう言うと伝わるかもしれません。

I have to say this is unacceptable.(受け入れられる状況ではとてもないんです)

例えばこういう状態です。

My room hasn’t been cleaned. Even I found someone’s hair on the bed. I have to say this is unacceptable.(私の部屋、そうじされてないんです。誰かの髪の毛がベッドにあるんですよ。これは受け入れ難いと言わざるを得ないのですが)

ここまで言えば、部屋を変えてくれるなり、それなりの処置をとってくれるはずです。フォーマルではありますが、かなり強い言い方ですので、ここぞという時に使います。


5.“drop off” 帰りのタクシーで空港まで行く時に

日本からの到着時は、空港を出てタクシーを拾いホテル名を伝えれば、大抵ホテルの入り口まで届けてくれます。しかし帰りは、タクシーの運転手さんに空港のどのターミナルへ行くか伝える必要があります。

Could you drop me off at the terminal 1 building?(ターミナル1ビルで降ろしてくれますか)

「降ろす」は“drop off”で表現します。私はこれがパッと出てこず、“Could you stop at~”と言ってしまい、一旦降りてまた戻りたいのかと思われたこともありました。


6.cabin? Check-in? 帰りの飛行機で、荷物を預ける

飛行機に乗る際には、手荷物と預け荷物を分けますが、なぜか何度飛行機に乗っても私はこの2つの単語が混同してしまいがちです。

cabin baggage=手荷物

Check-in baggage(またはChecked baggage)=預け荷物

英語サイトからエアラインチケット購入する際なども、「cabin baggageが1個までと書いてあるけど、これはどっちだっけ?」とわからなくなってしまうことがよくあります。いい加減覚えたいです。

また“baggage”のことをイギリスでは“luggage”と言い、イギリスの空港では“baggage claim(荷物受け取り場所)”の看板が“luggage claim”となっている場合があります。初めてイギリスに来た時は、この意味がわからず「カバンはどこで拾うんだろう」と少し不安になったことを覚えています。


7.リュックサックは
odd size baggage”へ

規定サイズ以上の荷物や、大きなリュックサックなどは、空港によっては、チェックインカウンターとは別のカウンターから預けなくてはいけません無愛想な係員に“this is an odd size“と言われて荷物を受け取ってもらえなかったことがあり、うろたえましたが、その場合はただ、“odd size baggage”と書かれたカウンターを探してそこに預ければいいだけでした。


8.誰にでもこだわりの席がある aisle seat /window seat

個人的には長時間のフライトは絶対に“aisle seat(通路側の席)”でないと嫌です。トイレが普段から近いので、そのたびに隣の人に謝らなくてはいけないのがすごく苦痛だからです。うっかり“midle seat(真ん中の席)”や“window seat(窓際の席)”になってしまった場合は、フライト前に係員さんに必ずこう確認します。

If it is possible I would like to change my seat, is aisle seat still available?(もし可能なら席を変えたいんです。通路側の席はまだ空いてますか?)

availableは「購入または利用可能な」という形容詞で、空港でもかなり使います。例えばフライトが悪天候でキャンセルになってしまった時。

I really need to be Tokyo day after tomorrow,When is the next available flight?(明後日には東京にどうしてもいないといけないんです。次の利用可能なフライトはいつですか?)

こう言えば「午後は飛ぶかもしれないですね、ふりかえておきましょう」と言ってくれるはずです。


MOMOKO YASUI

ロンドン在住編集・ライター。1983年生まれ。男性ライフスタイル誌、美術誌、映画誌で計13年の編集職を経て2018年渡英。英語のプレスリリースを読むのに膨大な時間がかかって現在、仕事が非効率。  

Illustration=Norio