クルマの魅力を五感で味わい尽くす! 興奮のドライビング体験4選

高級車は、体験を売る商品に変わりつつある。クルマに精通するライター、サトータケシが体験プログラムを紹介する。


性能をフルに発揮して愛車と心を通わせる

クルマの二極化が進むことは間違いない。ひとつの極は移動の道具としてのクルマで、自動運転化やEV化、カーシェアリングが進むはず。もうひとつの極は、造形や走行性能を愛でる趣味のクルマだ。

趣味のクルマで考えなくてはいけないのは、高性能化が進んだことで一般道ではパフォーマンスのごく一部しか味わえなくなったことだ。また、1980年代のF1マシンと同等のパワーを誇る現代の高性能車を楽しむには、相応の技術も必要。というわけで自動車メーカー各社は、インストラクターの指導で運転スキルを上げて愛車のポテンシャルを味わうという、ドライビング体験の充実に熱心だ。

今の時代、いいクルマを持っているだけでは物足りない。性能をフルに発揮して愛車と心を通わせてこそ、所有する意味があるというものだ。


興奮のドライビング体験4選


Audi

現状では、富士スピードウェイで行われている、上級プログラムのタイムトライアルで総合優勝を果たすと、スーパー耐久シリーズというガチのレースに、レーシングマシン「Audi RS3 LMS」で参戦することができる。


Lexus
日本のどこかで数日だけオープンするプレミアムな野外レストラン「DINING OUT」をサポート。クルマをつくるだけでなく、豊かな時間を提供するブランドを目指す。写真は2018年11月に沖縄県南城市で開催されたDINING OUTのひとコマ。


Mercedes-AMG
AMGドライビングアカデミーの上級コース「アドバンスドトレーニング」は、富士スピードウェイなどF1も開催できる国際規格のコースで開催。F1直系の技術を注いだAMG GTなどを、一流の講師について2日間みっちり走りこめる。


Aston Martin
低い速度でドリフトができる雪道は、条件さえ整えば運転上達に格好の場所だ。アストンマーティンは北海道で「On Ice」プログラムを開催。サーキットで運転を学び、高級温泉旅館でのステイや北海道の自然も楽しむ"大人の合宿免許"だ。


Takeshi Sato
自動車文化誌『NAVI』の副編集長を務めた後に独立。現在はフリーランスのライター/エディターとして、雑誌やウェブサイトにて活動する。

Text=サトータケシ