ハワイ人生を謳歌する! 風と波の音に魂を洗われる一生手放したくない家

ハワイを手に入れるには、まずホームを手に入れることから。海派or山派? 一軒家orコンドミニアム? それぞれの選択をした3邸宅を公開! 最後は、稲本邸をご紹介する。

手に入れてからが本当の極楽! 一生手放したくない家

File 3:風と波の音に魂を洗われる一生手放したくない家 ZETTON,INC. CEO 稲本健一 邸

1年のうち半分ほどをハワイで過ごすという稲本健一さん。ハワイに家を持つようになって10年、4回目の引越し先として昨年この場所に移ってきた。ゴールドコーストと呼ばれるダイヤモンドヘッド山麓とビーチに挟まれた場所に立つ、築64年のヴィンテージコンドミニアムだ。

稲本さんお気に入りの景色のひとつが、玄関を出て廊下ごしに見える海。昼間はグリーンやブルー、夕方には金色など表情を変える。

「低層階で落ち着きますし、すぐそこに海がある。トライアスロンのためのトレーニングが目の前の公園でできるのもいい」

このゴールドコーストはワイキキエリアにあるが、喧騒とはかけ離れた静かな場所。窓を開けると、波の音が1日中聞こえる。

「朝、ベッドで波の音を聞いていると、その日の波の様子がわかりますよ」

ベッドルーム。窓を開けるとダイヤモンドヘッドから吹き下りてくる。

ベッドルームには真っ赤なサーフボード、いつでもサーフィンへ出かけられる準備も整っている。さらにこのコンドならではなのは、海が目の前のアットホームな共有テラス。

「住人も少ないのでみんな顔見知りです。ここで椅子に座っておじいさんとビールを飲みながら、ちょっとした会話もしたりします。こんなのどかな場所を東京で探そうとすると、まず大変ですよね」

テレビのないシンプルなこの部屋では読書をする時間を大切にしている。

ダイヤモンドヘッドがすぐ後ろに見えるラナイ。ここで揺られながら読書をしたり仕事の構想を練ることも。「この部屋はできればずっと手放したくないですね」と語るほど稲本さんはこの家を大切にしている。

「東京の家は、いわゆる都会的な場所にありますが、ハワイではこぢんまりと、静かな場所で自分を浄化させたい」

5月末に、ゼットンの会長を退任した稲本さん。その決断も、この風の吹き抜ける家が見守っていたのだろう。

エントランスの奥、パブリックスペースのテラスの目の前は海。住人と語らいながら、海に漂うカヤックやサーファーたちを眺めることもできる。

Kenichi Inamoto
1967年愛知県生まれ。95年ゼットンを設立。2016年会長に就任。名古屋、東京のほか、ハワイにも出店する。今年5月にゼットン会長を退任、ゼットンのアメリカ本部であるZETTON,INC.のCEOに就任。
Date:ダイヤモンドヘッド地区、1LDK、7階建てコンドミニアム3階

Text=今井 恵、堀内章子 Photograph=Kuni Nakai

*本記事の内容は17年6月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)