【特集IR】日本MGMリゾーツ代表が語る、IRの誕生が日本の観光産業に変革を起こす理由

日本における運営権を巡り、熾烈な戦いを繰り広げるオペレーター事業社。日本版IRを実現すべく奔走する各社のトップに今後の展望を聞いた! 一人目は日本MGMリゾーツ代表執行役員 兼 CEOエド・バワーズ氏。

今、日本にIRが必要な理由とは?

IRの誕生が、日本の観光産業に変革を起こす。
日本におけるIRは、綿密な市場調査と計画に基づき適切に開発されれば、観光産業における多くの課題に対して解決策を提示し、ダイナミックに日本の観光を推進していく拠点として成功を収めるでしょう。IR を通じて、日本はより多くの外国人観光客を呼びこむことができ、かつ今まで十分にアピールできていなかった国や地域からの観光客の増加が期待されています。

また、現在「ナイト・タイム・エコノミー」(夜間の大人のエンタテインメントを中心とする市場)のコンテンツとインフラ不足が日本の観光の課題として挙がっています。その点についてもIRならば、ディナーが終わった後の遅い時間帯でも、多彩で魅力的なエンタテインメントをお客様に提供することができます。

IR はヒトからコンテンツにいたるまで、感動と心躍る出合いを提供する場所です。そして、訪れるお客様の世界を拡げる機会を提供する場所でもあると思っています。ぜひ、そんなIRの世界を日本の皆さまにも味わっていただきたいです。


理想の候補地はどこ?

大阪ファースト、大阪オンリー
当社では、大阪におけるIRの実現に注力しています。まだ具体的な内容はお伝えできませんが、エンタテインメントと多彩な体験に満ちた、大阪、関西の魅力を広く世界に向けて発信する世界最高のMICE・エンタテインメントIR をつくりたいと考えています。特にMICEは関西が強みを持つ産業領域の活性化につながると思います。

日本版IRのコンセプトは?

「WOW!」と感嘆の声が上がる体験を
当社が目指すのは、お客様がいまだかつて他のどこでも体験したことがない、「WOW!」と感嘆の声を上げてしまうようなIRです。そのために、大阪や関西の魅力を広く世界に向けて発信できる、MICEやエンタテインメントを有するIRが必要です。それが実現できれば日本の観光産業全体の活性化にもなるはずです。

日本の魅力とは?

日本の豊かな観光資源を巡る旅の入り口を
IRにしかないユニークな滞在体験は多種多様です。しかし、日本には思わず足を延ばして巡りたくなるような豊かな歴史、文化、自然があります。日本で開発されるIRは、その観光地への旅の入り口になるでしょう。地域の観光関連団体や企業と協力関係を築きながら、IR周辺の観光地・観光拠点との互恵的な発展を目指します。  

注力するコンテンツは?

世界有数のMICEとエンタテインメントを
MICEとエンタテインメントが2大柱です。MICEは関西が強みを持つ産業領域をサポートします。また、当社ではラスベガスでのレディー・ガガのレジデンシー公演など、他にはない特別な体験ができるエンタテインメントづくりを長年行ってきました。それは大阪のIRでもお客様を呼びこむ、強力なコンテンツになります。

Ed Bowers
日本MGMリゾーツ 代表執行役員 兼 CEO。1964年イギリス生まれ。ケンブリッジ州のアーサー・アンダーセンにて監査業務を務め、ゲーミング業界の企業の監査を担当。2003年に現会社に入社、開発部門メンバーとして活躍。’14年より現職。


Text=ゲーテWEB編集部