石川遼も! 片山晋呉も! トッププロが使っている最強練習ギアはアマチュアにも最適!

今シーズン、日本ツアーに復帰した石川 遼。ツアー通算31勝、賞金王に5回輝く片山晋呉。 日本ゴルフ界のトップふたりが実は同じ練習器具「フレループ」を愛用してることをご存知だろうか。今回は、その噂のアイテムについて、クラブアナリストのマーク金井さんに聞いた。


ゴルフスイングの神髄を身体で覚えさせてくれる

編集部 「フレループ」という練習器具が、バカ売れしていると聞きまして。ぶっちゃけどこがどれだけスゴいのかを聞きに伺いました。

試合前に「フレループ」を延々と振る石川遼プロ。

金井 テニス、野球、卓球など、道具で球を打つスポーツのなかでもゴルフは群を抜いて難しい。だから同じように道具を使うスポーツよりも、格段に練習器具が溢れているよね。たぶん、200種類以上はあるんじゃないかな。

編集部 ゴルフショップに行くといろんな謳い文句の練習器具があって、何を選んでいいものやら、そこから悩んでしまいます……。

金井 ゴルフはそれくらい、ただボールを打つだけでは正しいスイングが身につかない、ということなんです。ナイスショットとミスショットの差が激しいのも特徴。特に初中級者ほど、そう。でもそれは、ゴルフクラブがどう動いて
いるのかを理解している人が少ないから。まぁ、それは実はプロでも同じなんだけどね。

編集部 プロでもそうなんですね。だったら我々なんて、もっとわかるわけがない……(汗)。

金井 そう(笑)。だから、前置きは長くなったけど、「フレループ」の出番なわけ! これはゴルフスイングで一番大切なことを教えてくれるツール。

「長年、遼クンはイ ンパクト時に左手が浮くのが課題で、去年からスイング改造に着手していた。その試行錯誤中、片山晋呉さんのインスタでフレループの存在を知ったらしく、PRしてる僕に直接連絡が来たというわけ」(金井)。ゆるやかにカーブしたシャフトの先に、丸い球体がついているのが特徴。総重量は525gでドライバーの約2倍弱の重さ。¥15,800(アナライズTEL:03・5294・0160)

編集部 一番大切なことといいますと?

金井 それは、〝左腕の回転〞。これが正しいタイミングでできていないから、アマチュアはもちろん、プロだって苦労しているのよ。

編集部 すいません……。そもそも"左腕の回転”って……。

金井 初中級者だったら、「もっと手首を返せ」「フェースを返せ」などと言われた経験、誰でもあるんじゃない?

編集部 あります! でもそう言われても、どうやればそれができるのか、よくわからなくて……。

金井 頭で"手首を返そう、返そう"と思っても、身体がその動きを知らなかったら、自然になんてできるわけがないよね。でも「フレループ」を振れば、頭ではなく、身体でその感覚を覚えられるの。初中級者ほど、その効果は実感できる。だから売れているんだよ。

編集部 早速、使って練習してみたいと思います!

遼クンのキャディバッグの中でも発見!


「フレループ」を使うと、"フェースを返す(左腕の回転)"感覚が、自然と身につく!

左腕が十分に回転しないまま、インパクトしてしまうので、フェースが開いたままボールに当たる。結果、スライスが出てしまうのだ。これが多くのアマチュアが抱える課題。理想のスイングと比べると、一目瞭然!

初中級者の悪いクセがコレ!

フレループを使って、スイングすると……

グリップをゆるく握って、ゆっくり円を描くように「フレループ」を左右に繰り返し振るだけ。"インパクトゾーンで右手が左手を追い越す‟という、理想の動きができる!

フェースがしっかり返る!


マーク金井
クラブアナリスト。クラブへの豊富な知識とわかりやすい解説、試打レポートでゴルフメディアを中心に大活躍。クラブ設計や練習器具のプロデュースも手がけている。


Direction & Text/一寸木芳枝 Photograph/五十嵐和博