ランボルギーニ「ウルス」は、スーパーカーの超高性能とSUVのユーティリティの高さを兼備 ~NAVIGOETHE

イタリアの両雄、ランボルギーニとフェラーリ。意外に思われるかもしれないが、歴史を振り返ればテクノロジー的にはランボルギーニが先行し、それをフェラーリが追いかけるという展開だった。

最強のスーパー・スポーツ・ユーティリティ・ビーグル(SSUV)

1960年代、高度なDOHCという機構をV型12気筒エンジンに採用したのはランボルギーニが先。12気筒エンジンをF1マシンと同じように運転席の背後に積んだのもランボルギーニのほうが早く、フェラーリが後に続いた。

’60年代からクルマ作りを始めたランボルギーニは、世界中の誰もやっていないことに挑戦する必要があったのだ。その精神は今も変わらない。SUVのスーパーカー、「ウルス」は最高速度が時速305㎞で、砂漠も雪山も縦横無尽に突っ走る。そんなクルマ、見たことない。

650psの4ℓ・V型8 気筒ツインターボエンジンが記録する最高速度は時速305km。¥27,799,200[税込](ランボルギーニ カスタマーセンター70120・988・889)

デザインでも挑発する。ランボルギーニのスーパーカーはこれまでも空を飛びそうな形だったが、このウルスは大気圏をも突破して、そのまま月面を探索できそうだ。内装には贅の限りを尽くしたから、富豪が月旅行へ行く乗り物の趣となっている。

これでスーパーSUVという新カテゴリーが誕生。いつの時代も、ランボルギーニの後に道ができる。

ランボルギーニのテーマである六角形のモチーフが反復して用いられるインテリア。最高級レザーのほか、カーボン、アルミ、ウッドなどの素材を組み合わせ、エキサイティングかつ上質な内装を構成した。

Text=サトータケシ