日本初出店! デンマーク生まれのインテリアショップ「HAY TOKYO」とは?

「DEAN & DELUCA」や「CIBONE」などを展開するウェルカムの代表・横川正紀が注目し、パートナーを結んだデンマークのインテリアプロダクトブランド「HAY(ヘイ)」。今まで国内では「CIBONE」などの一部店舗で取り扱われていたが、その国内初となる店舗「HAY TOKYO(ヘイトウキョウ)」が10月19日、東京・表参道に2019年夏までの期間限定でオープンした。東京らしくアレンジされた超注目のスポットだ。


ファストインテリアでなく、ラグジュアリーインテリアでもない

日本国内で「HAY」の輸入総合代理店を務めるウェルカムの横川正紀氏は「正解を求める店づくりではなく、もっと余白を楽しみたい」と語る。

インテリアショップというと、テーマを決めて展示されるが、横川氏は、決めこまずにその時のそのシーンにあうものを、信頼できるプロたちでつくりあげていく。もっと自由に、もっと柔軟にといった部分を「余白をつくる」と表現し、GYRE B1Fのフロアを広場のような空間として活用していく予定だ。その第1弾が「HAY TOKYO」の期間限定店舗である。

多くのクリエイターやアーティストを輩出し、クリエイティブな国として知られる北欧デンマーク生まれの「HAY」。暮らしのなかに溶けこむデザインのアイテムが揃うのは、デンマークならではのモノ作り哲学を受け継いでいるからこそ。「HAY」がつくりだす空間は、いい意味で力が抜けて、家具屋でありながら、ポップで多彩な雑貨が揃うことで、重々しい雰囲気がない。

そして「HAY」は、今までなかったファストインテリアとラグジュアリーインテリアのちょうど間の価格帯というのもポイントだ。

200坪を超える世界最大規模の店内には、家具や照明、空間を彩るキッチンウェアやインテリアアクセサリー、デコレーションアイテム、ステーショナリーなど幅広い商品をラインナップ。ミラノデザインウィークで発表された新作をはじめ、世界で活躍する多くのデザイナーによるアイテムを手に取れる。ちなみに「HAY TOKYO」は2019年夏までの期間限定オープンだ。

ショップには、「HAY」のオーナーであるロルフ・ヘイ氏とメッテ・ヘイ氏が足繁く通う、コペンハーゲンの人気カフェレストラン「Atelier September」のオーナーシェフ、フレデリック・ビル・ブラーエ氏がプロデュースするカフェも併設される。「HAY TOKYO」で取り扱うキッチン雑貨は、ブラーエ氏がセレクトもしているので、デザイン性だけでなく機能性も兼ね備えたアイテムが揃うのもポイントだ。

また、「HAY TOKYO」ではHAYがセレクトしたアイテムを発信する「WITH HAY」という新しい試みも始動する。これは、HAYの世界観に共鳴するデザイナーやアーティスト、つくり手などさまざまなアーティストとコラボレーションする東京限定の企画。この企画では「HAY」がリスペクトするデザイナーの作品以外にも、アンティーク品や日用品などのアノニマスな商品もセレクトされるという。

なかでも編集部が注目したのは、入り口近くにあるジャングルのような大きな植木。これも「WITH HAY」のひとつで、「叢(くさむら)」という植物屋の店主、小田康平氏が今回のために提案したものだ。「叢」は“いい顔している植物”をコンセプトに、日本中を旅して集めた個性あふれる植物を、その個体の特徴を引きだす器と合わせて提案するという植物店。「HAY TOKYO」のオープンに際して、1個体ずつ生産地を訪れて探しだした一点モノの植物がショップ内に並ぶ。自然のオブジェとなるような存在感のある植物が見つかるはずだ。

家具選びやショッピングだけでなく、個性溢れるアイテムが並ぶクリエイティブながらも親しみやすい空間は、リフレッシュにも最適。併設のカフェにふらっと気軽に立ち寄るのもおすすめだ。


HAY TOKYO
住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE B1F
TEL :03・6427・9173
営業:11:00〜20:00(不定休)


Text=専徒令圭(ゲーテWEB編集部)