ホノルル完走を目指すトライアスロンチームGLT4期生がバイク練習を開始!

ゲーテが主催する超初心者を対象としたトライアスロンチーム、GLT4期生が始動した。最大の目標は、今年5月10日に開催されるホノルルトライアスロンでの完走だ。今季から、スポーツ&ライフスタイルブランド、OAKLEY(オークリー)がチームをサポート。本連載「ROAD TO 2020」 では、その挑戦の日々を追いかける。 第2回となる今回は、4期生初のバイク練習をレポートする。

5月のホノルルトライアスロンへ、2020年初練習

2019年10月に始動したGLT4期生。月に1度のこれまでの練習会では主にランとスイムが行われてきたが、今回は初めてのバイク練習が開催された。

場所は、東京・江戸川区の都立篠崎公園を起点としたサイクリングロード。 このコースは、今季からGLTのコーチに就任したシドニー・アテネ五輪ナショナルチーム・コーチの青山剛氏が普段から使用している練習場所だ。

  「今日は難しいことをやるよりも、とにかくバイクに乗ってみようと思います」と青山コーチ。この日も、前回に続き、北京五輪トライアスロン代表の山本良介選手がサポートとして入り、さらには、元プロサイクリストの中川康二郎さんが参戦した。スポーツ&ライフスタイルブランド、OAKLEYが専属スペシャルサポーターとしてチームを支えてくれているため、豪華コーチ陣とともにホノルルへの道を歩めることができる。それがGLTの最大の魅力ともいえる。

集合場所の都立篠崎公園でレクチャーする青山コーチ(右)
北京五輪トライアスロン代表の山本良介選手
  元プロサイクリストの中川康二郎さん  

練習会では、毎回トレーニングに入る前に入念にストレッチが行われる。ラン、スイム、バイクという3つの運動に合わせた青山コーチ直伝の準備運動を教えてもらえることもGLTの強みである。月1回の練習会の合間にどれだけ計画的に自己トレーニングを積めるかに懸かっている。そうした時に、青山メソッドは効果を放つのである。  

ストレッチを終えた後には、バイク練習に合ったウェアやシューズの選び方、そして、オークリー製のヘルメットの被り方、サングラスのかけ方、グローブのつけ方まで指導。さらには、バイクの乗り方、心構え、そしてレース中に起きたアクシデントの対処方法など事細かにレクチャーが行われた。

まさに、GLTは"基礎から学ぶトライアスロン"が実践されているチームなのだ。  

バイク練習前には、青山コーチ直伝のストレッチ
ロードバイクブランドcervélo(サーヴェロ)がバイクを持っていないメンバーのために練習場でレンタル。トレーニング後は、試乗会も行われた。
バイクに乗る前には、ウェアやシューズ選びなど基本的なこともレクチャーされた。

青山コーチからの説明が一通り終わると、4期生一行は江戸川の土手へ移動。元プロサイクリストの中川康二郎さんを先頭に1周約6キロのロード練習がスタートした。

「フォームやハンドル操作を学ぶ日ではなくて、サッカーボールを買い与えられた子供だと思ってください。その子供に対していきなりボールを触る前からインサイドキックとかそういう話ではなく、とにかくボールで遊んでみてというのが今日の趣旨です」 

練習の合間に青山コーチがメンバーに呼びかけたように、 この日はあくまでもバイクを体験する日。経営者などビジネスパーソンが中心のトライアスロン初心者集団に対して求めたのは、「仕事に支障をきたさないようにケガをしないように。落車禁止ですよ!」と、とにかく安全第一の基礎トレーニングだった。

トレーニングを終えた後、山本選手がこう語りかけた。

「自転車に乗るときは、とにかく周りに優しく自分に厳しく。周りへの配慮ができるようになってください。どうしてもいっぱいいっぱいになると、視野が狭くなるんですけど、いろんな人に目が配れるように、常に余裕をもってください。そうすると事故が防げたりすると思います。まずは安全を確保してもらって、愉しく乗るぐらいになってください」

トライアスロンは、基礎から学んで安全に取り組むことによって、はじめて愉しむことができる。一線級のコーチ陣による、そうした哲学が大いに植え付けられた有意義な日となった。

次回は2月9日にスイム練習が行われ、3月には1泊2日の合宿も開催予定。ホノルル完走へ、GLTメンバーの顔つきも変わってきた。

Text=ゲーテWEB編集部 Photograph=石井文仁