前澤友作がムーンショットを決める⁉ ゴルフ界に進出したZOZOの新たな戦略とは?

ZOZOは11月20日、ゴルフ界最高峰のツアートーナメント「PGA TOUR」とスポンサー契約し、2019年秋に国内初となるPGAツアー「ZOZO CHAMPIONSHIP」を開催することを発表した。ファッションとテクノロジーを武器にゴルフ界に進出したZOZOの新たな戦略とは?


2019年千葉・習志野で「ZOZO CHAMPIONSHIP」開催!

JGTOの青木 功会長、アメリカで活躍する松山英樹選手らとともに会見に臨んだZOZO代表取締役社長・前澤友作氏は「日本初のPGAツアー、しかもレギュラーツアーを開催できる。しかもZOZOの本拠地である千葉でできる。大変感動しています」と、興奮気味に語った。

ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZOが、ゴルフ界最高峰のツアートーナメントの運営団体「PGA TOUR」とスポンサー契約を結んだ。これによって、国内初となるPGAツアートーナメントが2019年秋に開催されることになった。

ちなみに「PGA TOUR」とは50年もの間にわたって、世界中で開催されているゴルフ界最高峰のゴルフツアートーナメントを運営している団体および、この団体が運営するツアートーナメントのこと。世界のトッププレイヤーが集まる世界一のトーナメントとして知られ、日本からは今シーズン、松山英樹選手と小平智選手が参加した。

PGAのすごさはその視聴率からもわかる。PGAツアートーナメントは226の国と地域において23ヵ国で放送され、その視聴率は1億世帯にものぼる。また、全試合が非営利目的で開催されており、チャリティへの貢献を目的としている。2017年では全ツアーのチャリティ総額は1億8000万ドル、これまでのチャリティ総額は26.5億ドルだという。

「ZOZO CHAMPIONSHIP」は、PGAトーナメントの1試合として、2019年10月24日~27日に開催される。国内初となるPGAトーナメントが開かれるゴルフ場はZOZOの本拠地、千葉にある「アコーディアゴルフ 習志野カントリークラブ」を予定しており、賞金総額は国内ゴルフ史上最高額の日本円で約11億円(優勝賞金2億円)となる。

これまでもさまざまなスポーツのスポンサーを務めてきた前澤氏だが、なぜこのタイミングでゴルフなのか。

もちろん、ZOZOの世界的な認知度向上という意味では十分だ。

さらに、10年ほど前から、プレイヤーとして観戦者としてもゴルフに魅了されてきたという前澤氏。ゴルフ歴10年、ピーク時はハンデ5、いま少しサボって9か10くらいという腕前の持ち主で、海外ツアーを観戦しに行くほどのゴルフ好きだ。

そして、ゴルフとZOZOは似ている部分があるという。

「今年で創業20周年を迎えるZOZOは、今年度より自らがデザイン・製造・販売を手がけるファッションブランド、ZOZOをスタートしました。体型計測技術を用い、あらゆる人の体型にフィットした洋服をつくり、届けるのがコンセプトです。

ゴルフが国籍や性別、体型の違いを越えて世界中の人々を熱狂させて繋いでくれるように、私たちのブランド、ZOZOも大きい小さい、長い短い、そうした体型の違いを越えて、世界中の人々に愛されるブランドに育てていきたいと思っています」

それが、前澤氏の想いだ。

「ファッショナブルに、テクノロジーを使って世界的にも見たことないような大会にしたい。ムーンショットを打つつもりで頑張っていきます」

日本のゴルフ史に一石を投じる挑戦から目が離せない!


Text=専徒令圭(ゲーテWEB編集部)