コーディネートを格上げする、ビジネスでの靴と鞄の超絶合わせ技4

靴と鞄は足元と手元、つまり装いの先端にある。だからこそ目につくのだが、 双方の素材やデザイン、テイストなどをリンクさせることにより、 互いを補完し合うばかりか、間にある装い全体をも引き立てる効果があるのだ。 そんな計算された靴&鞄の合わせ技を、着こなし別に紹介しよう。 

スーツ & ジャケパン

靴と鞄の合わせ技が最も効果的といえるのがビジネススーツ。控えめなスーツに代わって主張を込めた足元と手元で個性を演出したい。また、スーツに比べ、コーディネイトの自由度が高いジャケパンスタイル。靴と鞄の選択の幅も広く、個性的な合わせ技で差をつけるのが正解だ。

英国気質を極めた凛とした美しさで誠実感を纏う
黒革のチェルシーブーツにワンハンドルのブリーフケース。これほど凛々しく、誠実さを演出できる組み合わせはないだろう。ブーツはノーザンプトンの職人がハンドペイントで仕上げた、息を飲むほどの美しさを堪能できる。英国の伝統的スタイルをコンテンポラリーに昇華するレザーコレクション「デューク」のブリーフは、使うたび美しい艶を帯びる極上レザー製で、まさに生涯愛せる相棒だ。

ブーツ[限定店舗展開]¥210,000、バッグ[H31×W43 ×D5cm]¥372,000、スーツ¥340,000、シャツ¥31,000、タイ¥21,000(すべてダ ンヒルTEL:03・4335・1755) その他はスタイリスト私物


スーツに個性を添えるエレガントなインパクト

仕事上でも相手の印象に残りたい時はある。だが、スーツで個性を演出するのは難しい。その点、美しいシボと今季の新色である深いオレンジが高級感を醸すクラッチバッグなら、ビジネスの範疇でエレガントにインパクトを与えられる。ビット代わりにアンティーク仕上げのチェーンを凝らし、さり気なく個性を主張するビンテージテイストのローファーがベストマッチだ。

靴 ¥110,000、バッグ[H26.5×W38×D2cm]¥160,000、ジャケット¥480,000、パ ンツ¥140,000、シャツ¥82,000、タイ¥30,000、チーフ¥22,000、ベルト参考商 品(すべてトム フォード/トム フォード ジャパンTEL03・5466・1123)


こなれた抜け感が洒脱に見えるビンテージテイスト
ビンテージ調のこなれた風合いは、親しみやすさや洒脱巧者な印象を醸しだす。ウォッシュドカーフスエードを用い、職人がビンテージ調に仕上げた靴は、ジャケパンにビンテージテイストを添えるには最適だ。ナチュラルな表情とムラ感を湛たたえ、丈夫で柔軟性も備える撥水加工済みのバッファローレザーを用いたダッフルバッグも、アンティークのような風合いになっている。

靴¥145,000、バッグ[H35×W53×D19cm]¥540,000、ジャケット¥360,000、ニ ット¥72,000、シャツ¥79,000、チーフ¥20,000、パンツ¥92,000(すべてブルネ ロ クチネリ/ブルネロ クチネリ ジャパンTEL03・5276・8300)


淡色レザーで表現する軽やかなラグジュアリー
ジャケパンの軽快感はライトトーンの靴と鞄でも引き立てられる。ただしキャメルカラーのレザーブリーフやグレーグラデーションのダブルモンクシューズなど、軽くなりすぎない上質レザー製が鉄則だ。

靴¥120,000(サントー ニ/リエートTEL03・5413・5333) バッグ[H28×W38×D4cm]¥135,000[ 6 月 上旬発売予定](フェリージ/フェリージ 青山店TEL03・3498・6912) ジャケッ ト¥235,000、タイ¥29,000、チーフ¥14,000(すべてイザイア/エスディーアイ 103・6721・1070) シャツ¥33,000(ルイジ ボレッリ/バインド ピーアール1 03・6416・0441) パンツ¥34,000(ジーティーアー/八木通商TEL03・6809・2183)

Text=竹石安宏(シティライツ) Photograph=谷田政史、隈田一郎[SHOES&BAGS] Styling=石川英治(T.R.S) Hair & Make-up=竹井 温(&’s management)