英国の伝統柄グレンチェックのスーツをストリートっぽくに着こなす

ブルネロ クチネリのスーツはリネン×ウール×シルクの上質な生地に、ボタンは水牛角の希少部位を使用。ドレッシーなダブルブレステッドに、フロントボタンの左右幅を狭め、カジュアルを演出する。


現代のテディボーイズへ

英国の伝統柄グレンチェックは、プリンス・オブ・ウェールズとも呼ばれる。理由は、英国皇太子のウェールズ公(後のエドワード7世)が愛用したため。希代の洒落者で知られ、ラバーソールやパンツのロールアップも考案したといわれる。そしてエドワードの愛称であるテディの名で庶民からも親しまれた。

テディが今もファッションアイコンとして輝くのは、本人が好んだエドワーディアンスタイルが’50年代にストリートファッションとして復活したからだ。そしてそれを着こんだ当時の若者たちは"テディボーイズ"と呼ばれたのである。

パンクの原点ともなった反骨心をこのスーツも宿しているのかもしれない。気品あるグレンチェックは、超軽量でシワになりにくく、躍動感に溢れる。テディだって羨むだろう。

スーツ¥620,000、シャツ¥98,000、Tシャツ¥36,000、チーフ¥24,000、スニーカー¥110,000(すべてブルネロ クチネリ/ブルネロ クチネリ ジャパンREL:03·5276·8300)


Direction=島田 明 Text=柴田 充 Photograph=前田 晃 Styling=久保コウヘイ Hair & Make-up=MASAYUKI(The VOICE)