写真家 鈴木 心が時代を感じ取るために乗るBMW i3


写真家 鈴木 心 / BMW i3

i3のエンジニアたちと同じスピードで時代を走りたい

 福島県出身の写真家、鈴木心さんは、2011年の震災を機に仕事やクルマに対する考え方が変わったと話す。

 「現在という断面で人間を見るのではなく、今まで、という地層を知ることで、これから、が見えることに気づきました」

 仕事では写真家志望の若手の支援を始め、旧来のスポーツカーへの憧れは次世代への挑戦であるEVへの関心に変わった。

 「もはや非効率なエンジンメカニズムへのロマンティシズムより、効率化が迫られるバッテリーとモーターの組み合わせに衝撃を受けました。アクセルペダルでの減速操作や速度計のディスプレー、カーボンボディーの剛性ゆえの観音扉など、i3は開発者たちの未来を創造する気合いに満ちた珍しいクルマです」

 月に2000kmは走るため、クルマは仕事の相棒でもある。

 「コミューターでは積める荷物が限られるので、載せられない機材は処分しました(笑)。ライフスタイルにではなく、生活をi3に合わせました」

 BMW i3との暮らしは、歴史の転換期に立ち会っているのと同義だと話す鈴木さん。

 「モノ作りをする身として、i3の開発者たちに負けないスピードで時代を走りたい」

 クリエイターらしい発言だ。

抵抗が少ないのにグリップする専用タイヤはブリヂストンが開発したもの。
天然なめし加工レザーと再生可能な素材が組み合わされたインテリア。
インテリアにはケナフなどの天然素材や再生可能なプラスティックを使用。
死ぬまでに乗りたいクルマ
●BMW i8
●メルセデス・ベンツSLRマクラーレン
●レクサスLFA
i8はタイムスリップしてきた未来のクルマ。SLRとLFAは平凡な人間には性能を引きだすことができない、勇者の剣のような神聖な領域を感じるそう。
Shin Suzuki
1980年福島生まれ。JR、ANA、ユニクロ、レクサス CTの広告ほか、多くの媒体での写真撮影と同時に自身の作品制作も継続的に行っている。

Text=サトータケシ Photograph=神藤 剛

*本記事の内容は14年10月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)